2013年03月04日

生活保護受給者のギャンブル禁止を条例で規定を!兵庫県小野市のパチンコ禁止条例に続け!

 今朝も予算特別委員会の各項目別質疑が続きました。
 今まで温存してきた小坂の持ち時間50分間のうち22分間を使って、「生活保護者のギャンブル禁止条例案(兵庫県小野市)」を荒川区でも導入すべき、という点について、パチンコの害悪を述べながら質疑しました。

 午後も引き続き民生費、衛生費の議論が続きました。
 小坂からの指摘は以下の通りです。

「生活保護費について。兵庫県小野市で生活保護受給者がパチンコなどのギャンブルを禁止すること、それを市民が見かけたら通報する義務を課するとの条例が第一回定例会に提出されたと報道されている。その内容をどのように把握しているか?」

こちらがその報道記事です。

「生活保護受給者が「不幸を量産するシステム」であるパチンコをすることへの認識について、荒川区から国へ確認をしていただいていることを承知しているが、国が当然規制すべき点を長年、放置してきたからこそ、自治体が先鞭をつけてやらねばならなかったものと考えているが、こうした条例への区としての認識は?」

「パチンコは日本最大の貧困ビジネスである。光と音で洗脳をする洗脳台の前に座ることで、依存症に陥れてギャンブル依存症にさせることによって、生活保護費を定期的にむしり取っている現状を打破するには自治体としてこうした条例を制定することは極めて有効であり、区として同様の方向で考えていくべきである。」

「生活保護受給者はパチンコでの「収入」を行政に申告せねばならないのに、そのような事例は荒川区でも全国的にも無い。不正行為が横行しているのに、政府も行政も手を打たずに放置してきた。ギャンブルと行政とのこの異常な関係を糺すためにも、こうした条例は不可欠である。このような条例を荒川区としても検討をすべき時に来ているのではないか?」

「ギャンブル依存症についての理解を深める啓発の加速について」
 
「パチンコ等による依存症を自己責任論で片づけている限り、永遠に「不幸の大量生産」という構造・システムは残り続け、多くの死者すら生みだし続ける。社会構造の問題に荒川区という行政がどのように明確な認識を持ち、具体的な手を打って行くか、ということが問われている。」

 こうした点についての区の答弁の一部を
「小野市の条例が施行されたら、その施行規則や、現場の様子、地域コミュニティーとの関係がどうなるかを見極めたい(※小坂注:是非、施行後、小野市へ現地視察を!と求めました。必要に応じて荒川区としても視察するとの答弁)」

「荒川区から厚労省に対して、生活保護受給者がパチンコなどのギャンブルに興じることに対して、規制の姿勢で生活指導をするべきと考えるが、それで良いか?、という確認をしている。その回答を得て具体的な対策を考えて行く。」

「小坂の認識を概ね理解した上で、納税者の理解を得られるような形で、具体的な取り組みを進めて行く」旨の答弁も有り、これからも繰り返し具体的な対策がとられるように主張をしていきます。

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
生活保護家庭 保護費切り下げに対し 世論は同情の機運は全く聞かない 受ける側より弱者救済を旗頭に 政治屋が得票を得る為に支持者を繋ぎ止めるため。貧しいながらも懸命に働く人間らしさを失わず生きている人々と収入の逆転現象が起きてしまった。政治家全体の責任だと私は思う 差別は絶対にしてはいけないが 格差が有る事は認めるべきだ 例えどの様な働く事に弊害が有ろうとも意欲を持ち続ける人達には、世の中は支援を惜しまないだろう 働き得たお金で例えパチンコで損をしたなら悔やむ事大きいだろう 保護費は来月又貰える気安く思うだけでは 生活保護費更新は厳しく毎年本人が区役所に届け出る 調査は自宅訪問する 家計簿は必ず付ける 生活保護を受けるのは憲法で認められた権利だと言うが 義務を確り果たすべきだ、間違っていないと思うが
Posted by 荒川躍進 at 2013年03月07日 10:32
小坂様がパチンコ禁止運動に積極的なことは存じておりますし、そのこと自体には私は決して反対ではないのですが、今回の「生活保護者へのパチンコ禁止」政策に乗っかるのは賢明ではないと思います。

パチンコそのものに反対というのであればそれはどんな金持ちがやろうが「好ましくないこと」というスタンスなのですから、あくまでパチンコそのものの禁止に動くべきです。

今回の政策が「パチンコをどうするか」から始まっての「生活保護者のパチンコ禁止」ならパチンコそのものを撲滅する目も出てきますが、元々が「生活保護のコストや市民感情をどうするか」から始まっている話ですので、将来「生活保護者のテニス禁止」や「生活保護者のマンガ禁止」に発展することはあっても、「高額所得者のパチンコ禁止」に持って行ける可能性は低いと思います。
Posted by 蝦夷羆 at 2013年03月07日 17:20
蝦夷罷さん私は 考えが逆で 働き得たお金でたまには気晴らしに程度ならば許せるが、働か事の出来なず 皆さんの税金で生活している人達が、感謝の念を忘れ射幸心をあおる、パチンコにふける事私は許せない テニス、漫画を禁止する考えが如何して浮かぶのでしょうか 判らない
Posted by 荒川躍進 at 2013年03月07日 20:34
パチンコマネーが北朝鮮に送金されているのが問題だ
通名廃止を
スパイ防止法を
北朝鮮は小型核の開発に成功したようだ
Posted by 日本に核を向ける北朝鮮 at 2013年03月11日 14:20
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