★盗難のリスクも織り込み、覚悟しながらもAEDの外壁への設置を。
AEDについてはこちらをご覧ください。
★選挙公報のネット公開を荒川区でも。
(8月22日のブログ記事を参考にご覧下さい)
そのやり取りを以下、ご報告致します。
(小坂からの質疑と答弁)
1.盗難のリスクも織り込み、覚悟しながら、AED設置を前提とした区施設の設計を
小坂:区施設に設置されたAEDは盗難保険に入っているのか?入ることはできないのか?
防災課長:区に設置されているAEDは現状では盗難保険には入っていない。物品の盗難保険をつけることは可能。
小坂:多くの自治体でAEDに関わる課題は、施設が閉まっている時間は使えないこと。
一部のコンビニなどで24時間使える形で設置してもらっていることは承知しているが、救える命を護る為に、その現状よりも一歩踏み出して、「盗難されるリスクをある程度覚悟しつつ、建物の中ではなく、施設が閉まっていても必要に応じて誰でも自由に使える形でケースに入れて屋外の壁面等に設置をする」形にしてはどうか?いくつか区の施設で可能なところから試しに屋外に置いてみてはどうでしょうか?その上で屋外への設置を拡大していくべきと考えるが如何か?
防災課長:確かに街中を見ると、建物の外側の壁面に設置してあるAEDも拝見することが有る。AEDを24時間使えるようにすることは必要である。そうした意味でAEDに関して取りまとめをする部署として、施設を管理する各部署と協議を行い、全庁的に施設管理者を交えて検討していきたい。
小坂:AEDは設置場所の温度変化が激しいと動作に問題が出る可能性が有るのも、屋外に置くことが難しい理由ともなっています。モデルケースとして屋外に置く際はそうした影響が少ない場所から進めて欲しいとお願いすると同時に、区の施設の建設全般に関連して聞く。
ふれあい館などをはじめ、これから区施設を新たに建設する際に、設計の段階から、屋外の壁にAEDの収納ケースを埋め込む前提で設置場所を明確に確保してはどうか。
誰でも外側から自由に使える場所であると同時に、設計の段階から、直射日光が当たらない、風雨にもさらされない、湿気もこもりにくい形、適性な温度も保て、建物管理の為の防犯カメラの撮影範囲に入る場所とする。AEDの設置をベストの場所でできるように設計を行い、屋外設置でも適正に使えるようにしてはどうか?
そのようなAEDを外側に設置をする前提で建物の設計を行い、盗難を防ぎつつ、いざという時に命を守れるAEDの適正な屋外への設置を進めていくべきでは?
区民生活部長:AEDの使用が必要な、いざという時に活用できるように必要な措置をとっておくことは重要。指摘のようにAEDの性能を担保しつつ、どのように指摘された点が取り入れられるか検討をしていきたい。
小坂:特に、消防団分団本部を併設するふれあい館などは、消防団とふれあい館とで共にすぐ使える状態にすることが重要であり、そうした面に力を入れて欲しい。
また、設置の際は壁面にAEDの存在を大きく示すと同時に、使い方も目立つ形でパネルを貼っておき、日頃そこを通行する方が立ち止まって読んだり、いざという時にすぐに使い方を読めるようにしておくような工夫も併せてお願いをする。
2.選挙公報のネット公開を荒川区でも
小坂:以前、都選管に法的に問題が無いことを確認した上で、選挙公報をインターネットで公開するように求めたことがあるが、今年の夏の地方選挙で全国初でインターネットで選挙公報を公開した事例が有るが確認しているか?
選管事務局長:選挙公報については、国の見解では法的に問題無いが、HPへの掲載については、偽造等の危険性も考えられ、国の見解ではできないと聞いていた。しかし、東北3県については被災地から全国へ有権者が避難している選挙ということで、国からの通知で選挙の情報を広く知らせるように、検討をして対応をするように求め、実施した自治体が有った。
小坂:仙台市の市議選などで選挙公報のネット公開が行われた。現在、東北3県だけでなく、他の自治体における選挙においても選挙公報のHP公開はできると理解している。
私は公職選挙法という悪法によって、充分な広報活動が制限され、かつ、有害な活動は野放しになっている現状に強い憤りを感じている1人だが、法改正が未だなされない以上、この法律の範囲内で、各候補の見解を知る機会を許される限り増やすべきと考える。コストもかからず、既に有る選挙公報の原稿のネットでの公開は決断さえすれば実現可能ですから、是非、都内では荒川区がいち早く実現に名乗りを上げるべきだと考えます。早期に結論を出し、実施をするということを発表してはどうか?
選管事務局長:被災3県に限らず、可能なものと考えている。都においても市町村において実施についての、検討が行われている。一定の基準が示される中で検討して決めていきたい
小坂:23区の選管担当者の集まりの際にもこうした点について意見交換や議論をし、23区全体でも進めていく機運を高めていくことも必要だと考えるが、どうか?
(以上、小坂からの質疑と答弁でした)
昼食の後、ムーブ町屋で「頑張れ日本!全国行動委員会」の「荒川支部」の設立大会の会場予約手続きの後、駅前を歩いていたら、拉致問題のブルーリボンをつけている方がいました。様々な集会でブルーリボンをつけている方とはよく会いますが、そうした場と無関係な時に、つけている方とすれ違い、とても心強い気持ちになりました。
街中で多くの方がブルーリボンを着けているような日本になれば、日本の主権を守ろうとする政治家も増えて、解決への道も近づいてくるのではないかと思いました。
AEDが盗難される可能性があっても、命を救うためのAED設置である原点に基づき、公共施設の外側に設置をすべき、考える方はこちらの2つのボタンを押してください。