館内に入ると23区のそれぞれの区報、区議会報が並べてあり、自由に持ち帰ることもできます。
調べもの等に自由に使えるネット接続パソコンが5,6台。
閲覧席。館内の資料をじっくりと見ることができます。資料は貸出しもしています。
23区の資料や地方自治に関する書籍等をじっくり読ませていただきました。因みに広い館内に利用者は4人程度・・・。
調べものを終え、1階に降りると、昨日の記事に書いた「喫煙マナーアップキャンペーン」の展示が。62の各自治体の取組みが紹介されています。
荒川区のボード
石井竜也さんデザインのモニュメント。タバコの吸殻22,500本をボランティアの方や白井貴子さんが貼りつけて作ったとか。
さて、荒川区に戻る前に立寄ったところがあります。弥生廟(弥生慰霊堂)。この名称でネット検索しても20件程度しかヒットしません。残念なことに、それだけ知られていない施設です。弥生廟(弥生慰霊堂)のページに書いてある通り、千代田区の北の丸公園にある慰霊施設で警視庁及び東京消防庁の殉職者を祀っています。所属別の内訳は、
警視庁:807柱
東京消防庁:464柱
皇宮警察本部:8柱
関東管区警察局:3柱
東京都警察通信部:2柱
警防団:1228柱
となっています(平成16年10月19日現在)
日本武道館の脇の道を入ったところに有ります。
公のために命を落とされた方々に感謝と敬意の祈りを捧げました。
同じ敷地内には関東大震災昭和天皇御野立所記念碑が。
日本武道館脇の案内板。左側の「昭和天皇野立所碑」と書かれているところの白い四角の部分が弥生廟(弥生慰霊堂)なのに、記載が全く無いのは残念です。担当部署に「案内板への記載」と「弥生廟(弥生慰霊堂)を説明表示板」の設置を最低限求めるべく後日連絡をとります。
皇居を写真で紹介しているこちらのページに弥生廟(弥生慰霊堂)の入り口の写真が掲載されていますが、「田安門の脇に、弥生廟との石標が立って居ますがどのような由来があるのか判りません」と書かれています。せっかく弥生廟の存在に気付いて写真を撮っても、何の施設かわからないのです。案内板に存在も書かれていなければ、説明板も無い状態は異常だと思います。
アサヒビールの名誉顧問で、現役時代に経営危機に陥ったアサヒビールを立て直した中條高徳さんの多数の著書の中の1冊に「おじいちゃん戦争のことを教えて」が有ります。孫娘に対して、平易な言葉で大東亜戦争や自分の人生を振り返りながら書いたもので、内容に非常に共感した1冊です。荒川区立図書館にも蔵書がありますので、ご一読をお薦めします。さて、その著作の一部をこちらのページから読むことができるのですが、記事の真中あたりに弥生廟に毎朝お参りしていることや、「公の為に殉じることを尊ばないこと」への批判がなされています。特に中條高徳さんの 「この弥生廟のことが、関係者以外にほとんど知られていないのは、近年、公のために身を捧げることが、どれほど国家にとって、社会にとって崇高なことであるのかを、認識できない人が増えている証拠なのだ。」との認識は全く同感で、そうした現状が残念でなりません。学校教育でその崇高さを教えることが必要だと強く思います。
蝉時雨の中にひっそりとたたずむ弥生廟に、皆様も是非足を運ばれてはいかがでしょうか?
靖国神社を参拝してから、急いで区民相談のため荒川区へ戻りました。境内には多数の朝顔の鉢が。夏です。
★公に殉じた方にもっと感謝と敬意を示すべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
今度行ってみようと思います。
あと、非常に難しい問題かもしれないですけれども、ああいう公共機関に無線LANスポットを置いてもらえると仕事がてら立ち寄ることが出来るので、かなり嬉しいのですが。
公明党が無宗教の追悼施設建設を推進しているようですが、そんな意味の無い物に税金を掛けないで欲しいと思います。
心を伴わない施設なんて無用の長物でしかないのに…。
先日こんなブログを見つけました
中国の7色に輝く河川と食品
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/
ネットで情報を個人が得れる時代が
いい名と思う反面、恐々、何かを隠している
マスコミはほんとに
どうしようもないななあ
と思います。
もっともっとネットを普及させましょう!