2015年03月14日

美辞麗句に惑わされ日本の安全を考えない無責任な意見書可決。自虐に基づき日本から核廃絶の声?思考停止に喝!小坂からの反対討論!

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 昨日は本会議終了後、和服から洋服に着替え、自転車で地域周りで走り周り、そのまま消防団の分団会議に団員として参加。

 今月から全ての分団に油圧式のレスキューツールが配備され、使用方法を教えていただきました。

 震災に備え、これからも益々、配備が充実していきますので、使い方や覚悟をしっかり心していきます。

 来月からは月例の訓練も新たに始まりますので、震災に備えて、しっかり学んで行きます。

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 その後消防団の仲間と語らいへ。近くの東京女子医大病院にはDMATの救急車が。初めて見かけたので、パチリ。

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 さて、昨日の本会議で写真に添付した脳内花畑な意見書が自民党、公明党、民主党・市民の会、あらかわ元気クラブ、改革の会の賛成多数で可決されてしまいました。小坂からは以下のような反対討論を本会議で行いました。

 意見書の内容は添付の画像の通りです。問題点についいて詳しくは討論の内容を読んでいただければ幸いですが、「日本を取り戻す」というフレーズを繰り返している自民党すら賛成してしまう体たらく・・・。

(以下、小坂からの反対討論です。)

 議員提出議案第38号「核兵器のない世界に向けた法的枠組み」構築への取り組みを求める意見書提出について反対討論を致します。

 先人を貶め、美辞麗句に惑わされ日本を危険に晒し続ける意見書など有害極まり有りません!

 意見書に「大戦中、自国民やアジアの人々に多大な苦痛をもたらした事への反省」と有りますが、「アジアで独立国が日本とタイしかない状態で他の地域が白人国家に血塗られた支配を受けていた当時の現状」、更に「大きな力を持っていた黄色人国家の日本を潰そうと多方面の謀略戦を仕掛けられた歴史の流れ」「戦わなければ、言語を始めとする民族性を破壊され、略奪される一方の植民地に本自体がなりかねなかった現実」「日本が戦ったからこそ、アジア諸国の独立に繋がったこと」「そうした危機感と想いをもって日本全体が団結してそれぞれの持ち場で大事なものを捧げて戦った先人を悪しざまに総括し、敬意が全く感じられないこと」を無視、あるいは反対に捻じ曲げていることは根本的な認識の誤りがあると言わざるを得ません。

 また、「唯一の被爆国」と書かれていますが、全くの事実誤認です。支那共産党の血塗られた植民地支配下にある東トルキスタン(ウイグル)は何度も原爆を無警告で落とされ多数の死者を出していることが明らかになっています。米国、支那共産党の悪行はいずれも人の道に反した悪行であり決して許してはなりません。

 更に「被爆国だから核兵器廃絶に積極的取り組みをせねばならない」と書いていますが、自らの国が原爆で大量虐殺をされたのであれば、そのような攻撃を受けることが無い、国民を守る覚悟と力を持った真っ当な国になることをまず目指さねばなりません。

 自衛隊に手枷、足枷を沢山つけて動けない状態にし、多くの国民も危機から目を反らし、頭を砂の中に隠すだけで安全な場所にいる気になっているそうした現状こそをまず、変えねばなりません。国防の面で手足を縛られた現状の日本が核廃絶など唱えても所詮は負け犬の遠吠えで一体どこのお人好しの核保有国が耳を傾けるでしょうか?国際政治は御飯事(おままごと)では無いのですから。

 本質的な指摘をすると核兵器が一度開発された以上、それは無くせません。多くの国が保持し、多数の技術者がいて、情報が世界中に点在する中で、各国が仮に核兵器を廃絶することを決めたとして、どれだけの実効性が有るのでしょううか?

 核兵器は既存の技術の組み合わせで成り立ってに過ぎず、一度廃絶しても作る気になれば再度、作れるでしょう。それに関する技術を全て抹消し、技術者も全員殺しつくしたとしても、再開発を不可能にすることは徹底できません。

 そのようなことはもとより不要ですし、許されないことですが。

 そのような中で核兵器の無い世界が一時的にできたとしても、ISISのようなテロ集団や数々のならずもの国家が核保有を宣言したら、それこそ、そうした連中の思う壺です。

 必要なことは核を世界で均衡状態に置き、安定的な状況に保つことです。核兵器を一度、人類が開発してしまった以上、無くせません。均衡を保っていかざるを得ないのです。

 国際情勢において核兵器保有の有無は交渉力を段違いにさせます。北朝鮮や支那共産党といった核兵器を日本に向けているゴロツキ集団に周りを囲まれている日本が「自分だけ核を持たずに平和に努力している」といっても失笑をかうだけではなく、拉致被害者も救えず、韓国の竹島侵略にも北方領土強奪、尖閣侵略にも何もできず、守るべき国民を見殺しにし続ける国家であり続けるだけです。

 このような環境を考えると、日本が検討すべきことは、核兵器保有で日本国をしっかり守ることであると考えます。その検討すら封じ、議論を呼びかけた防衛政務次官を首にするような、ダチョウが首を砂の中に隠すが如き姿勢の日本の在り方を変えるべきと考えます。

 核兵器の保有について、議論すら許されない、思考停止状態の政治こそ、日本を貶め、危険に晒すことであると確信を持って申し上げ、極めて無責任なこの議案への反対の討論と致します。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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