★駐輪場のサービス向上を!
小坂:他の委員が指摘された豊島区で検討されたような駐輪場のコストを鉄道事業者へ負担させる課税も是非検討すべきと私からもお願いをしたい。駐輪場の運営と料金体系の見直しについて聞く。駐輪場の利便性向上について区独自の取組みをできないかお聞きしたいと思う。広島市では市営駐輪場21ヶ所を自転車1日百円、バイクは二百円で何度でもどこにでも停められる1日駐輪制度を始めたと聞いている。最初に停めた駐輪場の領収書を持ってそれを提示すれば、同日中ならどの駐輪場でも何度でも停められるそうです。これは一例ですが、環境にやさしい自転車をもっと区民に活用してもらうため、こうした取組みの検討や、駐輪場の利用料金の引き下げや一時利用、定期利用、平場、屋内の不平等な料金体系の総合的な見直しを進める中で、こうした利用者本位の取組みを荒川区でも始めるべきではないか?一時置場はコインパーキング形式にしていくべき。
管理計画課長:放置自転車が無くて、快適に暮らせる環境を作るべく検討していきたい。駐車場と置場の関係にも触れていたが、一時置場が無料のところも有る。そうした場は短時間の利用を想定しているのだが、先日、区で西日暮里駅前の一時置場の状況を調べた。2日間以内の利用が48%であった。残りの52%は3日〜5日もの間、駐輪を続けており本来と違う使い方をされている。
★自転車上の児童の安全確保を!
小坂:6歳未満の児童を自転車の後部座席に載せる際に、転倒などの際には頭部が極めて危険である。実際に重篤な事態に陥る事故も全国で起きていると聞くが、荒川区においての発生状況は?ヘルメット着用を進める、区としての取組みは?児童用ヘルメットを区内の自転車店で買う際の割引クーポンを対象者に配布した文京区や、京都府のように6歳未満のヘルメット着用を義務化(罰則無し)といったような、もう一歩踏みこんだ対応をすべきと考えるがどうか?
管理計画課長:区内での指摘のような事故がどの程度起こっているかは把握していないが、自転車が倒れた際に幼い児童の危険性は高い。そうした事項について、区報でPRをした。平成18年に荒川区交通計画においても言及している。法改正でヘルメットの着用が努力義務となった。今後更に啓発活動をしていきたい。各機関と連携していく。。二十三区では児童用ヘルメットを貸し出している自治体も有る。2400円〜3000円程度でヘルメットは販売されているがどのように具体的な促進策がとれるか検討していきたい。
★違法広告への厳しい措置を!
小坂:不動産やサラ金の違法な電柱広告の撤去を区民ボランティアが行う制度が有るが、そうした撤去の現状を聞く。
管理計画課長:区で毎日実施している道路パトロールにおいて撤去したのが約18、000枚、現在42名の屋外広告物撤去協力員が回収したものが10、130枚、東電で約3万枚。年間5万8千枚余を回収している。剥がしても剥がしても貼られるのが現状。
小坂:非常に多くの違法看板が張られている。日暮里舎人ライナーの工事が一通り終わり、道路も美しくカラー舗装された尾久橋通り、そこに最近電柱広告が大量に張られ始めました。道路整備が終わり景観が折角良くなったのに、それを邪魔するかのような極めて目障りな存在となっている。そうした広告には不動産会社の名前は書いていないが電話番号が書いて有る。その連絡先に電話をして業者の把握や抗議や指導をしているか?
