(小坂からの挨拶)
多くの弁士より、台湾国と日本の絆、支那共産党が後ろで糸を引く国民党の恐ろしさについて、話が有ったことと思います。私事になりますが、学生時代の20年前に半月程、台湾国を貧乏旅行をした際、台湾本島の隣にある小さな島「蘭嶼島」という島に行きました。台湾は漢民族と共に、十数もの民族が共存している国であり、蘭嶼島には、その中でも台湾国の中で最小の民族、ヤミ(タオ)族が住んでいる島です。現地で知り合ったヤミ族の元酋長は日本統治時代の教育を受けた方で、日本語で会話をしたのですが、とても仲良くなって自宅に二泊三日泊めていただいたことが有ります。
その際に聞いて驚いた話が有りました。「戦争が終わって国民党政府になってから、ひどいことばかりだ。日本の統治時代は良かった。こんなに素晴らしい警察官がいて、お世話になった。当時日本の歌を教わった。歌うので聞いてくれ。日本統治時代が懐かしい」と兎に角嬉しそうに日本統治時代を話されたのです。
当時、19才の私は京都で子供時代を過ごし、日教組教育を受けていたので、「日本は台湾で悪いことをして来た筈、恨まれている筈」と考えていた為に、現地で有った方からの話を聞いてとても驚きました。それが、私が受けた「自虐史観」の洗脳から解き放たれるきっかけとなりました。
そして、現地で知り合ったヤミ族の関連で様々なことを調べると、国民党政府が行ってきた民族抹殺政策が明らかになりました。少数民族のアイデンティティーを否定し言葉の使用を禁止し、土地も国有化して奪い、少数民族の文化基盤を破壊し続けてきました。いずれも、日本統治時代(ヤミ族の文化をしっかりと守った)には行っていなかったことであるのは言うまでも有りません。
そうした人道への犯罪を止めさせ、少数民族を救ったのが李登輝元総統です。そして、民進党政権は政府内にも原住民委員会が作られ有線放送にも原住民チャンネルができ、学校では民族の教育も始まり原住民の権利にも光が当てられるようになりました。
このように国民党政権の長年の全体主義的体質と民進党や李登輝元総統とは体質が異なるのです。
そして民進党や李登輝元総統が台湾の少数民族、高砂族に対してとった姿勢は、日本が統治時代に我々の先人がとっていた「少数民族の文化尊重」の姿勢と重なる訳です。日本と台湾国の国防や国益の観点と同時に、こうした点からも我々日本人は民進党の自主独立、民族尊重の姿勢を支援し、連携していくべきであると申し上げ、挨拶といたします。
(以上、当日省略した部分も含めて小坂のスピーチの概要です。)
集会には寒い中にも関わらず、多くの同志が集い、登壇をされていました。集会終了後、NHK前での街宣を経て、台湾支持の同志との懇親会へ。
その夜に開票が行われた台湾の総統選挙では、支那共産党にべったりの馬英九氏(現総統)が当選確実と伝えられる中、そうしたことにひるまず、台湾国と日本の絆を更に強めて行こうと励まし合い、台湾の人達へ贈る動画もその場で撮影しました。
想いを共有していただくべく、多くの方に「台湾は日本の生命線!」のブログを読んでいただければと思っております。



