区議選後の議員のそれぞれの所属委員会が決まりました。小坂の所属は以下の通りです。
常任委員会:福祉・区民生活委員会
特別委員会:震災対策・危機管理調査特別委員会
所属委員会の決定については、幹事長会(3名以上議員が所属する会派の代表で構成)に参加している会派で先に割り振り、その後の残りから一人会派が選ぶといった流れになります。どこの委員会に所属していても、地域の要望を伝えたり提案をすることはその委員会での管轄外でも可能なので何の問題も有りません。
所属の震災対策・危機管理調査特別委員会に関連した話として、小坂は「震災訓練の際に避難所の運営についても運営の細部を詰めて決めておくべきであり、そうした訓練をすべき!」と繰り返し主張してきました(参考記事:平成17年6月8日本会議質問)。
今年の9月の総合震災訓練から避難所の訓練についても、行うこととなりました。現在地域の町会と調整をしているところです。
そうした際に活用すべきと考えているのが(あくまで一例ですが)、避難所のプライバシーを確保するために、ダンボール仕切りを使った空間確保です。こちらの企業では訓練等の為に最小限の備蓄を自治体に薦め、いざ、震災が起こった際に数日後に全国各地のダンボール工場で被害を受けていないところから届けるといったシステムを提案しています。震災に備えて何でも荒川区内に備蓄しておくのではなく、プライバシー確保の仕切りのような、震災後数日たってからの供給でも十分なものは、予め供給元を確立しておくという観点も、震災対策においては重要だと思っています。
こうした器材の実際の使用も避難所運営訓練の一環に取り入れるべきと考えています。その際に使った器材を備蓄し、震災発生当初、避難所で最も弱者の位置に有る方に優先して使ってもらうといった形。先日の能登半島地震でも使用されたそうです。このダンボール仕切りを扱っている方に話を聞いたのですが、能登半島地震の避難所には、救援物資として下着が大量に山済みになっていたそうですが、プライバシーを確保する空間が極めて少ないため、下着を着替えることを特に高齢の方が億劫に思い怠り、不衛生な状態になり、ノロウィルスなどの蔓延を招いたそうです。避難所のプライバシー確保が衛生上も精神上も不可欠です。
震災対策もそうですが、区政は全て小さなことの積み重ねだと思っています。そうした各問題点の把握無しに大きな話をすることほど無意味なことは有りません。一つ一つ「小さなことからコツコツと」(どっかで聞いた言葉?)をモットーに議論に参加して行こうと考えています。
本文とは無関係ですが、写真は「小坂の財布に大事に入れているお守り」です。10銭札。4年前の選挙前と、今年の選挙前に小坂を応援して下さっている方からいただき、共に常に身に着けています。(10銭=じゅっせん=10を「とう」と読み替えると「とうせん」)。「何としても当選して!」という気持が込められています。こうした思いの詰まったものは、小坂の宝物です。
委員会での小坂の議論に期待する、という方はこちらを押してください。
今も叔父夫婦とその息子たち家族(=従兄弟)が住んでいますが、幸い怪我もなく、避難所に行くこともありませんでしたが、家は一部損壊しました。
輪島は、観光地として有名ではありますが、かなり近所づきあいの濃い、のんびりとした所でして、近所の方同士で助け合う地域なのですが、それでもやはり色々と問題は多かったようです。
荒川区は、治安では23区一安全と評判のようですし、区民が連携しつつ、過去の不幸な震災の経験などからも、学ぶべきところは学び、小さなことからコツコツと、とにかくできることからはじめれば、できることはたくさんあるのだと思います。
ぜひ、頑張ってください!
ウィキペディアに載っていたなんて驚きでした。
また、町会のスタッフも高齢化していて、私達若い世代がどう、地域に身体を向けていくかも大事ですよね。
きっかけがあれば手伝おうと思っている人は、ひょっとしたら結構いるんじゃないかと思います。
頑張りましょう。
能登半島地震からも学ぶべき教訓は多く有ると思います。ご親戚も大変な思いをされているようですが、そうした経験からの教訓などお聞きになる機会が有りましたら、また是非教えてください。
これからも地道に尽力して参ります。
>>小林 様
ボランティア団体を装った、資金集めも横行しているので、寄付をするのなら確かな団体を予め選んでするに限りますね。
>>じふんて 様
町会などに若者をどのように引き込むかが大きな課題ですね。区の窓口でも転入者に対して町会の案内などしているのですが、もっと行政として踏み込んだ対応をすると同時に、町会も若者の入りやすい雰囲気造りに務める必要が有ると思います。