こういう「どうにでも運用=悪用できる」時間を与えるから、このような馬鹿共(報道)が出てくるのです。改めて有志と問題提起したいと考えています。
小坂は折角、松山市に来たので、松山市をもっと調査して有意な事例を取り入れるべく歩き、沢山の市施設を訪れました。
写真は松山市のごみ収集車の車体のペイント。ごみ収集車35台全ての燃料に天ぷら油などの廃食用油から製造されたバイオディーゼル燃料を利用しています。荒川区で食用油リサイクル実施とごみ収集車やコミバスで活用する提案を今までも議会で繰り返ししてきましたが、今後も続けます。
まずは、松山市役所へ。ロビーでは地元のケーブルテレビを放送中・荒川区でもすれば良いのに・・・。松山市ではワンストップサービスの窓口が好評です。市民が転入、転出する際など、様々な部署に移動しながら手続きをするのが普通です(荒川区でもそうです)が、それが一箇所の窓口で可能なのです。
このワンストップサービスにかかわる部署の課長さんに話を聞きましたが、「窓口に来た方の利便性向上にもなるが、職員が広く業務を覚えることができスキルアップにもつながる利点も大きいと話されていました」。
情報提供コーナーで様々な資料を閲覧し・・・。
そう、松山市に関連した記事を過去に書いたことを思い出したのです。こちらの6月22日のブログ記事の「雲形のナンバープレート」。坂の上の雲に関連したフィールドミュージアム構想の一環として実施されています。この事業について、詳細をお聞きすべく、窓口を訪問。担当職員、係長、課長の3名に対応していただき、恐縮・・・。
庁内の「独自の魅力と個性有る街づくり」に向けたプロジェクトチームの発案で始まったとのことです。課税標識であるナンバープレートの形を変えるという発想が役所の職員から出てくる風土は貴重だと思います。何しろ、全国どこも行っていないのですから。
市長の中村時広氏は「「何故できないか」ということを考えるよりも「どうすればできるか」を常に念頭に置いて物事に向き合ってほしい」と職員に常に呼びかけているそうです。西川区長もそうした姿勢です。今年7月からの累計登録数は以下の通りです。
雲ナンバー 2,434台 従来ナンバー 1,153台
というように68%が雲形を選んでいます。また、新規でなくても交換を希望すれば、無料で雲形に交換してもらえますが、1,469件の交換があったそうです。
。こちらの6月22日のブログ記事に書いたように荒川区でも地域特性を活かしたナンバープレートを導入できるように働きかけたいと考えています。
続いて、松山市総合コミュニティーセンターを訪問。写真は模型。実物は巨大過ぎて写しきれません。
体育館・温水プールの部分を見学。このように行政施設としては踏み込んだ(?)内容の「健康の為に運動しようよ!」という呼びかけ掲示がいっぱい。読んでいて説得力が有りました。
続いて図書館部分。この写真のコインロッカーは盗難防止になります。他に気づいたのは、図書持ち運び袋(館内のみ)やトイレに荷物棚(荒川区には有りません)、返却場所の分からない図書の置き場など、荒川区でまだ実施していなこうした事項を参考にしたいと考えています。
続いて、こども館部分。雨天でも子供連れで遊べるスペースを2階から。三輪車で走れる=広いスペースです。
ここに展示しているものは全て、こども館の工作コーナーで製作することができます。
様々な遊具。年季が入っていますが、こうした素朴な遊具も大事に使い続けて欲しいものです。
館の外には、友好都市のサクラメント市などから贈られた電話ボックスが。実際に使える電話が設置されてます。
路面電車の走る松山市。その路面電車に観光用にぼっちゃん電車(松山市は小説「ぼっちゃん」の舞台)が走っています。国内で特別製造された車両には子供連れの夫婦が乗っていました。
以上で3日間の視察は終了で、東京に戻ってまいりました。視察のあり方については多くの点で疑問を感じています。過去に何度か書いてますが、6月28日のブログ記事に書いたような点は誰が考えてもおかしいと思います。また、委員会での視察の報告は杉並区議会で行っているように、区議会ホームページできちんと委員会として報告すべきだと、発言するつもりです。税金で視察しているのですから・・・。
小坂の討論に賛成!、という方はこちらを押してください。