上記写真は、今朝、障害者雇用の促進について申し入れをした際、部長室に飾ってあった「区の紋章」。大相撲の化粧回しをはじめとする伝統刺繍の技術を持たれる荒川区のマイスターの服部元明氏(参考記事)の作品で、素晴らしいものだったので、思わず撮影。
さて、こちらの写真は、何度か記事に書いた(こちらの記事を参照下さい)日暮里から出征された陸軍兵長が携行していた日章旗の寄せ書き。左の二人は兵長のご遺族で11月22日に日暮里にお越しになって、日章旗と初対面、その後、第二日暮里小学校の校長を訪ねて手渡してきたところです。左からご遺族夫婦と校長、小坂。出征された兵長の当時のお住まいに最も近い第二日暮里小学校の授業における歴史学習でこの日章旗を題材に授業をするという下打ち合わせの上で訪問した訳です。いつ授業をするかはまた後日連絡をするとのことで、連絡待ちでした。
その連絡が今朝、校長から有り、明後日の6日の三時限目に校長先生自ら授業を行うとのことでした。小坂も予定が空いていれば様子を見に行こうと考えていましたが、花の木幼稚園の30周年記念式典などが丁度重なっており、行けそうに有りません・・・。
しかし、写真やビデオで後日その様子を伺うことができそうなので、その資料も加え、ご遺族にご報告しようと考えています。
資料館の展示や映像などで見たことがあっても、実際に現物に手を触れて戦時中のことを考えてもらうことができれば幸いです。
日章旗の寄せ書きが当時を考える史料として役割を果たすことは有意義である、という方はこちらを押してください。