管理計画課長:貼られているビラは、事業者名を書いていなかったり、矢印のみといった手を込んでいるものが増えている。多くは区外の業者であり、注意をしても誠意有る対応が得られない。警察とも連携しながら対応しているが、現行犯でなければ警察も動かないのが現状。
小坂:本来かける必要の無い公金をこうしたことに投入しなければならないのは不本意であり、区は「被害者」とも言える。警察と協議するだけでなく、明確な形で被害届を出すべきではないのか?また、指導に従わないで違反を繰り返す事業者名は、ホームページや区報などで公表も行うべきと考えるが?そうした取組みを粘り強く続けていけば、悪質業者の間で口コミでで「荒川区内に電柱広告を貼ったら、厳しく追求されるので貼るのは止めよう」といった認識が広がり抑止効果が有るのではないか?今までよりさらに踏みこんだ対応を求めたいと思いますが認識は。区で独自に課すことができる5万円の科料について23区はどこもその「伝家の宝刀」を抜かなかったが、違反事業者についても連絡先などは分っているのであるから、今こそ「伝家の宝刀」を抜く勇気を発揮して欲しい。
管理計画課長:屋外広告物撤去協力員の中には宅建免許をお持ちの方がいる。屋外広告物条例については対応は市区町村の仕事になっている。5万円の科料を貸すことができる。現状ではこうした科料を科した例は23区内では存在しない。小坂委員からも指摘を強く受け、今後、実態に即した適切な対応をしていく。
★コミバスさくらの更なるサービス向上を!
小坂:コミバスさくらが区民に愛されて毎日平均1000人以上が利用されている現状、とても嬉しく思う。汐入ルートの創設など路線拡充も歓迎。さらに区民に愛される為に、京成バスに協力をお願いしながら新たな取組みを進めてはどうか?コミバスさくらのサポーター制度を作ってはどうか?話題造りと区民に愛着をもっていただくこと、また収益確保の為、例えば1万円や2万円をいただき椅子あるいはバス停に氏名と記念の言葉を刻んだプレートを貼る。尾久の原公園の桜の里親と同じイメージです。また、運転免許証自主返納をした65歳以上の高齢者に対して、本来の免許の更新時まで有効のコミバス無料券を配布してはどうか、その費用はもちろん区が持つわけですが、高齢者の事故防止と京成バスへの支援の一挙両得になるのではと考えます。こうした取組みが越前市で今月始まったと聞いていますので、先進事例を参考に荒川区でも多様な取組みをしていただければと思いますが認識と決意をお聞きします。
交通担当課長:「コミバスの里親」のような制度については、収益向上に繋がると考える。バス停については道路占用許可や法的な側面も考慮しながら検討したい。免許返納を促す事例も二酸化炭素削減や交通安全の為に有効と考える。こうしたことについて今後京成バスとも協議していきたい。
★メリハリをつけた対応を!
小坂:公衆トイレの清掃について、どれ位の頻度で清掃しているのか。日暮里駅前再開発地区に新たに設置された立派な公衆トイレ。1ヶ月と数日前の夕方に見たが個室のゴミがひどい。これから日舎ライナー、新京成が開通するなど区の玄関口でそうした状態は地域の恥であり、見た方には民度が低いというイメージを持たれかねない。先ほど2回との話があったが、区の玄関・窓口と言えるようなこうした場所では夕方や夜間にも清掃を行うなどさらに増やすべきではないか?他のエリアよりももっと清掃回数を増やすなど重点的に行うべきではないか?
公園緑地課長:基本的には毎日行っている。使用頻度が高い駅前などの公衆トイレ6ヶ所は毎日2回清掃している。指摘された再開発で開設された日暮里駅前の公衆トイレは、指摘も受けて適切な対応をしていきたい。
★荒川自然公園を利用しやすく!
小坂:荒川自然公園の運営について、以前にも提案したが、外側とは区切られた立地の中で、園内で、食べ物を売る販売者(様々な事業者があらゆる種類の食べ物を販売車で売っている)をルールを決めて園内の目立つ場所に乗り入れさせてはどうか?
公園緑地課長:都市計画の点から難しい状況にあった。現状では障害者団体のみに認めているよう状況である。


看板・広告物にぶつかったり、看板・広告物のせいで見通しが甘くなったり・・・
是非とも厳しく対処してもらいたいですね。
ご指摘の通りです!明確に犯罪として通報(すぐに警察が動かないとしても、形はそうするべき)するべきです。悪質な事業者の情報開示も!