本日も朝から予算特別委員会です。今日は小坂からは2点について質疑しました。1点目は表題のカジノ型デイサービスの規制をきちんと行うことを求めての質疑です。
こちらの画像は荒川区のお隣の足立区にある「カジノ型デイサービス」(民間事業者が介護保険事業の中で行っている)の動画紹介の一部です。
高齢者をギャンブル漬けにして、1日、預かれば一人当たり1万円以上が介護保険事業との認定のもと、公金が転がり込んできます。
認知症予防などと、取って付けたような屁理屈でこのようなデイサービスが全国で蔓延中です。今日、荒川区の答弁で示されたような、自治体での規制も大切ですが、国としてこうしたものは認めないという明確な意思が必要だと強く思います。
質問の詳細は下記の通りですが、9割が公金で行われる介護保険のサービスを使って悪質な業者が利用者をギャンブル漬けにして通わせるようなことを荒川区で明確に禁止することを求めました。
区からは「これからの条例整備において区独自で規制をしていく」ことを明言する心強い答弁がなされ、そうした方向性が明らかになりました。昨年から問題提起をしてきたカジノ型デイサービスを規制する方向にできて良かったです!
介護保険事業としてカジノ型デイサービス店、その名も「ラスベガス」を経営するこちらの企業は、パチンコ店を9店舗経営しています。恐ろしいことです。
是非、皆様のご地元の自治体に対しても、こうした公金で害悪を生む存在を規制するように声を挙げていただければ幸いです。
写真は区役所の隣にある実のなる木公園に咲いた河津桜の本日の様子です。
(小坂の質疑です)
★介護保険におけるカジノ型デイサービスの規制について聞く。荒川区のすぐ近く、扇大橋駅近くに、カジノ型デイサービスが存在するが、どの様なものか現状を把握しているか?
★介護保険という公金を使ったデイサービスにおいて、一日中、パチンコやバカラ賭博、麻雀に耽り、疑似通貨を掛けているとのこと。施設内の写真や動画を見ると、正にカジノそのもの。公金で9割が賄われるデイサービスにおいて、この様な場がある事は不適切。荒川区にこうした事業者が進出してこない様に規制をすべきではないか?
★特にパチンコ台が置かれているのは、ギャンブル依存症への入り口。無料パチンコは薬物中毒で例えると、エントランスドラッグ。薬物中毒は最初はシンナーなどから入り、そこから覚醒剤などに至るが、無料パチンコや疑似通貨パチンコから有料パチンコ依存症に至るのも同じ流れ。神戸市や兵庫県ではこうした悪質な事業を禁止する条例改正を昨年、行った。荒川区も小規模デイサービスを管轄する権限を持つに至った今、条例整備など先手を打つべきではないか?
★デイサービス施設内で現金をかけない形でパチンコをさせる、あるいは介護事業とパチンコを両方やっている事業者が、介護事業利用者を系列のパチンコ店に「無料パチンコ教室」と題して連れて行き、パチンコをやらせる事例が見受けられる。
パチンコ台は光と音で依存症に導かれるように特許技術を使って仕組まれている。体験者の一部が、そこに嵌り、多額の現金を投入して本物のパチンコ屋に通いつめるようになった事例も報告されている。介護事業の名のもとに、こうした事業者が蔓延る状況とならないようにしっかりと見張っていく。
カジノ型デイサービスは断固認めてはならない!という方はこちらの2つのボタンを押してください。
<