2012年08月30日

公共施設老朽化への対策、シティー・マネジメント

 今朝は福祉区民生活委員会の審議。約20件の議題について議論。それぞれの議題で小坂から必要な問題提起をさせていただきました。
 区施設で民間企業・団体に運営を代行してもらっている施設の運営評価書を踏まえて、「障害者雇用をそれぞれの施設単独で行うことも必要だが、現実はそれでは雇用が進んでいない。例えば新たな「ふれあい館」が各地に完成してきているが、その複数の施設を横断的に清掃活動を障害者団体に任せる」といった手法などを使うべき。」といった話をさせていただきました。

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 14時からの東京区政会館(飯田橋)で行われる講演に滑り込み。
 東洋大学の根本祐二教授の講演は質疑応答へ。テーマは「公共施設老朽化とシティー・マネージメント」。意見が異なる点が有りますが、腑に落ちる点はどんどん荒川区へ取り入れたいと思います。

 「米国では1930年代に架けられた橋が80年代に倒壊を始めたが、日本はタイミング的に30年遅れており、正に倒壊が始まる時期に来ている。」といった様々な具体的事例を交えた講義。最後のまとめは以下の通りです。

・「老朽化」を知り得る立場にありながら、
 −安全や財政への影響を考慮しないこと
 −個別の利害ばかり主張すること
 −可能な対策を取らないこと(反対すること)
 −市民が理解しないと言ってあきらめること
 −それによって、住民の生命や財産を危険にさらすこと

   は「罪」です。
・シティー・マネージメント(こちらのサイトを参照下さい!)は唯一の処方箋です。

 荒川区として区施設管理の総合的対応について、
 その後、東京区政会館の資料室で調べもの等を行って、夕食後は違法ギャンブル場の「死んだ魚の目をした人達の群」の様子をつぶさに視察してから帰宅。

small_ribon.gif荒川区としてもシティー・マネジメントを取り入れ公共施設の適正な更新を進めるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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