2012年02月27日

「自虐教育・教科書による児童虐待は止めよ!」予算特別委員会総括質疑

 今日から荒川区議会予算特別委員会開始。

 初日はまず、各会派からの総括質疑。議員の所属人数×3分32秒の持ち時間で答弁も含めてという形なので、小坂の1人会派「日本創新党」は3分32秒で大局観に基づいて「学校における自虐教育という児童虐待」について具体的な指摘をしました。

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 昨日お会いした西村幸祐氏から贈呈をいただきました著書「教科書は「天皇」と「自衛隊」をどう教えているか 中学歴史・公民教科書総点検」はこうした自虐教科書の惨状について、とても参考になる書籍で、質問の絞り込みにおいて使わせていただきました。
 
 荒川区の小中学校で使っている歴史・公民・社会科教科書は全て東京書籍です。

 時間が足りず質問文に入れておりませんが、公民教科書において「東アジアでEUのような共同体を構築するという東アジア共同体の構築を打ち出した」というように、ただの幻想を国の方針の如く書く誘導表現など、異常な記述だらけです。

 世界で一番長い歴史を持つ日本国の縦糸の素晴らしさを伝えず、子供達に「自虐史観」という猛毒を注入する教育委員会による児童虐待を止めさせるべく、今後もあらゆる場で問題提起をしていきます。

 それにしても、中国や朝鮮半島にひたすら媚を売り、私達の祖先に濡れ衣を着せて平然としている教育委員会は恥を知るべきです。

 教育部長の答弁は本質を踏まえない実に形式的なものですが、この酷い教育の実態を広く知っていただき、是正への声を挙げて行くことが不可欠だと改めて決意をしたところです。

 今日の小坂からの質問について、以下の通り御報告すると同時に、文中に関連リンクを貼りましたので、是非ご覧いただければ幸いです。

 尚、予算特別委員会における各会派の質疑については、荒川ケーブルテレビにおいて、一週間、一日二回、合計で十四回、以下の日程で放送されます。2時間の枠の中で最後の10分間あたりを見ていただければ小坂の質疑を見ることができますので、是非、ご覧下さい。
 平成24年3月12日(月)〜18日(日)
  午前9時〜11時 午後6時〜8時


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 写真は予算特別委員会の部屋の入口にて。
 
 写真の表の通り、予算特別委員会の項目別質疑は議員一人当たり持ち時間は50分間(答弁を含む)。

 3月9日まで連日続く委員会でこの持ち時間(=自由に配分して質疑可能)を最大限活用して、必要な問題提起をして参ります。

(以下、本日の予算特別委員会での小坂の総括質疑です)

 荒川区の中学校で使用している歴史教科書、これはひどいです。

 「南京大虐殺などは中国国民党の政治宣伝であり写真はことごとく捏造だということが証明されており、米国の東京・広島・長崎大虐殺や中国の国共内戦による虐殺の責任逃れの為の作られた嘘の歴史であるのは明らか」なのに「南京大虐殺として国際的に批難された」と記載。

 「沖縄での集団自決は自発的なものであり、日本軍はそれを禁止する命令すら出していたことが証明されている」のに「沖縄で日本軍によって集団自決に追い込まれた」と嘘を記載。

 日本民族が語り継いできた神話については6行しか書かず、皇室についての体系だった説明は全くないのに、部落差別のような枝葉については詳細に2ページ余り裂いて記載。菅原道真、二宮金次郎、新井白石、高杉晋作、勝海舟についての記載はゼロ。

 日露戦争を勝利に導き世界史の流れを変えた東郷平八郎元帥の名前も無ければ、その勝利が白人支配の世界体制へ有色人種が正面から挑んで勝利し、世界中の有色人種を勇気づけ民族自決運動を促進することになった事実も書かず。

 一方で豊臣秀吉の朝鮮討伐の際の朝鮮軍の李舜臣については銅像の写真と詳しい説明を記載。一体、どこの国の教科書なのでしょうか?

 公民の教科書を見てみましょう。外国人参政権など世界の特殊な地域でしか存在せず、日本の国益を損ねることが明らかなのに、「一定の条件のもとで外国人にも地方選挙権を認めようとする意見が主張されるようになっている」と記載、生徒を非常識に誘導しようとしています。

 小学校の社会科教科書では、4ページに渡って中国の説明があるのに、明るく躍進する素晴らしい国の印象の文章のみ。

 中国によって血塗られた植民地支配が現在進行形で続いているチベット国や東トルキスタン国での民族抹殺について全く触れず。

 台湾国まで中国領として扱う地図まで掲載する嘘つきぶり。先程述べたような「日本を悪者にし続ける記載」とは対照的です。

 日本の縦糸の中心の国家元首でおられる天皇陛下を「国や国民のまとまりの象徴(しるし)」で「国事行為を行う存在」でしかないと軽い扱いで記載。

 こうした自虐史観に基づく嘘、歪曲、捏造の教科書では、子供達は日本人の誇りも育たず日本人であることが嫌になる、正に学校による児童虐待です。こうした教育姿勢や教科書は教育基本法、学習指導要領に違反しており、事実に基づき日本の誇りを育む教育への是正をを強く求めます。

small_ribon.gif自虐教育は児童虐待であり、先人への冒涜で今すぐ是正されねばならない、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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