荒川区内には今までハローワークの施設が無いため、仕事探しのための相談に区外へでなければなりませんでした。「JOBコーナー町屋」の開設によって、荒川区民の仕事探しの利便性が大幅に上がります。9月21日の荒川区報でも。「JOBコーナー町屋」開設のお知らせが掲載されていますので、概要はそちらをご覧いただければ分かるかと思いますが、運営は荒川区とハローワーク足立の共同作業となっておりそれぞれから3人、2人の職員を配置しています。

こちらの窓口での職業相談や事業所への紹介状作成などを行っています。フリーターを卒業したい方、子供の仕事について考えている保護者対象の「若者と我が子の職業相談」も毎月第1木曜日に行っていきます。

こちらのパソコンコーナーでは5台のパソコンで求人を絞り込み検索できます。年齢、職種、勤務体系、地域(地名、ブロック毎)などの条件を入力して自分に合った仕事を都内全域と埼玉・千葉両県の一部の求人約9万件の中から探せます。こうした検索はインターネット上のハローワークでもできます。それに比べると、実際に操作してみましたが、「JOBコーナー町屋」に置かれた端末操作は非常に分かりやすいように配慮されていました。ただ、ハローワーク足立ではタッチパネルで検索できるため、それと比較すると高齢の方には「JOBコーナー町屋」で必要とされるマウスの操作は慣れないため大変だという指摘もあるそうです。職員の方がもちろん教えてくれますので、慣れていただけると良いと思います。

ちょうど1日の業務が終わる頃なので初日1日の来訪者数を聞くと71名で順調な滑り出し。注目すべきは今まで既存の隣接地のハローワークなどの施設に足を運んだり登録をしたことが無い新規の利用者が22名と多かったことです。もともとの登録者は49名。町屋にこうした仕事を探す拠点ができたことで利用者を掘り起こせているようです。今後のさらに活用されることを願い紹介させていただきました。
相談業務は祝日や年末年始を除く平日10時〜18時です。仕事に関して悩んでいる方、是非、ご活用下さい。
★仕事に関して相談できる場が荒川区にできたことを歓迎する、と考える方はこちらを押して下さい。
