区施設で民間企業・団体に運営を代行してもらっている施設の運営評価書を踏まえて、「障害者雇用をそれぞれの施設単独で行うことも必要だが、現実はそれでは雇用が進んでいない。例えば新たな「ふれあい館」が各地に完成してきているが、その複数の施設を横断的に清掃活動を障害者団体に任せる」といった手法などを使うべき。」といった話をさせていただきました。
14時からの東京区政会館(飯田橋)で行われる講演に滑り込み。
東洋大学の根本祐二教授の講演は質疑応答へ。テーマは「公共施設老朽化とシティー・マネージメント」。意見が異なる点が有りますが、腑に落ちる点はどんどん荒川区へ取り入れたいと思います。
「米国では1930年代に架けられた橋が80年代に倒壊を始めたが、日本はタイミング的に30年遅れており、正に倒壊が始まる時期に来ている。」といった様々な具体的事例を交えた講義。最後のまとめは以下の通りです。
・「老朽化」を知り得る立場にありながら、
−安全や財政への影響を考慮しないこと
−個別の利害ばかり主張すること
−可能な対策を取らないこと(反対すること)
−市民が理解しないと言ってあきらめること
−それによって、住民の生命や財産を危険にさらすこと
は「罪」です。
・シティー・マネージメント(こちらのサイトを参照下さい!)は唯一の処方箋です。
荒川区として区施設管理の総合的対応について、
その後、東京区政会館の資料室で調べもの等を行って、夕食後は違法ギャンブル場の「死んだ魚の目をした人達の群」の様子をつぶさに視察してから帰宅。



