開設当初と異なり、現在は外国籍の生徒が7割。話を聞いていて、皆さんの学ぶ意欲の強さに感銘を受けました。年齢も15歳から83歳まで50名程度が在籍中。
テレビ局や新聞が取材に来ていました。それは、「夜間学級、頑張れ!」という気持ちを込めて何と、50年間毎月欠かすことなく、手紙と支援金を送り続けた西谷勲(関連記事)さんがはるばる福岡県より来ていただき、区長から感謝の表彰を受ける様子を撮影するためです。表彰を受けて、謙虚な挨拶をされた西谷さんのお顔は本当に清々しい表情をされていました。かつての報道記事でこう話されています。「仕事で苦しいとき、手紙を書くことで自分も励まされてきた……生きている限り、ずっと送り続けようと思っています」。素晴らしい!
かつては、こうした夜間中学校も廃止が検討された時期があったそうですが、様々な事情で義務教育を終えることができなかった方が「学びたい!」と思い立った時に学べるこうした場所は今後も無くしてはならないと強く思います。戦後の貧しさから学校に行けなかった方、最近は外国籍の方や不登校だった方の受け皿に。多くの方が卒業後、ここで培った知識を活かして社会ではばたいている話を聞いていると涙腺が緩んでしまいます。こうした熱心な先生に支えられてこそです。。
後日、夕方から始まる授業を見学しに行こうと考えています。給食(夕食)もあるんですよ。授業はこちらの千江子の鐘の合図で始まります。見学してきたら、またご報告します。





ここには多くの在日の人達がいると思いますが
彼等は決して日本・日本人を悪し様には言わないでしょう。
私は多くの在日の一世を知っています。
彼らの抱える問題の多くが教育に原因するいうのも知っていますが、それに立ち向かってきた人達の努力には素直に敬意を表意したいと思います。
そうですね。こうして地道に努力をされる方にはもっと支援を考えるべきと思います。