9月1日のブログ記事に書いた汐入図書サービスステーションの開設式典に出席。区長、議長、地域の方、汐入小学校の児童によるテープカットに続き、
施設の見学。ショッピングモールの一角の空き店舗を借りた(賃料は月額約22万円)敷地内には図書が約3000冊。娘も絵本を選び放題で沢山手に取り・・・。
10:30に一般開放開始。一気に大混雑。汐入地域の方の期待が大きかったことが良くわかります。地域の方の挨拶の中で「汐入住民にアンケートをとったら望んでいる施設は1.総合病院、2.区民事務所、3.図書館の順に多かった。そのいずれもが整備されつつあり嬉しい」とおっしゃってました。病院はこちらの通りの予定ですし、区民事務所は南千住駅西口の再開発ビル内に開設されることが決まっています。
この図書サービスステーションは蔵書数は少ないですが、窓口やメールで荒川区立図書館のみならず各地の図書館から素早く蔵書を取り寄せて受け取ることができます。ネットを使う方は簡単ですので、近隣の方は是非手続きをお薦めします。
ネットがこれだけ普及し図書館の間の図書の融通(区内だけでなく区外も含めて)が進んでいる現在、こうした小規模な図書館を拠点に図書館サービスを行うことこそ重要だと思います。必要な書籍は取り寄せられるのですから。議会の中には未だに「巨大な図書館を新たに建てろ!それが文化レベルを上げるのだ!」と主張する方もいますが、小坂はそうした箱物第一の発想の図書館は新たになど不要だと思っています。区内図書館の本館である南千住図書館、十分立派だと思いますが・・・。
嬉しかったのはこの場で二人の方から別々に声をかけられたことです。いずれの方も面識は無かったのですが「小坂議員ですか?ブログ、いつも読んでます!応援してますので、これからも頑張って!」と激励をいただき、大変励みになりました。
その後、伝統技術展の展示を見学しながら、様々な方とお話をしてきました。娘は抱っこで寝てましたが・・・。
荒川区登録無形文化財保持者の田中作典氏の犬張子。可愛い・・・。目を覚ました娘は、「これネコだよー」と言い張ってました。
抽選で工芸品が当たる抽選会(それぞれの職人さんが寄贈)は大変な熱気。
尾久図書館で行われた映画会へ。各地の図書館では月に数回、図書の読み聞かせや映画会を行っています。
尾久の原公園では確認できただけで2本の木が根こそぎ倒れてました。台風、恐るべし。
汐入図書サービスステーションの開設を歓迎する、という方はこちらを押してください。
そんな時代錯誤のことを言っている議員がいるとは。
>小坂はそうした箱物第一の発想の図書館は新たになど不要だと思っています。区内図書館の本館である南千住図書館、十分立派だと思いますが・・・。
同感です。むしろこれからは、こうした小規模拠点が増えるといいと思います。高齢者や、図書館に行くことができない人のために、有料でもいいので、宅配サービスなどがあると、さらにすばらしいと思います。
共感のコメント、嬉しく拝読しました。ご指摘の通り、これからの図書館はもっときめ細かいサービスを行うべきですよね。また、区立図書館は全て駅前に存しているわけでは無いので、主要各駅前に図書の返却ポストを設置するのも今後喜ばれると思います。
宅配サービスは、以下の抜粋(こちらからhttps://www.library.city.arakawa.tokyo.jp/user_guide_top.html)の通り、障害者に対しては行っているのですが、外出が困難な高齢者にも広げられないか、働きかけてみます!
(以下、抜粋)
ハンディキャップ・サービス
身体に障害があって、図書館にお出でいただくのが困難な区民の方に、点字図書・録音図書や本・カセットなどを宅配・郵送いたします。また目の不自由な方に館内で資料を直接お読みする対面音訳も行っております。
資料は1ヶ月間借りられます。各図書館にお申込・お問合せください。
障害者に対しての宅配サービスは知りませんでした。こういうサービスがあるのはいいですね。小坂さんがおっしゃるように、高齢者や妊婦など、外出が難しい方に広がるとさらにすばらしいと思います。
>主要各駅前に図書の返却ポストを設置
これはとてもいいアイデアだと思います!小坂さんには、こういう一般区民の目線の発想がありますね。さすが、こまめに自転車で出歩き、視察をしていらっしゃるだけのことはありますね。
ところで以前、小坂さんも話題にしていたような気がしますが、図書館のCDなどは、なぜリクエストの対象になっていないのでしょうか。図書はリクエストが反映されて購入されることがあるので、判断の公正性が実感できるのですが、CDはブラックボックスのなかで決定されているような気がしてしまいます。図書とCDの購入決定の基準が違う理由をもしご存じでしたら、ご教示いただければ幸いです。
図書の購入基準の問題については、ブログ(http://kosakaeiji.seesaa.net/article/5997564.html)記事に書いたことがありました。
ご指摘のように図書とCD,DVDなどの基準の違いについて、課題が有ると思いますので洗い出してまた記事でご報告したいと思います。
機会がありましたら、「図書とCD,DVDなどの基準の違い」の解明、よろしくお願いいたします。
9月17日に図書館にいくつかの点について申し入れをしてきましたのぜ、是非、ご覧下さいませ。視聴覚資料の購入については私は「レンタルビデオ屋」に置いてあるようなものは、レンタルビデオ屋に任して置けば良い。そうした場におかれないようなもので、公的に価値が有ると思われるものを購入し、そうしたものであればリクエストも受け入れるべき、という趣旨です。
購入基準の詳細は後日、お知らせする機会をお作りしたいと思います。