『滞納の税金を振り込んで』
ニセ都税職員に注意
都税職員を装い、個人情報を聞き出そうとしたり、銀行口座に金を振り込ませようとしたりする電話が今年四月から今月十三日までに、都内で三十四件あった。昨年同期の十一件に比べて約三倍に増えており、都主税局は「不審に思ったら都税事務所に連絡をしてほしい」と呼びかけている。
三十二件は個人情報を聞き出そうとしたものだったが、一件は「滞納した税金を銀行口座に振り込んでほしい」という新しい手口。
北区の三十代の男性は先月二十五日、北都税事務所職員を名乗る男から電話で「滞納税金を納めないと年金の支払いをストップする」と支払いを求められた。かけてきた電話番号が携帯電話のもので、男性が同事務所に問い合わせ、偽りの電話と分かった。
残りの一件は、荒川都税事務所職員を名乗る女性から。荒川区の商店に今月十日、「税の還付金が発生している。代わりに申請する」と電話がかかったが、問い詰めたところ途中で電話は切られた。口調が外国人のようだったという。
(以上、抜粋終わり)
怪しいと思ったら、電話番号を電話帳などで調べた上で電話をかけ直しましょう。これからも、電話を使った詐欺は新たな形で出てくることが予想されますので・・・。なお、警視庁では「振り込め詐欺」の実例をこちらのページから聞くことができますので、参考までにどうぞ。




