さて、荒川区を走るコミバス「さくら」。来年度には汐入地域を循環する路線の運行も予定されていますが、その車内に是非、AEDを設置すべきと考え、担当課長にも要望をして参りました。
区が運行しているバスではなく京成バスの自主運行に開設当初やサービス改善の際に補助金を出している「民間のバス」という側面が強い「さくら」ですが、今後の区と京成バスとの協議の中で設置を検討してもらうよう強く求めた訳です。区でAEDを用意すれば良いのですから、難しい話では有りません。
AEDが必要になるリスクが比較的高い高齢者や障害者が多く乗るバスだからこそ、すぐに救急救命措置ができるようにAEDを設置し、いざという時に使ってもらうというのがまず第一の意義。さらに、その「AED」がバスに設置されていることを車内でPRし車内にその使い方などを書いた掲示を大きくしておけば、AED自体にも関心を持ってもらえます。
既に兵庫県小野市のコミバス「小野・らんらんバス」には今年の7月下旬から全3車両にAEDを搭載しています(関連記事)。コミバスを「動く公共施設」と捉えての設置だとか。記事中の筆談ボードも良いですね!
東京都の清瀬市で今年1月から運行を開始したコミバス「きよバス」にもAEDは設置済み。
コミバス「さくら」の新たな動きと言えば、今年の12月30日(日)から以下の2点が変わります。
・町屋駅含む4停留所間の往復便運行開始
町屋駅〜荒川自然公園〜アクロシティー〜グリーンハイム荒川
の区間(路線図を参照下さい)が以下の時間、往復運行されます。
時間帯:17:45〜21:25(12便、20分間隔)
・荒川区役所前のバス停の移設
現在、都バスのバス停と同じ場所に設置されていますが、宮地寄りのマンション(マイアトリア荒川)前に移設されます。
コミバスへのAED設置は重要、という方はこちらを押してください。
ご無沙汰致しておリます。「AEDが必要になるリスクが比較的高い高齢者や障害者が多く乗るバスだからこそ、すぐに救急救命措置ができるようにAEDを設置し、いざという時に使ってもらうというのがまず第一の意義。さらに、その「AED」がバスに設置されていることを車内でPRし車内にその使い方などを書いた掲示を大きくしておけば、AED自体にも関心を持ってもらえます」
この考え方には大変、共感致しました。是非、全国的に広がってもらいたいと思います。
ありがとうございます!大いに広めたいですね。まずは、地元の荒川区から!