今年6月に成立した「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」(以下、北朝鮮人権法と略)にて12月10日から16日は「北朝鮮人権問題啓発週間」と定められました。北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに,国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し,その抑止を図ることを目的としています。以下の通り、地方自治体の責務も定められています。
(以下、北朝鮮人権法より抜粋)
(地方公共団体の責務)
第三条 地方公共団体は、国と連携を図りつつ、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民世論の啓発を図るよう努めるものとする。
(北朝鮮人権侵害問題啓発週間)
第四条 国民の間に広く拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題についての関心と認識を深めるため、北朝鮮人権侵害問題啓発週間を設ける。
2 北朝鮮人権侵害問題啓発週間は、十二月十日から同月十六日までとする。
3 国及び地方公共団体は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間の趣旨にふさわしい事業が実施されるよう努めるものとする。
(以上、抜粋)
法務省から9月26日に、こちらのページに記載されている実施要領も各自治体に出されています。
さて、12月10日〜16日に、どのような取り組みを各自治体が予定しているかを11月初旬に確認すべく、議会事務局を通じて23区それぞれの取り組み予定を調べました。その結果は以下の通りです。
・実施する:4区
荒川区:荒川区報への掲載
中央区:区のお知らせに掲載予定
港区:広報紙による啓発や人権週間と併せて啓発
杉並区:周知ポスターの掲示、区広報への掲載
・検討中:2区
品川区:毎年開催している人権週間記念「講演と映画のつどい」の中でチラシ等の配布を検討中
北区:広報紙への掲載を検討中。
・実施しない:17区(上記以外の区)
・・・。お寒い限りです。実施すると言っても区報への掲載程度の予定が4区・・・。荒川区の担当責任者に対して、新たな立法措置により実施が定められた国としても重視している事業なのだから力をいれてやるべきと主張したのですが、他の区もさしてやっていない中、特にこれ以上実施するつもりは無いとのこと・・・。各地域の区民の皆様、地元自治体に要望を寄せるのも政治参加の一つかと。
行政が、頼りにならないなら、有志で行動したいと思います。
「北朝鮮人権問題啓発週間」の最終日、12月16日の日本時間午前10時から、「拉致救出・日米同時行動」が行われます。詳しくはこちらのページに各地での取り組みや趣旨が記載されてますので、是非、ご覧いただければと思います。
この趣旨に小坂も賛同し、12月16日に以下の通り、街頭活動を行います。ご都合のつく方は、メール等で是非小坂までご一報いただければ幸いです。当日の飛び入りも大歓迎です!
日時:平成18年12月16日(土)
午前9:50〜12:00
場所:東京メトロ千代田線(こちらのリンク先構内図のゼロ番出口)・都電荒川線・京成電鉄 町屋駅前
集合場所:午前9:30に駅前(この地図のセンター町屋の北西側歩道上)
活動内容:詳細は検討中ですが
拉致被害者救出の為の署名活動、街頭演説、チラシの配布等
※特定の団体が活動を行うわけではありません。有志が集うだけですので、誰が主催というのもありません。小坂一人しか集まらなくても行います。
心ある方の、ご参加、お待ち申し上げております。
北朝鮮人権侵害問題週間には各自治体はもっと積極的に取り組むべき、という方はこちらを押してください。
11月27日からレギュラー番組「拉致問題アワー」の無料放送が始まります。
スカパーでもブロードバンドでもどちらも見れますので
どうか皆さんご覧になってください。
【お知らせ】 拉致問題アワー 無料放送開始!
http://www.ch-sakura.jp/topix/210.html
是非、メール等でお住まいの区やこれはと思う区議に要望を出されてはいかがでしょうか?今年の実施には間に合わなくても、来年度の実施を求めてということで。
>>ご案内 様
有益な情報提供、ありがとうございます。多くの方に見ていただきたいですね。今後とも、こうした情報がありましたら、宜しくお願いします。