(総括質疑で質問する小坂)
今日は決算特別委員会の初日です。各会派から会派を代表して総括質疑が行われました。会派の所属人数に応じて質問時間が割り振られていますので、一人会派の小坂は質問と答弁で3分40秒です。以下の質問を行いました。併せて区長からいただいた答弁も書かせていただきました。
荒川ケーブルテレビの録画もされ、10月8日〜14日の午前9時〜11時、午後6時〜8時に各会派の総括質疑が放送されますので、視聴できる方は是非、ご覧下さい。こうした映像はネットで流して欲しいものですが・・・。現状は本会議のみが荒川区議会ホームページで録画中継されてます。
(小坂が行った質問)
小坂:区民の安心の為、区が踏み込んだ対応をすべきという観点から質問致します。昨年の私の本会議質問に対し前向きな答弁をいただいた(参考報告記事:こちらの1項目目)「迷惑・危険行為へ速やかな罰則適用を行う包括的条例」制定への準備状況はいかがでしょうか?ごみ屋敷への撤去処分命令、費用を徴収しての強制撤去、集積所からのごみ持去り禁止、歩道における暴走など危険な自転車運転の取り締まり、道路の不法占拠、歩き煙草・ポイ捨てへの罰則適用などを含む包括条例の制定を再度求めます。
また、条例の制定前であっても区が街中での迷惑行為に対して、直接注意や指導を行う専門の非常勤職員を雇い、先ほど例示したような迷惑・危険行為が目立つ場所を頻繁に巡回し、指導や警告をする仮称「荒川安心安全Gメン」といった制度を作ってはどうでしょうか?現状はこうした迷惑行為へ対応する部署がそれぞれ異なり、縦割りとなっていますが、そうした行政の枠を超えて指導・警告する役割をGメンが担うのです。法律や条令について一定の知識を持ったGメンが決められた担当エリアの現場で迷惑・危険行為を行うものに頻繁に指導・警告を地道に繰り返すことは荒川区として、こうした迷惑・危険行為に対して看過しないという、区内外への強い決意の表明になりインパクトも大きく、効果は高いと考えますが、いかがでしょうか。
「区政は区民を幸せにするシステム」という西川区政の目標を体現するには職員がもっと現場に赴くべきだと考えています。例えば、防災担当の職員が定期的に住宅密集地を巡回し、ブロック塀の生垣化や耐震補強が必要と思われる家を見つけたら即座に訪問し、補助制度を説明し利用を薦めるといった民間企業で行っている「訪問営業」を実施してはどうでしょうか?今までの「お役所」のイメージとは異なる区民本位かつ公共の利益を拡大できるこうした新たな取り組みお願いし、区長の決意と認識をお聞きいたします。
区長答弁:小坂委員の問題意識、提案については基本的にもっともだと認識しており、賛成である。自身も議員として、地域からそうした相談を受けて対処してきた経験からもそう思う。地域の方には快適に生活して欲しいと願っている。小坂委員から提案のあった迷惑行為を禁止する包括条例については、庁内でプロジェクトチームを作って準備を進めている。関係法令等との関係も調整が必要で時間をかけており申し訳無いがきちんと進めていく。小坂委員より提案された区職員が街中に出て営業のように働きかけを行う方式については大変良い提案だと思い取り入れたいと考えている。
小坂:前向きな答弁、ありがとうございます。踏みこんだ対応を期待します。
(質問と答弁は以上です)
今後も質問した事項について、実現を目指して議論を続けて参ります!
危険・迷惑行為に区は踏み込んだ対応をすべき、という方はこちらを押してください。
荒川区は地元を愛する人も、良い意味で「おせっかい おじさん おばさん」も多い地区ですし、「東京一安全」の看板を守り、区民が安心かつ安全に暮らせるためにも、ぜひ必要だと思います!!
イギリスではカメラからマイクとスピーカー経由で注意ができるらしいです。
人を使うのが一番ですが、人間には限界もありますし、機械で一極集中管理すればコストも抑えられると思います。初期投資がかかりますがw
なにかとプライバシーを言いますが、普通の日本人はそれに反対しないはずです。反対するのは、革新(これが欺瞞)であり、中国、北朝鮮、ロシアの恐怖社会からみれば、取るに足りない議論だと思う。
ありがとうございます。実現できるように今後も働きかけて参ります。
>>区境人 様
監視カメラが効果的な地域はそうした対応も考えるべきだと思います。
>>区民 様
左翼の「監視社会」批判は批判が目的とすら思えます。安心・安全の為に防犯カメラは不可欠と思います。