
荒川区議会議員に対して支給される政務調査費の見直しについて、今まで与党系大会派は問題点の指摘をされても、明確な形での議案提出などの動きは示して来ませんでした。しかし、今回、世論の高まり(不透明性への批判)や様々なところからの指摘を受けて、本日の本会議で政務調査費に関する条例を改正する条例案が議員提出議案として提出されました。因みに今までの改正前の条例はこちら。
今までとの違いは大方以下の通りです。
今まで:上限月額16万円までの支給
領収書は各会派が保管し、提出・公開義務は無し。
使途報告書を提出し、その書類は公開される。
使途基準はこちらページの下部分に書かれた通り
改正後:上限月額 8万円までの支給
領収書は原本を提出する義務を課し、情報公開される。
使途報告に加え、実績報告書も提出する。
使途基準から人件費、専ら飲食に関わる支出、
携帯電話代等を除外
議長は使途基準その他政務調査費の取扱に関して
第三者機関に意見を求められる。
適用は来年4月支給分から
政務調査費については、議員活動をきちんとするにあたっては、小坂は、「議員の調査研究に役立てるため必要な経費」として、一定額は必要だとは考えますが、行政に支出削減を求める中、議員も支出を絞り、情報も徹底的に公開することは当然のことと思います。今回の改正で政務調査費やその情報公開もやっとあるべき姿になり、疑念を持たれるような支出が不可能になり、ある意味、世論とマスコミの後押しに感謝しています。逆に、ここまで世論やマスコミの批判という後押しを受けないと、改正に踏み切れなかったことは残念でなりません。今回の改正は23区の中でもかなり踏み込んだもので、支給額も23区中で一番低くなっています。委員会を経て、本会議においても議員29名全員(議長を除く)の賛成により、先ほど、可決・成立しました。テレビ局も本会議を3局ほど撮影していたようですし、新聞記者も複数委員会の議論を取材していましたので、今日・明日、報道されるようです。
(以下は、今日、小坂の行った賛成討論の内容と写真です。)

各地の議会で公金である政務調査費の不明朗・不透明な使途が報道される中、本日提出された議案には支給額の8万円への減額、領収書添付の義務化、使途基準の厳格化など、当然なされるべき改正が、区民の声に押されて、盛り込まれるに至りました。
行政のチェックを行うべき区議会議員が自らの政務調査費の使途について、区民に充分な説明責任を果たせないようでは、議員としてチェック機能を果たすという負託に答えることはできません。
今回の改正により、区民への説明責任を果たすことができるようになる為、賛成するものです。一つ申し上げれば、今回の改正は議会全体に関わることであり、大会派のみで構成される幹事長会に議案を出す前に、小会派の議員に対しても全て声をかけた上で、改正に賛成できる全ての議員が議案提出者として名前を連ねる形にすべきであるのに、そうなされなかったことが残念であると申し上げておきます。
行政に対して、透明性の確保や襟を正すことを一貫して求めてきた議員として、私は、一人会派となった今年11月分よりの政務調査費の支出の明細についても、今回改正された使途基準(来年4月から適用のものですが)に現在から従い、自らのホームページ上でも詳細に公開していくことを、この機会に表明致します。
議会の信頼性を高める為に、今後も尽力して参りますことを申し上げ、賛成の討論と致します。
(以上、賛成討論の内容でした)





障害者自立支援法案の本人負担削減に関する時限措置に続き、荒川区が他の特別区をはじめ各自治体に手本を示すものであり、高く評価されるべきだと思います。
それだけに大会派の思惑が見え隠れすることは残念です。
議員の皆様におかれましては、今後の政治活動の遂行に困難な事もおありになると存じます。
が、予算が削られてもこんなに立派な仕事ができるという実績を示していただきたいと願っております。
このたび東京都では身障者の親亡き後を支える為の「障害者扶養年金制度」が破綻に
いたりました。にもかかわらず、都知事は自らの出張費に巨額の予算をつぎ込みその使途さえ不明瞭なままです。
荒川区議会の決定が都議会・国会にも良い影響を及ぼしてくださるようお祈り申し上げます。
話題性のある最中に迅速に行動された小坂議員を始めと致します荒川区議会の皆様の御英断に敬服いたします。
テレビでは区議会自民党の偉い方がインタビューに答えていらっしゃいました。
内心、小坂議員が出ないかな…と少しだけ期待してしまいました(笑
寒さが厳しくなっております
議員の方々は年末まで猛ダッシュ状態が続くかと思いますが、どうか呉々御自愛ください
ちなみに、呉市では月額5万円であり、東京都の各区議会ほどの額ではありませんが、領収証の提出は既に実施しております。しかしながらその運用面で、各会派の報告書はまだまだ甘いものと思います。
先般も、このような時勢に鑑み、市民から政務調査費の情報公開請求がなされ、議会内に緊迫したムードが漂っております。いずれにしましても、市民から後ろ指を指されない正々堂々とした使途に心掛けるにこしたことはありません。
様々な分野で自己負担増や支援の削減が行われる中、議会のみが聖域で良いわけはありません。ご指摘の通りと思います。心して参ります。
>>kita 様
評価を下さりありがとうございます。テレビニュースは夕方7時にNHKで見ました。結構時間をとって報道してくれたようです。お互いに、風邪に気をつけて頑張りましょう!!
>>呉市議会議員 谷本 誠一 様
呉市の現状を教えて下さり、ありがとうございます。今回の荒川区議会における改正が改革に向けての大きなきっかけになるように今後も取り組んで行こうと考えております。これからも、参考になるコメント、楽しみにしております(^^)。
それぞれの持ち場で尽力していきましょう!