2日の夜は、大盛況であったトークイベント(古谷経衡氏主催)会場(阿佐ヶ谷)から新宿駅前へ移動し、午前0:15発車の夜行バスで仙台市へ。
早朝に仙台駅前に到着し、昼過ぎまではカフェでパソコン作業や当日夜の「林英臣政経塾 東北講座」の初回の現場打ち合わせなど。
その後、林英臣塾長と新村和弘塾頭と共に東日本大震災の被災現場の訪問へ。案内してくれたのは、津波被害地域への支援活動をしていて、昨年、宮城県議選に挑戦をした渡辺勝幸塾生。
写真はかつての海沿いの住宅地。ことごとく津波で流されています。
仙台市では海岸で臨時設置された瓦礫焼却場がフル稼働していました。
現在、居住が制限されている地域ですが・・・。
美しい松林、砂浜、海・・・。海水浴で夏は賑わっていた砂浜の入り口に慰霊碑が。一つ一つの供え物には、故人への想いがこめられたものばかり・・・。
被災した仙台市立荒浜小学校。海岸部を走る時はラジオを必ず流して地震速報に備えます。午前中にも余震が有ったそうです。
震災後、仙台市立荒浜小学校の屋上で救助を待つ児童達の写真が、仙台市の被災資料に・・・。震災直後、「親が迎えに来るように」との連絡が有り、急いで迎えに来て下校した児童の中には、移動中に津波に流されてしまったケースがかなりあったとのことです。仕事や距離の関係で親が迎えにこられなかった児童は学校に残り、屋上に避難し、命を失わずに済んだそうです。
その後、名取市閖上も訪問。海岸部に並ぶ住宅の跡を見る度に、一軒、一軒に悲しい出来事があったかと思うと胸が締め付けられました・・・。
こちらは仙台市内の仮設住宅を敷地外から。住宅街の中のグランドに建設されていました。
大変厳しい状況が続いていますが、日本人の故郷である東北を日本全体で支えて行かねばと改めて決意。
大変足早な訪問の後、夜は仙台市のホテル二見で「林英臣政経塾」として初めて東北講座単独での例会。小坂が講座長として運営をお手伝いさせていただいております。7人の塾生から「人生における種・根っこ・幹・枝」に当る「原点・大局・本気・徹底」を発表してもらい、先輩や林英臣塾長からの指導を受けます。
その後の振り返りの討論などを日付がかわる直前まで行い、その後も全国から集まった志士が明け方まで語り、激論するのがいつもの流れですが、とりわけ、東北講座初回ということで熱かった気がします。
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