担当部署の前では屋上緑化の支援策や事業者の資料を得ることができます。
墨田区では、屋上緑化助成制度のページに有るように区内の民間建築物で、新たに屋上を緑化した建築物の所有者の方に、1平方メートルあたり1万円か工事費の半額の少ない額(最高40万円まで)を補助します。また、屋上緑化を予定している区内建築物に載せられる重量や防水層の状態を無料で調査してくれます。
こちらのページのリンク先には見本として展示してある緑化の、1平方メートル単位の費用や重量、保水の仕組み等、細かいデータも得られます。見学の際にも資料としていただきました。実に様々な方式が有りますが、選定のポイント等について区の職員も親身になって相談に応じてくれるようです。
案内して下さった職員の話では屋上緑化の助成制度利用は年間十数件だそうです。見本コーナーの見学は区民のみならず、行政関係者や小中学生(自由研究の調査)等幅広いものの、他の自治体でもこうした見本コーナーの設置が広まっていることもあり、見学者は減ってきているとのことでした。そう言えば以前、文京区役所の近くを通った際に、文京区役所の屋上緑化見本コーナーを見学しましたが、そこは自由見学スペースとなっていました。
「墨田区の緑」のページを見ると区の緑化にかける意気込みが伝わって来ます。小坂も屋上緑化への助成等、平成15年の当選以来、本会議質問等で様々な面の提案をしてきました。屋上緑化への費用助成は23区中過半数の自治体で実施中であり、荒川区でも導入すべきと考えています。結果を出せるように引き続き尽力して参ります。
屋上緑化で夏の日差しも緩和。各見本にはデジタル温度計が設置してあり、地表温度と地中温度で約3度程度(15時頃)の差が有りました。昨日はさほど暑い日ではありませんでしたが、真夏日にはもっと差が出て5度程度違うそうです。
緑化見本コーナーを見学後、荒川区に自転車で戻る際に、隅田川沿いで見かけた「震災時に水道が流れなくなっても使える震災対応型公衆トイレ」。
役所内に置いてあったパンフで良いと思った制度が、緑の里親制度。荒川区では同趣旨の制度が行政が全面に出る形で存在していたのですが、場所の確保とコスト削減の為に制度が廃止されています。廃止された制度は「区が木を預かり、引き取り手が見つかるまで保管する」ものでした。以前、知人から「建築工事に伴い、木を除けなければならないが、区が仲立ちで誰か引きとってもらえないか」という相談を受けた際に区の担当者から制度の廃止を聞いたのですが、墨田区の緑の里親制度のような情報提供のみでも行うべきだと考えています。
★荒川区においても屋上緑化への助成制度創設や情報提供充実をすべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
そこら辺はどうなってるのかなぁ
目が痛くなるのでデザイン元に戻してください^^