我が家の郵便受けに入っていたチラシ。ご丁寧にパンの優待購入券まで入ってました。熊野前商店街でも北側と南側の人の出入りの多いところで20代前半と思しき勧誘員がこのチラシを配ってました。
1斤定価1260円のパン(高い!)が30日の開店初日午前10時からは100円!31日は高級コシヒカリ1kg(定価945円電子活性米って何?)が100円、9月1日は紀州南高梅400g(定価1680円)が100円!いずれも先着300名のみ!
だそうです・・・。場所は東尾久5−6−12 はっぴーもーる熊野前商店街の尾久小学校校門近く。3ヶ月の限定出店だと書いて有ります。「健康」に関する色んなものを売るようです。
潟Aール・エフ(ホームページ)のロイヤルショップと銘打っているこの事業者、全国各地で数ヶ月間出店し、こうした目玉商品を餌に、時間に余裕の有る高齢者を店に呼び寄せ高額なもの「催眠状態にして」売りつける催眠商法の店です。ホームページでも店頭と同じか分かりませんが、こうしたものを売っています。電動の足裏マッサージ機が38万円ですか、・・・。
催眠商法、って何、という方はこちらをお読み下さい。こちらも参考記事です。
東京都のこちらのページにも、催眠商法の被害(届出があったものだけですので、氷山の一角です)が倍増していると有ります。
1)前年同期比2倍!
2)60歳以上の高齢者が全体の9割超!
平均被害額は・・・(1件あたり被害額の平均です。念のため)
1.布 団 14件 369,100円
2.健康食品 11件 728,200円
3.磁気マットレス 8件 403,400円
4.家庭用電気治療器具 5件 225,600円
すごい金額・・・。
こんな体験談も・・・
「この「アール・エフ」、ものすごい曲者な人たちです。自分の親も以前、だまされ 布団(どうみても1〜2万程度のお粗末なもの)など何十万もする品物をローンで契約されるところでした。この100円という品はいわばオトリですので注意が必要です。ターゲットは体になんらかの不満や持病などをもつ老人です。彼らは途中演説販売をはじめ徐々に高額な品物を売りつける悪徳業者です。奥から次々と怪しい品物を出してきます。聞いたこともないような怪しい会社名と成分のシャンプーやゼリー、食品など、とても怪しい品物がたくさんでした(←高額商品として売り出している)要注意です!」
是非、お近くの方は、高齢のお知り合いや「目玉商品」という言葉に弱そうな方に、「この店、催眠商法で有名だから、危ないので近づかないようにして!」と知らせてあげて下さい。
1.危うきに近寄らずで、お店には行かないのが無難。
2.万が一、ご自身や知り合いが高額のものを買ってしまったら・・・。8日以内でしたら、クーリングオフ(解約)が可能です。
布団や健康器具などを使用してしまったら返品できないと思う人がいますが、クーリング・オフをすれば消耗品以外は返品することができますし、払ったお金は返してもらえます。
また、クーリング・オフ期間経過後の契約取消も場合によっては可能です。「病気が治る」等、事実と異なった断定的な説明を聞き、それを信じて契約した場合等は、クーリングオフ期間が過ぎていても後で契約を取り消せる場合があります。また、「病気が治る」等の発言は、医師法や薬事法にも違反しているおそれがあります。8日以上過ぎていても、他にも、こちらのページに詳しく書いて有るような理由で8日を過ぎていても解約可能です。あきらめずにご相談下さい。
3.高齢者や家族からの消費生活相談は
「高齢者被害110番」へ 電話 03−3235−3366
もちろん、身近な議員 小坂までメールや電話で相談いただいても結構です。
現在、こうした催眠商法を事前に取り締まれる有効な法や条例が無いので、こうした形で注意を喚起してます。
あえてクーリングオフ以外で当てはまる規制を挙げれば
「平成16年11月施行の改正特定商取引法により、販売目的を隠して消費者にアプローチする行為が禁止されました。また、販売目的を隠して、一般の人々が自由に出入りしない場所に誘い込んで消費者を勧誘する行為が罰則をもって禁止されました。」といったもの位です。
まあ、場合によっては、この事業者から「このブログ、営業妨害だ!」と訴えられかねないですが、そうなったら、こちらも奥の手を使うまでです(^^)。
催眠商法許すまじ!、という方はこちらを押してください。
「知り合いの進めだから」と安易に話に乗ってしまう事無く、少しでもおかしいと感じたら自分でよく調べたりして、被害に遭わないよう気をつけたいところです。
様々な悪質商法が出ては消えを繰り返していますが、クーリングオフなどの知識を日頃から頭に入れておくことが肝心ですね。
警察に通報して動いて貰えないのですか?
