
昨年、一昨年の記事にいくつか書きました、大東亜戦争時に荒川区の日暮里から出征された兵士が戦地に赴く際に身に着けていた日章旗の寄せ書きが今日、小坂事務所に届きました。
事の経緯については、まず平成17年11月14日のブログ記事や平成18年6月26日の記事とそれらのリンク先を参照下さい。
本当は、日章旗を発見したお孫さんにあたる米国の方が直接、ご遺族に手渡したかったそうですが、費用の工面が今までつかず、小坂の手から渡して欲しいとのことで届きました(このようなHPも開設されていたます。)。幅1メートルはある大きな日章旗に加えて、小坂への手紙とご遺族への手紙、映画「硫黄島からの手紙」DVD(日本では再生できないようです・・・)が同封されていました。
どのようにご遺族に手渡すかをご遺族と改めて話合っていく訳ですが、以前、ご遺族を訪問した際(昨年の報告)に「この日章旗を平和学習の為に使っても良い」旨のお言葉もいただいていたため、区の教育委員会にも、小中学校の授業やふるさと文化館での展示に活かせないか検討をお願いしてきました。その上でご遺族の元でお返しさせていただければ幸いと考えています。
責任の重さを感じながらも、こうした意義の有る橋渡しのお役に立てることは感慨無量です。今後、またご報告致します。


この話はずっと気になっていました。
そして、日章旗が思っていたよりも綺麗であることにびっくりし、
大切に保管していただいていた事に対して、感謝の気持ちで一杯です。
一人でも多くの人にこの日章旗を見て欲しいと思います。
本当に長い時間を経ての故郷帰りですね。ご遺族の方も心待ちにされていたので、感無量だそうです。こうした遺品を「戦争に関する骨董品」としてネットオークションで売っている例(http://cgi.ebay.co.uk/Rare-Original-Japanese-Battle-Flag-Siberian-Expedition_W0QQitemZ130166696365QQihZ003QQcategoryZ4080QQssPageNameZWDVWQQrdZ1QQcmdZViewItem#ebayphotohosting)も多い中、遺族の気持ちをまず考えて返還して下さったデトリックさんには本当に感謝ですね。