日頃、担当責任者に問題を提議しても、なかなか進まないこともこの「予算要望」に盛り込み、再度、議論をする場を設けるのですが、以下の項目も加えようと考えています。
それは「区立小中学校のプールを夏休みに児童・生徒が使っていない時期に地域住民に一般開放すべき」ということです。
担当課長にも実施すべきと問題提起したのですが、「監視員を置くための費用がかかる」「利用者がどれだけいるのか読めず、たとえ一人でも監視員を置くとなると、無駄にならないか」・・・との認識で、前向きに考える様子は有りません。
しかし、23区の多くの自治体では実際に開放しているのです(関連記事)。下記にいくつか実例を示します。示したのはあくまで一部で他の区でも実施してます。
練馬区の例
港区の例
杉並区の例
品川区の例
中野区の例
目黒区の例
渋谷区の例
新宿区の例
世田谷区の例
文京区の例
この違いは何なのでしょうか?「税で建設した施設は有効利用すべき」、「区が進めている健康増進に寄与するために使えるものは何でも使うべき」といった「問題意識が有るかどうかの違い」かと言わざるを得ません。こちらの写真は荒川区立諏訪台中学校のプール。汐入小学校プール(床は可動式)や第三中学校プールもなかなか良いですね。こんなに綺麗で立派なプール(多額の税金で建設)を未利用期間に一般開放しないという「感覚」はやはり役所らしいですね・・・。
区が区民の健康寿命を伸ばすべく、「戦略本部」の看板を区役所正面に掲げてまで強い決意で臨んでいます。年配の方にも負担が少なく、かつ有効な運動ができるぷプールという場は非常に貴重です。一般開放しているスポーツセンタープールなどは、数も限られており、遠い方には利用しにくいのが実情です。もっと近くの学校で、気軽にプールで泳げれば、区民にも喜ばれることは間違い有りません。
学校は税金で建設した施設です。児童、生徒の学習の場であるだけでなく、地域住民の様々な活動の場として、有効に活用すべきです。
今後も予算要望に盛り込むことで区長に実施を求めると共に、議会での議論の中でも粘り強く実施を求めて参ります。
既存の施設活用や区民の健康増進の為に、学校プールを一般開放すべき、という方はこちらを押してください。
私は世田谷区が実家ですが、中学の時(12,3年前)でも一般開放されていた
ので荒川区もそうなのかと思っていま
した^^;
中学のころは水泳部でしたが一般開放
でも泳いでました。
お子さんがいる家庭など区民プールより
学校のほうが知っている道で安心なので
ぜひぜひ開放して欲しいと思います。
いつも区の現状を公開して頂いてありがとうございます!!頑張って下さい^^
こちらこそ、いつも読んでくださり、ありがとうございます!そうなんです、大人も含めた一般開放、していないんですよ・・・。もったいないですよね。地域での健康づくりに活用しない手は有りません!