御年寄りはこの様な情報をインターネットで
情報を知る事は出来ないので、
若い人達が動いて守らないと駄目ですね。
私も以前同じような店構えの店でお年寄りが
開店前に行列を作っていたので、
整理している店の人間に話を聞いて
怪しかったので俺も中に入れろと言ったら
断られた経験があります。
店の前で注意喚起したらやはり営業妨害に
なるのでしょうかね。
この様な店を出店できないようにする
条例や法律は無いのでしょうか?
彼らは店舗名を変えつつ全国を回ります。3ヶ月くらいの短い周期でぐるぐると。熊谷の近辺のある街で仕事をしていた時、その事業所の2階に彼らがやってきました。従業員は5〜10人くらいで極めて愛想がよく人当たりのいい人たちです。
いろんな品物が日替わりで毎日100円。時間の余っているお年寄りたちが毎日行列を作っていてかなり異様な光景でした。
当時の私の部下の母君がコロッと「騙されて」40万円の羽毛布団を買ってしまったそうです。
厄介なのは買ってしまった本人が「騙された」という感覚がないこと、またテキは極めて愛想がよく教育された人たちなので「彼らが悪いことをするはずがない(=人を騙すはずがない)」と本人が考えてしまう(あるいはそう考えずにはいられない)ようです。認知的不協和理論というやつでしょうか?これだけの対価を支払っているのだから、、、と本末転倒に自分の気持ちを偽るのでしょう。
金額の妥当性はともかくとして、売買そのものは違法とは言い切れないのが腹立たしいですね。裏を知ってしまえば夢から覚めるし予防にもなると思うので、全国の地方議員の方に連絡を入れてみる、というのもいいと思います(というかそうしていただきたいです)。
僕も、以前西新井に住んでいたとき
バスの中でそれをやっていたので
ただのカップラーメンだけもらって
そそくさと帰ってきました。
(まずい、ラーメンでした)
某有名タレントの垂れ幕をバスの横に貼り付けて、「お帰りは自由です」というのぼり端が司会者のよこにかざってあって、どうみてもSF商法。。みんな、われさきに、手をあげて無料の品物をもらう、何度も繰り返すうちに高い品物まで買ってしまう。
お年寄りがターゲットというのも許せないですよね。
様々な情報、ありがとうございます!本当に腹立たしい商法です!でも、売主と飼い主の合意の上での売買となり、違法とはできないのが現状・・・。事前の広報が何より必要かと思います。このアール・エフという会社について、都に問い合わせてみると、東京都内だけでこの5年間に100件も消費生活総合相談センターに相談が有りうち50件程度は被害を受けた方からです。全国ではどれだけ多くの被害者がいることか・・・。浄水器、空気清浄機、健康食品などを20万円〜50万円で買わされたそうです。都はもっと個別の企業に対しての相談がどの程度あったのか、公にするべきと思います。
状況のご報告とコメントありがとうございます。法規制を国会で強めていただきたいと切に願います。また、各都道府県で「この企業が行った販売活動についての相談は何件来ている」などといった具体的な情報をもっと公開すべきだと考えています。現在は明確な犯罪と規定されていない上「個人情報」だからとなかなか公開しないようです。全く、危機感の欠如した対応です。
情報、ありがとうございます。まずは注意の徹底を私も様々な集会で行っていますが、制度としての規制ができるようになんとかしたいものです。
小坂さんのレポートと同じようにチラシを配っていきました。
わたしの人相(怖そう)を見て、手に持った粗品は渡され
ませんでしたが…
ちなみ、オープン日は5月9日10時から
住所は荒川区町屋5−5−2です。
情報、ありがとうございます。実は2月28日のブログ記事(http://kosakaeiji.seesaa.net/article/87618797.html)にも書いたのですが、正にご指摘いただいたその場所に開店していたのです・・・。形の上で「再度、オープン」としたのでしょうか・・・。こうした悪徳商法は、明確な形で法規制をしなければならないですね。