さて、その東京区政会館の概要はリンク先をまずお読みいただければ幸いです。飯田橋駅前で平成14年8月末に着工、平成17年5月末に完成した建物で「23区が連絡調整をはかり提携して自治を発展させるため、会議体や調査研究を行う場を提供している複合ビル」です。
総工費は約127億円、財源は自治体宝くじの収益を積みたてたもので全額賄っています。特別区23区はそれぞれ市とほぼ同等の権限を持っていますが、23区共通で取組むこともまだまだ残っていますので、そうした役割を果たす団体や都の関連団体が入っています。この点も書くと長くなるので、リンク先をご覧下さい。
最初に20階の会議室で説明を受けた後、屋上へ。ガスがほんのりかかっていましたが、靖国神社や朝鮮総連本部が良く見えました・・・。
この屋上はヘリコプターのホバーリングスペースとして緊急時に利用できるようになっています。
屋上緑化や太陽光発電も積極的に行っています。発電量はビル全体の必要量の数百分の1程度ですが・・・。
その後、沢山有る会議室を見学。23区では定期的に区長会を開いています。23区の区長が集まりそれぞれの区の意見を持ちよりながら話し合いをします。その会議室がこちら。
4階は特別区自治情報・交流センター。ここだけはこれから開く部分で8月1日に正式に開設です。今日はその前に見せていただきました。23区の様々な資料が集められており、非常に参考になりそうです。行政・議会関係者だけでなく、一般の方の利用も可能ですので、23区の行政に関心の有る方は是非、8月1日以降、訪れてみて下さい。蔵書の貸出しも行っています。23区全ての予算書・決算書をはじめ様々な観点から23区を比較して考えることができる資料が各分野満載、開架部分だけでも、1万冊見ることができます。インターネット端末、行政関係のAV資料閲覧ブースも有り。施策等の研究にフル活用させていただくつもりです。
参考までに8月1日からの会館時間は以下の通りです。
平 日:9:30〜20:30
土曜日:9:30〜17:00
1つのパソコンは「昔地図」を見ることができるようにソフトが組み込まれていました。これは、住所を指定すると、その住所付近の江戸時代などの昔の地図が表示されるものです。訪れた際には、試して見てください。
3階は「首都大学東京オープンユニバーシティー」。非常に多彩な講座が開かれています。首都大学東京とは今年4月に都立の大学4つが統合してできた大学です。
こうした新しい施設は効率的・有効に活用されるようになることが何より重要です。小坂は4階の「特別区自治情報・交流センター」で得られる情報を議会活動に活用しようと意気込んでおります。
案内して下さった責任者の方に、1つ注文をしてきました。小坂が自転車で現地に到着した際に入り口にいる警備員に「自転車はどこに置けば良いですか?」と聞くと、警備員は「特に置く場所はありません」と言うので「じゃ、敷地の邪魔にならないところに置いて良いですか?」と聞くと「敷地内には一切置かないで下さい」と・・・。
「127億円かけて23区で共同して活用する公の施設を建設したのに、自転車1台置く場所も用意してないのですか?地下駐車場はあるのに・・・。」と責任者に話をすると、「飯田橋駅前ということもあり違法駐輪を防止しなければならない、地域の町会ともそうした話になっている・・・。自転車を置く場所が無いわけではなく、事前に話をしてくれれば案内した・・・。」と答えられました。自転車を停めさせないのは多分そうした理由かとは思っていましたが・・・。でも「議員が来るなら自転車を置く場所を用意したのに」とかそうした特別扱いはいらないので、一般の方が東京区政会館に用が有って自転車で来た際に、入り口で警備員などに声をかければ「当会館に御用の有る方の駐輪場はこちらです」と案内して「駐輪許可のプレートを自転車にさげる」などの措置をとって無断駐輪との区別をして駐輪を許可するなどの措置をとるべきだと申し上げました。その程度の敷地は充分確保されてますので。責任者の方も、前向きな検討を約束して下さいました。
★特別区自治情報・交流センターを活用して、小坂はもっと勉強して頑張れ!という方はこちらを押して下さい。
太陽発電はあまり効果が無い(元々発電量はあまり確保できない代物?)のでしょうか?
「昔地図」は面白そうです。
大学の講座まであるのですね。
立派な施設みたいですので有効に活用して欲しく思います。
自転車置き場の件は、先生の姿勢に好感を持ちました。
これから暑くなりますがお体に気をつけて頑張って下さい。
台風一過、暑くなりそうです。くれぐれもご自愛下さい。