平成19年度荒川区戦没者追悼式(荒川区遺族会主催)に参列。大東亜戦争において荒川区から英霊になられた千六百余柱の御霊に感謝の誠を捧げて参りました。
指名献花をさせていただいた後、「ふるさと」と「あかとんぼ」の演奏がありました。戦地で厳しい敵の攻撃に立ち向かい倒れた方々、食料が底をつき飢えに苦しみつつ、ゲリラ攻撃を逃れながらついに力尽きた方々・・・。きっと「ふるさと」の家族や仲間、自然、歴史を守る助けになればという気持ちで、戦い、ふるさとを思いながら亡くなっていかれたことと思います。そうした気持ちを思うと涙を抑えられませんでした。
現在の日本は格差という言葉が濫用される中とは言え、世界の中でも有数の豊かな国になりました。現在の日本が有るのもこうした英霊が礎になられたことがあってこそです。平成17年8月5日のブログ記事にも書きましたが、そうした「事実」に対して感謝をすることを忘れた社会は乱れる一方だと思います。現在の状況が正にそうだと思いますが・・・。議員として、こうした乱れた状態を正す力にならなければと決意を新たにしました。
参列者に持ち帰り用に渡された稲荷寿司とかんぴょう巻きを昼御飯としていただきました。硫黄島やフィリピンを始めとした戦地で、このような白米の御飯など望むことが到底できないような飢餓状態で命を落とされていった方のことを思いながら、こうして食べることができる恵まれた今に感謝の気持ちいっぱいで頂戴しました。
今日の15:30には区役所隣に有る「実のなる木」公園において、荒川区の交流都市である福島市の市政施行100周年を記念して、天津水密桃(明治初めに中国から導入された3種の桃のひとつ。参考記事)の記念植樹が区長、市長を始め関係者の臨席のもとで行われます。都合で参加できないのですが、事前に現場を見てみるともう植えて有りました。
福島市とは防災の協定を結んでいますが、今後もさらに関係を強化していきます。
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