2012年06月12日

「市街地での自衛隊行進・訓練」、荒川区の総合震災訓練でも是非!

 今日は肌寒い雨の日でした。区議会控室での打ち合わせや政策調査などを続け、夜は久々(会合と重なり、もう2ケ月位行ってなかったかも・・・)に合気道の稽古に。久々だと緊張しますが、下手なりに心地よい汗を流せました。

 さて、今日、42年ぶりに自衛隊が市街地でのレンジャー行進訓練をしたと報道(こちら)されています。NHKや朝日新聞をはじめとする既存の大手メディアは、一部のグロテスクなプロ市民の「不安を感じた」という、「理由」「目的語」「根拠」「妥当性」を全て欠いた意味不明なクレームを大きく取り上げていて相変わらず「売国全開」だな、とあきれていたところです。

 日本国を守る自衛隊の方々が基地や車の中、様々な訓練会場の現場のみといった、限られた場所でしか、堂々と制服・活動服を着て行動、あるいは訓練を行えてこなかった今までの日本社会の偽善、欺瞞に怒りと申し訳なさを感じる次第です。

 いざという時に助けていただく、「自衛隊員」がまるで日蔭者のように制服、活動服を市街地等で目に見える形で活動できない風潮は、日本社会の劣化そのものです。本質や危機から目を反らす欺瞞。

 荒川区では自衛隊員の行進では無いですが自衛隊のヘリが区の運動場に離着陸訓練をした(平成21年5月21日のブログ記事「自衛隊夜間離着陸訓練(南千住)動画報告」に動画も含めた報告が有ります)ことなども有りますが、荒川区において自衛隊の方々に堂々と活動をしていただく場を広げて行くことは複合的な意味で有意義です。

 小坂の想いとしては平成21年2月20日の本会議質問(ブログ記事報告)でも「学校教育において国防を考える機会を設けると同時に自衛隊と交流する機会を」という提案をしています。

 今回のこうした訓練を皮切りに、自衛隊の皆様に市街地での訓練をしていただけるように、区の「総合震災訓練」などとの連携なども含めて調整をすべきと防災課長に問題提起をし、検討をしていただいております。

 大震災が起きた際に近い位置に有る練馬駐屯地の自衛隊部隊に助けていただく可能性が高いのが荒川区です。
 
 総合震災訓練の場で、現状の「自衛隊の炊き出し車の展示、活動パネル展示」といったところにとどまらず、街中を実際に訓練で通過しつつ、その姿を幼児からお年寄りまで当然のこととして感謝を持って受け止められるような荒川区にすべきであると申し上げました。今後の議会質問でも問題提起を続けていきます。

small_ribon.gif日本国を守って下さる自衛隊員が街中を制服や活動服で行動、訓練するのは当然のこと、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 23:12| Comment(6) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
板橋区の荒川河川敷から、初台を経て、北町自衛隊駐屯地(第一師団)まで歩いたんですね。
 ま、20世紀から変わらない連中は放置してくださいませ。

 距離的にはさほどの物ではありません(参加している隊員の疲労度は不明です)し、物珍しい程度と言う事で。

 自衛隊第一師団は実家(練馬)から近く(歩いて1時間程度)TVで懐かしい風景も見られました。
  PS 足立区に住む kkさんの紹介で来ました。
    色々お話をお聞きしたいことがありますので、機会がありましたら、又お願いします。
 
Posted by 設楽木工正 at 2012年06月12日 23:39
TBSのニュースだったと思いますが。自衛隊員の行軍の様子を見ていた園児らしい子供が喜んでいました。これが素直な印象だと思いますが。学校での誤った教育が異様なプロ市民を作るんだと思いますね。
Posted by ねぼけ猫 at 2012年06月13日 00:02
小坂さんのマスコミに対して自衛隊の取上げ方がおかしいとの見方は無理が有る、顔面を迷彩色で塗りつぶた人を見て異常に感じない人は居ない、西新井橋の下で 玉網の網の部分を頭から被り網に草を刺し戦争ゴッコをした私でも、富士登山の際 裾野の自衛隊練習場内を通る高い金網で囲われた登山道通り抜ける際迷彩色の自衛隊員に頭上5メートル銃弾が通り抜けますから注意をと急に出てきてビックリした事があった 思い出すなー 富士宮から浅間神社裏より歩き山頂まで登った若い仲間が大勢居たがバスが無く小屋が無くラジュウス一つを大勢で遣い脱脂粉乳を沸かし飲んだ事、今の自衛隊員より過酷に耐えられたかな、先輩は7っボタン男の憧れだった
Posted by 荒川躍進 at 2012年06月13日 10:19
こんにちは、小坂議員。いつもありがとうございます。
ニュース拝見しました。あの行進は厳しい訓練の最後の工程だったと拝察いたします。
かなり重量のあるリュックを背負っており、自衛隊員の方々は駐屯地に無事に着いて泣いておられました。実際に拝見することがあれば、ありがとうってお声がけしたいです。物珍しくとも報道のような物騒とか違和感とかは全くありません。自衛隊の方々には東日本大震災で本当にお世話になりました。被災地の人間は感謝の気持ちで一杯です。
Posted by buru-ri- at 2012年06月13日 15:30
buru-ri-さんの書き込みを読み徴兵制度一年程過ごす事で自衛隊の現実を読み込めることができ、災害時のボランテイァ活動も効率よくゆくと思う 自衛隊員6,8キロ背嚢は30キロほど泣くような事有り得ない 私が最高一晩で歩いたのは秩父線の三峰口から小河内ダムまで山手線一回りより長い距離 学校卒業時に遠泳とか山歩きとかを記念行事にやる学校があるが全国的に行われると頑張りの効く人間になれるのでは、自衛隊員の方に聞いたのですがボランテイァの中には目立つ事をやりたがり、怪我でもしたならば責任を感じるので自衛隊の活動内には絶対に加われ無い様に成ったと話していた、指導者の下で行動する訓練に普段から慣れ親しむ機会が今は少ない、山歩きが一番手近なのだが
Posted by 荒川躍進 at 2012年06月13日 20:59
日本を守ってくれている自衛隊が、なかなか市街地等で訓練ができないのはとても残念です。
なぜ残念かと言うと、自衛隊の姿をみて異常だとか、日本は平和なのにおかしいだとか言う方がいるという現状がある。と、マスコミが報道していることです。
日本を守ってくれている方を見て、異常だとか怖いだとか普通思うでしょうか?「日本人」なら思わないですよね。
これは、自衛隊が訓練をしたら困るという方のセリフだと思います。
もし「日本人」が言っているのなら、平和ボケもいいところです(笑)
Posted by at 2012年06月24日 18:35
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