

(写真は4月14日に除幕式が行われた区立町屋7丁目公園。防災井戸も設置されてます。公園開設の経緯はこちらの記事の項目5,6に掲載)
さて、多くの自治体で遅れているのが、議会自体の改革。日頃「行政をどう適切に運営していくか」をチェックする側の肝心の議会が旧態以前とした体質である限り、政治への無関心や低投票率が続くのは間違い有りません。
一期目の際にも改善を求めて来たことを含め、いくつか課題を書いて見ます。
・費用弁償の廃止(報告記事)
・議長・副議長の極めて高額な報酬の見直し(報告記事)
・議会情報に気軽に触れられるようにすべき。
現状:HPで議会の録画中継、議事録が見られるのは本会議のみ。実質的な議論を行っている委員会での審議は議事録は役所まで行かなければ見ることができません。
・傍聴をして下さる方には、審議の際に議員に配布している資料を傍聴者にも配布すべき。
(現状:傍聴者には資料を手渡されないので議論を理解しにくい)
・議員同士の議論をすべき。
(現状:幹事長会という3名以上の会派の代表で構成される密室での根回しで筋書きが決まってしまう。公開の場で議員同士の議論の場は「議員提出議案への質疑」以外では基本的に無い)。
・質問をした議員に対して、役所側の理事者が質問を返すことも積極的に行うべき。
・委員会での審議をもっと頻繁に行い深い議論を行うべき。有識者からの聞き取りの機会も多く作る必要が有る。
★こうした点について全国の議会を調査した結果がこちらのページに掲載されています。
こうした点について議会を活性化するための改革を行った先進事例として北海道の栗山町議会(議会録画中継をはじめ報告記事が充実)が有ります。栗山町議会基本条例を制定し全国から注目され、議員の視察も多いようです(地域経済への経済効果も出てきているようです・・・)。その改革の内容は(関本三田市議会議員の解説のページも読むとその先進性(本来、当たり前に行うべきことなのですが・・・)が分かりやすいかも)をご覧戴ければと思います。荒川区議会も議会改革に遅れを取らず、住民と近い議会にすべく、有志の議員と声を挙げ続けていこうと考えています。


情報、ありがとうございます。世間の常識に比べてとても遅れているのが議会の常識です。その現状を皆様にお伝えすると同時に世論を喚起し、議会での改革へ向けた活動を加速できればと考えています。