2016年05月30日

国旗、都旗、区旗の「掲揚」、議場での国歌斉唱、違反者への制裁。公職にあるものにとって至極当然のことを求める陳情、区職員に年初めや年度初めの訓示の際に国旗に礼をすることを求める陳情の本会議での採決!どちらも当然の内容なのに、賛成は小坂だけ!

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 本日は荒川区議会の開会会議の本会議で上記の陳情の本会議での採決が行われました。

 表題の件、陳情で求められているのはどれも至極当たり前の内容だと思います。しかし、荒川区議会議の中で賛成したのは小坂のみ一人・・・。他は皆、反対の姿勢でした・・・。

 過日の総務企画委員会の審議では「内心の自由に踏み込んで強制するな」「既に国旗への敬意ははらう雰囲気になっており、ことさら変更する必要は無い」などと言った意見が出たそうです。いずれも本質をそれた意見だと思います。

 この陳情に賛成しての討論をした際の写真と討論の内容です。お読みいただければ幸いです。そして、この当たり前の内容が通らないのが荒川区議会の現状であるということにも認識を深めていただければ幸いです。 

(陳情に賛成する小坂の賛成の討論です。)

 私は日本創新党として、27年度第17号陳情「区庁舎及び議場における区旗、都旗及び国旗の総ての掲揚等を求めることに関する陳情」及び27年度第46号陳情 「純粋に荒川区役所庁舎等における区旗及び国旗の掲揚並びにこれに対する敬礼を求める陳情」の願意に賛成すると同時に、これら二つの陳情を不採択とした委員長報告に反対する立場で討論致します。

 第17号陳情は4月末の本会議でも同様の陳情に対する討論で述べた通り、陳情事項の第一は区職員や議員が重層的に所属する国、都、区の旗を掲揚することを求めるものであり、日本国の中の荒川区における公の役割を果たして行く区職員が、国旗の元に一層の尽力をする意志を強めるためにも望ましいことと考えます。

 陳情事項の第二は区議会定例会の開会、閉会の際に国旗へ向けて起立し国歌を斉唱することです。日本国の自治体である荒川区の議場において、その節目に国歌斉唱をするのは極めて自然なことであり、むしろ、それがなされていない現状こそ異常と考えられます。

 日本国の自治体である荒川区。地域あっての国であり、国があっての地域です。一体不可分なのです。国旗に敬意を払い、国歌を節目に斉唱する。それは公の選挙で選ばれ、公の役割を果たす区議会議員にとって当然のことです。それを否定したり拒否することは公の職に在る者としての裁量を越えた暴挙であります。思想信条の自由という言葉でごまかす問題ではなく、国旗への起立や国歌斉唱は日本国の議員として至極当たり前のことなのです。

 以上の認識から、当然、陳情事項の第三にある「起立と国歌斉唱を拒絶した者に退場処分等の制裁を科すべき」という認識にも賛同致します。

 第46号陳情の趣旨は区役所庁舎及び出先機関における国旗掲揚、そして年明け及び年度明けの節目の際などに国旗に向かい一同起立及び礼をすることを求めるものであります。今まで述べた認識の通り、公の職にあるものにとって当然のことを求めているに過ぎず、陳情趣旨に賛同するものです。

 4つの縦糸を守り引き継いできた日本国の地方議員の職に在りながら国旗や国歌を否定することは、自らの拠って立つ日本国への背信行為であるということを再度、この機会に申し上げます。内心の自由などといった言葉でごまかして良い話では有りません。

 陳情の含意は至極当然のことにも関わらず、各会派が不採択を主張することは全く理解ができないものであります。

 以上の理由から本陳情を採択すべきと強く主張し、不採択とした委員長報告に反対すべきと申し上げ、討論と致します。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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