最近の様子を撮影していただきました(笑)。
平成23年度に荒川区では2万個の防火用バケツを町会等を通じて地域に配置しました。震災時に有効か懐疑的な見解を示す方もいますが、震災への備えは、あらゆる手段を用意しておき、その現場で複数の選択肢の中から一番対処に有効なものを使えば良いと考えています。
その観点からすればこうしたバケツの配置(写真は荒川地区で見かけたもの)は決して無駄ではないと考えています。
さて、12日の福祉区民生活委員会において、「「こころの健康を推進する基本法」の制定を求める意見書提出に関する陳情」」の審議がなされました。この立法を進める国会議員の連盟も超党派で平成23年12月1日に設置(こちら)されているようです。
全国の地方議会のかなりの割合の議会にこの陳情が出されているようです。趣旨はこちらをお読み下さい。
この陳情は自殺予防体制にも関連する話です。荒川区においては、「こころの健康ダイヤル設置」、「保健師相談強化」に加え、この2年間区内で800人に対してゲートキーパー(こちらを参照下さい)研修も行った。800人の内訳は区職員や区施設の指定管理者職員、地域包括センター職員、民生委員、区議会議員など。地域との繋がりという形で相談体制を整備してきています。区としては学校内においてもゲートキーパーを設置したり、研修受講者にさらにフォローアップ研修を重ねて行きたいとのこと。
荒川区区の実務担当者会議を区職員においても定期的に行っているとのことで。そうしたことを受けて、ちょっとしたサインで気がついて未遂から救い、社会復帰に向かっている例が2つ有るという話も委員会で出ていました。
小坂はこの陳情の内容に賛同をしつつ、様々な課題や改善すべき点を踏まえた立法を求めた意見書を国へ提出すべきと、「精神科医療における過剰投薬、投薬による悪化、不十分なチェック体制での診療、精神科医の資質の玉石混交ぶり」についての小坂から区の認識への質問に続いての討論において以下の指摘をしました。
(小坂からの討論における指摘)
・こころの健康を守る取り組みは充実せねばならず、陳情の趣旨に賛同し採択すべきと申し上げる。荒川区もこうした分野において大いに尽力をいただいていることに敬意を表する。同時に、陳情書に書かれた方向性をどのように具現化するかが重要であり、この機会に解決せねばならない課題と、防止せねばならない点を同時に意見書に盛り込むべきである。
・精神科医については玉石混交であると認識しており、過剰投薬や不適切な診療を行う精神科医も見受けられる。精神科医の決定が患者の人生に重大な影響を及ぼすにも関わらず、充分な分析、時間をかけずに判断していると言わざるを得ない事例が多数存在することを重く受け止めねばならない。精神科医の資質を定期的にチェックする仕組みが必要であることも盛り込んでほしい。
・また、人間の心はその時々で揺れ動くのが当たり前にも関わらず、ちょっとした心の揺れ動きまで「精神病」と位置付け、薬漬けになるという誤った対応が今までも有ると認識しているが、そうしたことが拡大することは有ってはならない。簡単なチェックで、すぐに精神病と定義付け、薬を多用する風潮を助長しない体制造りを進めるという観点も不可欠である。
・更には、世界に類を見ない非常識な形で、日本全体でパチンコなるギャンブル場が12,000ケ所も存在し、仕組まれた形でギャンブル依存症、パチンコ依存症という精神疾患を量産し、多大な社会害悪へ繋がっている環境を鑑みるに、診療体制の整備、適正化に加え、社会環境の正常化も不可欠であるという観点、そして薬に極力依存しない形で、食事療法など最新の知見も取り入れながら効果の出る形で体制を整備すべき点を意見書に盛り込むべきである。
・戦後の個人主義、自由主義、勝手主義が横行する中で、縦糸を無視して何でも自由に自己実現する生き方を賛美するグロテスクな社会風潮が、それぞれの人間の日本社会における自分の位置づけ、その中で果たせる素晴らしさを自覚しないなか、簡単に挫折をしてしまう弱さを形成していると痛感している。
・根本的には、幼いころから日本の縦糸(つまり、言語、信仰、血筋、神話も二千年以上に渡って引き継いできた世界で唯一の成熟した素晴らしい文明の国)の中で役割を持って活かされているという全体の中での重要な位置付けを教え、その素晴らしい位置づけの中で自らの生きる喜びを考えて行くという社会にすべき。
以上の点を付言し、意見書に盛り込むことを求めながら陳情書に賛同をする。
心の健康を守るために精神医療の正常化、縦糸の回復と環境正常化こそ不可欠!、というう方はこちらの2つのボタンを押してください。
精神医療については「宇都宮病院事件」を覚えていらっしゃいますか。
本来高い倫理観を求められる医師が(それも東大医学部が、です。)こともあろうに患者を研究材料としてしか見ていなかった、衝撃的な事件でした。
先生には失礼ですが、いくつか申し上げたい事があります。
「戦後は自己実現だけを求めて」と言われますが、私自身は「女性である、長男の方が大事。」な中で育って来ましたので、戦後の批判だけ、と言うのは違和感を感じます。
「ある程度個人の自由が認められる。」のは大事な事であり、実は今中年期に差し掛かる男性の独身者は「長男」である事が圧倒的に多いのに気が付きませんか
「長男は跡取り」と思っている家庭はやはりまだ多く、それ故に女性に嫌われる事もあります。
時計の針の逆転はできない事です。
奇遇であります、私も自転車乗りです。
いやはや格好良いです、後は怪我防止の自転車手袋と目の保護のサングラスを装備されると楽であります。
宣伝、ご容赦下さい。
「 外国人犯罪の増加からわかること 」元通訳捜査官 坂東忠信氏サイトの
著書
「 新 通訳捜査官 」経済界が
週刊新潮の桜井よし子のページで大きく紹介されました。
坂東忠信氏の既刊
「 日本が中国人の国になる 」 徳間書店
地元の図書館で人気があります。m(_ _)m僭越乍乱文にて 敬具