2006年08月18日

日章旗返還の打ち合わせ

 6月26日の記事やその記事中のリンク先(こちらに経緯を書きました)に書いたように、米国で発見された日章旗の寄せ書き(英霊がフィリピン・ルソン島へ出征時に体にたすきがけにしていたもの)を日本のご遺族に返還する目途が立ちつつあり、その打合せをするために福島県いわき市でご遺族とお会いしてお話をして参りました。ご遺族と小坂、米国での日章旗を持っている方のお知り合い(来日中)で会って、様々な縁でこうして返還に道筋がついたことに感慨を感じながら、お互いの考えを出し合いました。
 詳細はお書きできませんが、今年中にいわき市にある英霊の菩提寺にて日章旗を返還し読経供養をしていただく方向となり、地元の遺族会とも相談しながら準備を進めていくこととしました。
 いわき市こちらのページに出ているような海の美しい街です。と言っても観光に来たわけではありませんので、英霊のお墓に参らせていただき、菩提寺で話をしたり、ご遺族の自宅に移動する際に車窓から見ただけですが・・・。いつか、ゆっくりと時間をとって訪問したいと感じる街でした。

 小高い岡に立つ戦没者の慰霊碑(靖国の塔)も訪れ、今回のことをご報告して参りました。慰霊碑には日章旗を持って出征された英霊の名前が書かれていました。自宅においては英霊やご家族の様々な記録、写真を見せていただきながらエピソードを聞かせていただいたり・・・。とても時間が流れるのが早く、後ろ髪を引かれながら帰りの特急に飛び乗り、一路荒川区へ。この返還が一人でも多くの方が歴史を省みる気持ちを持ち、また日米友好に寄与することになればと願っております。

small_ribon.gif日章旗の返還には大きな意義が有る、と考える方はこちらを押してください。
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 大東亜戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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