2012年11月17日

「国民の代弁者」としてすり寄る政治屋は×!選ぶべきは「反対意見多数でも日本の縦糸を踏まえて大局的決定のできる政治家」!

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 今朝は区立汐入小学校創立10周年の記念式典と祝賀会へ参加させていただきました。

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 式典と祝賀会の間には5,6年生による琴の演奏(「さくら」と「手鞠歌」)も有りました。他にも汐入小学校の歴史のプレゼン、ダンス、汐入ソーランなども。

 祝賀会終了後、校内に有る「汐入生活文化資料室」を見学させていただきました。

 さあ、衆議院議員選挙が近づいて来ました。様々な政党が入り乱れていますが、所属政党に惑わされず、候補者個人を見極めることが重要だと考えています。

 第一に重要なこと。それは「日本の縦糸が素晴らしいものであると心から想う情が有り、その縦糸を守る為には摩擦も恐れず戦う覚悟を持っている人物かどうか。」

 具体的な政策以前に、「世界の中の奇跡である日本の4つの縦糸」である「血筋(天皇陛下を中心とする国民)」「言語(やまと言葉から一貫して引き継がれてきた)」「神話」「信仰(神道)」を我が事として素晴らしいものとして捉え、守ることが自らの責務の根底にあると捉えている人間でなければなりません。

 こうした指摘をすると「歴史なんて興味のある人間が調べれば良い」「政治家は目の前の現実の問題にきちんと取り組めば良い話」と言う人がいますが、実に浅はかで視野狭窄な見方か!

 現在の日本は「歴史の積み重ね」で良い点も悪い点も構成されています。歴史を直視しないことは、現在から目を反らすことに他なりません。

 第二は、「政治家は国民の代弁者」などと言って有権者にすり寄るのではなく、国民の9割が反対していても、日本国民、日本国にとって必要なことであれば、国民を説得・啓蒙してでも進んでいく覚悟の有る政治家かということです。
 よく選挙近くなると国政の候補者へのインタビューに対して「国民の皆さんの声を聞いてから決めます」と答えている輩がいますが、「アホか!」と言いたくなります。
 国民の声を参考に聞くのは結構ですが、政治家としての軸となる大局観に基づいて自らの見識を持っていないのであれば、立候補などすべきではないのです。
 そういう輩を「よく声を聞いて下さる方だ」とほめそやして当選させてしまう有権者が多いと、政治の劣化は止まりません。国民の声を良く聞いて「白だという意見が50%、黒だという意見が50%」だったら、どうするのでしょうか?足して二で割ることができない政治課題は山ほどあります。
 ましてや政治というものは、今の有権者の為だけにあるという視野狭窄に陥るのではなく、今この世にいない先人がどのような想いで、そしてどのような無念を残して行かれたのか、また、これから生まれ出づる子供達に責任を持てる決定をせねばなりません。
  
 第三に、政治家は職業ではなく、公のために天命を全うする責務を担うものであり、時として命をかける覚悟を持っているかどうかだと思います。
 まあ、こういう基準で選ぶと、ごく一部の候補者しか「政治家」と呼ぶに値しないとなってしまいます。その本物を見抜く眼力を、手間をかけても磨くことなしに、日本国の政治の正常化など有りえないと断言できます。

 そうした意味で下記の動画(クリックしてご覧いただけます)で討論に参加をされている方には次期衆議院選挙で現職として活躍をしていただきたいと思っております。







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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日我が区の候補者の一人の事務所に電話をして、
1.景気をよくするにはどうしたらいい?
2.TPPは?
3.人権侵害救済法は?
4.地方分権、道州制は?
の4点を聞きました。お答えいただいたのはもちろんご本人ではなく秘書さん?でした。

1.は「金融緩和で景気回復、消費増税反対」とのことですが、両輪とされる財政出動についての具体的なプランはない様子でした。
2.は「選挙区の事情を鑑みて考慮する」とのことで、全くもって笑止千万。国会議員ってそういうもんでしょうかね?
3.こそ一番聞きたかったことでしたが、何と「微妙な問題なのでお答えしません」とのこと。どう微妙なのか聞きましたが「本人も熟慮中」とか。
4.については財源移譲は進めていくべきとのことでしたが、何故?と聞いても「地方で決めるべきことは地方で」と当たり前の回答。

2.もさることながら3.の回答には呆れてしまいました。微妙な問題どころか調べれば調べるほどに問題点は明らかなはずです。微妙なら微妙でいいですが、立候補者がはっきりと意思表示しないで票をくれとかバカにしてます。対立候補の方にはまだ聞けてないのですが、上の回答だけでもう決まっちゃったようなもんですね。

「白票を投じるのも意思表示の手段」という人もいますが、そんなのは棄権と同じく選挙民としての立場の放棄に過ぎません。それに「どこも同じように見える。どこに投票したらいいか分からない」と平気でいう人もいますが、「恥を知れ!もっと真面目に考えろ!」と言いたいですね。
Posted by tnt at 2012年11月22日 22:56
どこに誰に入れたらいいかわからない

と言っている人いました

テレビしか見ない人は沢山います 悲
Posted by at 2012年11月23日 12:21
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