2006年11月28日

消防団に入りませんか?

 昨日の午後は消防団員として、火災発生を想定した訓練に参加しました。消防署からも消防車が5台参加して、東京電力の田端変電所(所在地は東尾久5丁目ですが)で多くの社員の方も参加。小坂は消防車に消火ホースを接続し、水を出す筒先を持って社屋の入り口で放水するという役。避難訓練やはしご車を使った救助、初期消火訓練なども行われ、かなり大規模なものでした。
 18歳以上の健康な男女でしたら、どなたでもお住まいの地域または在学・在勤の地域において消防団に入ることができます。健康診断で問題が無く、常識的な判断のできる責任感をお持ちの方でしたら断られることはまず、無いと考えてよいと思います。
 募集の要領は23区については、こちらのページに出ている通りです。「会社員だから、時間が取れないかなー」という方でも、土日の空いている時間の参加でも可能です。
 募集のページにははっきりと金額を書いていませんが、特別職の地方公務員となり、年額で40,500円の報酬も支給され、火災出動や署の要請による訓練への出動には1回2,500円の手当も支給されます。
 こうした報酬をいただける上に、救急救命の訓練等を通じて、様々な技術を学ぶこともできます。繰り返し学び、それを地域の町会の防災訓練などで、今度は教える側にまわったりしますので、自然に身についていきます。それが、いざというときに、大切な人や周りで被災した人を即座に助けられるようになるのです。実際小坂が入っている尾久消防団第五分団の大先輩は海岸で溺れて呼吸停止になった人の近くに偶然居合わせたため、即座に救命措置を行い、命を救ったという話を直に聞いています。繰り返しの訓練をしていたからこそ、そうした措置がすぐにできたのだろうと思います。また、大震災が起こったときには消防署の署員の数は限度があり、倒壊家屋からの救出や消火活動は地元の消防団が相当担うことになることが予想されます。

 また、地域において、様々な年齢、職業の方と「仲間」になれて楽しいですし、そうした絆が地域の防災力を上げることにも繋がります。

 今年の4月2日から9月まで毎週1回10分番組でラジオ「ニッポン放送」で「おはよう!ニッポン全国消防団」という番組を放送していました。ネット上でも、(財)日本消防協会こちらのページから聞くことができますので、参考までにどうぞ。

 興味を持った方は是非、小坂までメールや電話で連絡をいただければ、資料も手元に様々なものがありますし、3年程度の経験の範囲でわかることでしたらお答えしますので、考えていただけると嬉しいです。

small_ribon.gif震災時に消防団の活躍は特に重責を担うことになるだろう、という方はこちらを押してください。
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、突然のコメント大変申し訳ございません。

鯖江市を知ってください。

鯖江市は、日本中のめがねの90%をつくっている“めがねの産地”。100年も前から、めがね作りを始めました。世界的にみるとイタリア、ドイツ、香港(中国)とならぶ“めがねの4大産地”として有名なんです。特に鯖江市で作られる日本のめがねは、作り方がとてもていねいでチタンという素材開発や、その加工技術も優れていて、高級品めがねとして世界中から高く評価されているんです。
その鯖江市を事細かに毎日掲載しているホームページ→ひゃくさんのブログhttp://ameblo.jp/hyakuo/entry-10020318924.html#c10032735812を一度、見てください。

「世界に誇れるさばえを一人でも多くの人に知って頂く為に・・・!。」をモットーに頑張っております。

もしよければ?HPのほうにリンク貼らせて頂きますと幸いです!
今後もよろしくおねがいします<(_ _*)>

大変失礼致しました・・・。
Posted by ひゃくさん at 2006年11月30日 09:00
>>ひゃくさん 様
 コメントありがとうございます。鯖江市の市長でいらっしゃるのですね!ブログも市のホームページでの活動の詳細報告も拝見して心から素晴らしいと思いました。議員でこうした詳細な活動報告を行う例は相当増えていますが、首長ではまだ、少数なのではと感じています。「市長の顔」が良く見えてとても良いですね。
 鯖江市についても、コメントがきっかけで色々と知ることができました。ありがとうございます。リンクの件も、近日中に是非張らせていただければと思っております。
Posted by 小坂 英二 at 2006年12月01日 00:40
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