2014年03月17日

平成26年度予算案採決において反対の姿勢で臨みました。学校へのタブレットばら撒き固定化の8億円は看過できず。

DSC08496.JPG
 本会議において、学校現場へタブレットパソコン大量導入に単年度8億円の平成26年度荒川区予算案に反対の討論をしました!
(以下、小坂からの討論です)
 私は日本創新党として予算案原案に反対、浅川喜文議員と共に提出をした修正案に賛成の立場で討論を致します。

 原案に反対する最大の理由は、新たに盛り込まれたタブレットパソコンの新規導入に単年度で8億円という、流行りものの道具や風潮、強迫観念に振り回された、軸を失った姿勢が明らかな為です。

 しかも、既存のパソコン教室のパソコンのリース契約が宙に浮く形となり、1億6千万円を溝に捨てる形での無計画な新規事業となっています。

 自治体のあるべき姿は「日本国の自治体として日本の素晴らしい縦糸を守り引き継ぐという明確な意思と軸を持ち、それに基づく政策や制度を通じて区民の幸せを増やしていく」というものであると考えます。

 その軸を持たずに、日本を貶める教育を続け、地に足をつけた教育を蔑ろにし、日本を相対化し、多額の支出を本質とは離れた道具にかけることは到底、容認できません。

 その象徴がタブレットパソコン大量導入であり、その点に絞って疑義を持つ議員が明確な意思を示せるように、その部分を削除した修正案を提出した次第です。

 932億円余りの予算案の中で、制度的な固定支出が多い中、政策裁量で決められる金額の中でも大きな割合を占めてしまう単年度8億円という極めて甚大な負担を軸の無いまま固定化させていくことは断じて許されるものではありません。

 軸を忘れた国も自治体も国民を不幸にしていくのだという危機感に基づき反対の意思を示します。
 
 議員の皆様方にはその重要性を今一度、認識して採決に臨んでいただくことを心から訴え、予算案原案に反対の討論と致します。
(以上が小坂からの討論です。)
 ※本会議においても自民党・公明党・民主党市民の会の賛成でタブレットパソコン大量導入を含む予算案が可決されてしまいました。

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 写真は大震災時の停電、ガス供給の停止に備えてネット経由で先日購入。
カセットコンロ用のガスボンベを燃料にするミニストーブとガスボンベ48本。既にカセットコンロも有るので、かなり備えが充実しました。
「備えよ、常に!」

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小坂先生に賛同します
Posted by 賛同 at 2014年04月10日 21:25
(※参考投稿)
                              平成 26 年 7 月 13 日
総務大臣 殿
 事務次官 殿
 行政評価局長 殿
  地方管区行政評価局長 各位
  地方行政評価支局長 殿
  地区行政評価分室長 各位
  地域行政評価事務所長 各位
 自治行政局長 殿
 自治財政局長 殿
                              高橋 エマニエル=努

   労働組合と官公庁の倫理等について(行政相談)
 官公庁関係の各種労働組合等が,揃って当該官公庁へ甚だ需給乖離及び倫理逸脱,その他誤謬満載の糾弾及び要求をしています。
 ご存じのとおり,官公庁及びその外郭団体の非正規雇用職員は,中立公正,不偏不党及び法令,その他倫理に則ってこそ,一部の人に当該ポストを牛耳らせないために,広く平等に一般的に当該ポストを遍く人に与えるためにこそ,人事院規則又は独立行政法人等の法人毎の個別根拠法令に基づき期間雇用契約として,当該期間の延長若しくは契約の更新に制限を付与しています。(非選抜の選考型人事たる非正規雇用労働者については,結果としての終身雇用すら認めない。終身雇用又は正規雇用を希望する者は,公務員法等に基づく実証主義・能力主義の厳正公正たる競争試験を受験し,これに合格しなければならない。)
 また,当該非正規雇用職員の採用時又は雇用契約締結時どころか,募集時においてすら,しっかりと当該制限が付与されている旨を,明記及び強調しており,その旨を理解の上で,希望者は応募若しくは採用に至っています。
 さらに,当該機関の年配の正規職員を組合員とする労働組合等も,当然にその旨を,端から百も承知であります。
 それにもかかわらず,国家行政機関の公共職業安定所若しくは労働局又は地方公共団体の埼玉県をはじめ,ある官公庁で「偶然に」,当該制限による法定解雇の人数が多い年度末にあたると,労働組合等は,あたかも当該官公庁が「無差別大量虐殺の如く,非正規雇用労働者の解雇をしている。社会的弱者を切り捨てる虐待,人権侵害であり,雇用情勢の悪化に自ら加担している。」などと,謂れなき糾弾を浴びせます。
 結果として,公共職業安定所長,労働局長又は埼玉県知事をはじめとする,当該機関の最高責任者若しくは任命権者である代表者が,謂れなき濡れ衣を着せられ,悪党の呼ばわりされ,ありもしない責任追及又は不当な政治的非難,所謂「プロパガンダ」の犠牲になるのです。
 これは,冤罪事件としか言いようがありません。
 また,何でもセクハラ・パワハラ・ブラック企業発言,「障がい者枠すら存在しない」国家公務員試験における(健常)女性専用枠の創設,(健常)女性専用車輛,何ら不自由のない高性能ペースメーカー内臓者の一律重度身障者待遇並びにこれに付随する障がい者専用の雇用枠への応募・常勝化及び不要な公共職業訓練の受講,富裕層の高額な厚生年金給付,生活保護の不正受給,一律子ども手当,国民年金第3号被保険者・健康保険被扶養者又は在日特権若しくは似非同和問題等の,所謂「似非弱者」,「逆差別」又は「福祉貴族」の問題にもつながります。
 中途半端に余裕を持った中間層こそが,その非道たる悪意を以て,社会的弱者を偽装・自称せしめ,対抗勢力又は意に添わぬ存在,その他自分たちにとって不都合な存在に濡れ衣を着せ,糾弾し,陥れ,さらに,過剰若しくは不当な優遇又は保護を牛耳り,その上で,真の困窮者の福利厚生又は最低限の人権若しくは人間らしい生活をも剥奪します。
 これは,まさしく,各種差別的発言,その他ヘイトスピーチでお馴染みの,元東京都知事の言う「日本を滅ぼす我欲」であります。
 また,共産党をはじめとする各種左翼団体又は人権団体は,目の前の真の弱者・困窮者の叫びを無視し,とぼけて何ら現実味のない都市伝説,おとぎ話又は需給乖離の激しい雲の上若しくは宇宙の果ての出来事に迷走し,無意味な票稼ぎをしています。
 猫も杓子も,日の丸・君が代・集団的自衛権,原発稼働,消費税増税若しくは生活保護費減額の反対又は若年男性を無視した女性・高齢者の活力に期待などなど・・・。
 これら,共産党・労働組合等の自己中心的で悪質極まりない主張を,淘汰・廃棄・打倒・殲滅するため,全体の奉仕者及び外郭団体職員,その他非営利団体職員が一丸となって破邪顕正を貫徹し,真の正義,中立公正・平等,不偏不党の精神,その他正しい人権意識を社会全般へ啓発必要があるものと思料されます。
Posted by 高橋 エマニエル=努 at 2014年07月19日 16:13
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