2007年02月09日

粗大ゴミ収集の民間委託の方向へ!

 小坂が委員をしている「荒川区清掃審議会」の第四回の会議が開かれました。これは議会の会議ではなく、民間の有識者や議員、役所の職員などで構成される審議会で、設置の目的は「平成19年度から23年度の荒川区一般廃棄物処理基本計画の改定について議論を行い、そこでまとめた内容を区に提出」することで、区はその答申を尊重して施策を決定していくのです。

 今までに、各委員から様々な意見が出されて、その内容がまとまってきましたが、今日は小坂からは「粗大ゴミの収集の民間委託について進めるべき」との趣旨の提案を行いました。

 昨年の予算特別委員会で、2月28日(ホームページこちらの記事を参照下さい)に以下のような質問をし、それに対して答弁がなされていました。

小坂:粗大ごみ回収の年間の件数、費用、担当職員数、車両数は?
清掃事務所長:粗大ごみ回収について年間回収件数は16年度で20、557件、個数は67、945個、使用している車両数は小型ダンプ2台、中継車1台。職員は正規職員4名、再雇用職員2名。経費は人件費、車両雇上、つみかえ費等で1億3186億円。

小坂:足立区では清掃職員の都から区への身分移管に伴い、今年の4月から粗大ゴミ回収を民間委託すると聞いているが、内容を掴んでいるか?(注:報道によると足立区では経費を現状の2億4千万円(車両4台、正規職員8名、非常勤職員4名)から民営化すれば8千万円程度と3分の1以下にすることができるそうです。)荒川区では民営化については検討したのか?まだ検討していないということは、これから検討していくのか?民営化にむけて積極的に取り組んで欲しい。
清掃事務所長:足立区において粗大ゴミ収集の民営化については最終的にはまだ決まっていないと聞いている。新聞報道では収集日も申し込みから平均6.8日かかっているのが民営化されれば最短3日になる、経費が3分の1になると聞いている。検討は今の時点では具体的にはしていない。これからの粗大ゴミの収集については、違う形にと考えており、今後検討していく。

小坂:足立区以外で粗大ごみ収集を民営化した例を聞いているか?
清掃事務所長:豊島区でも日曜収集を含めた毎日収集を同様に考えていると聞いている。費用を3割減額できると聞いている。

小坂:足立区では今まで粗大ゴミ回収の申し込みから回収まで4日から10日かかっていたものが、民営化によって3日程度に短縮できると聞いている。申し込みから回収までの仕組みは?
清掃事務所長:地域を6分割して回収を行っている。申し込みから回収まで時期によっては長いと10日間かかる。引越しなどの急な例については希望に添えるように前日の申し込みであっても量が少なければ回収も行っている。

小坂:粗大ゴミ回収までの期間短縮は可能か?
清掃事務所長:委託と処分先の問題が有り、車両を多くすれば短縮は可能。民間に委託するなら効率化が図れる。

小坂:こうした清掃業務についても見直しの聖域とせず、積極的に民間活力を導入し、区民サービスの向上、経費の削減をすべき。部長の認識は?
環境清掃部長:来年度、一般廃棄物処理計画の見直しの際に検討する。足立区と豊島区の例が出ているが、家の中にごみを長くおいておかないで済むようにしたい。回収までの期間も短縮できるうように取り組んでいきたい。現時点でも清掃職員は努力しているが、これからも効率化に努めていく。
(以上、抜粋)

 そこで、清掃審議会での議論の中で処理基本計画に粗大ごみ収集の民間委託を盛り込むべく、再度の提案を今日、行った訳です。発言は大体、以下の通りです。

小坂:「「ごみ収集・運搬体制について」の項目に粗大ゴミ収集の民間委託を加えるべき。昨年の予算特別委員会でも質問をしたが、その際は部長から一般廃棄物処理基本計画改定の際に検討するとの答弁を得たが、その後の検討は?その際にも述べたが、民営化することで、足立区では費用は3分の1、新たな運搬車両を使うことで1台あたりに付ける人員の数を一人減らせ、さらに、従前は足立区を築地区ごとに分けて1週間のうち該当地区の収集がある1日のみ収集を依頼していた(現在の荒川区も同じく)のが、民営化後、毎日全域でのい収集を行うようになった。また、行っていなかった日曜収集も始まった。日曜日は 1.家庭において男手が有ることが多く、粗大ゴミを区民も出しやすい、2.道路も空いている、3.民間収集車も空いていることが多い、といった利点がある。足立区のみならず、豊島区、葛飾区で行われているこうしたサービスを荒川区でも是非、導入すべきであり、行政改革・区民サービス向上の面からも、今回の答申に盛り込むことが必要と考える。他区の取り組みへの認識・区としての姿勢を改めて聞く。」

 それに対して「現在、そうした取り組みをしている自治体の現状を調査しているが、それを見ながら検討していく」旨の答が役所側からあり、審議会の会長が「答申に盛り込むのなら、区はその内容をきちんと尊重してもらうべきものであり、盛り込むからには実現していくことが可能なのだな?」と念を押して聞きました。役所側から「方向性としては、実施していく認識だ」との答えがなされ、審議会として「粗大ゴミ収集を民間で行う」趣旨の内容を答申に盛り込むことになりました。

 長々と書きましたが、昨年からの「粗大ゴミ収集の民営化による行革と区民サービス向上」についての小坂の主張が実現する方向に進み始めたことをご報告したかった。今年も2月から3月にかけて予算特別委員会が開かれますので、少し時間がかかっても、結果を出せるように有意な議論をしていこうと考えています。

 なお、この清掃審議会でまとめる「荒川区一般廃棄物処理基本計画に関する基本的な考え方(中間まとめ)」については、2月21日(水)から3月2日(金)まで、区ホームページやあらかわ区報に掲載し、パブリックコメント(意見を聞き、反映できるものは反映していく制度)を予定しています。「平成17年度に比べてごみを2割削減する」「現在15.7%のリサイクル率を20%にする」などの内容を初め、今後の清掃・リサイクルについての方向性を示したものですので、是非、ご覧いただければと思います。
small_ribon.gif粗大ゴミ収集の民営化によるサービス向上に期待する、という方はこちらを押してください。
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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