OKストア(参考記事)というのは、折込チラシを一切行わない、HPすら持たない、そのかわり口コミで「安さ」を武器に店舗を広げてきたようです。レジ袋は完全有料制(賛成!)。
こうした大型店の進出に対して、商店街の活力を取り戻す取り組みも強化しなければなりませんが、その参考になりそうな講演会のご案内をさせていただきます。読者の中には地域の活力を取り戻したい!という気持ちを持った方が多いので、ご都合がつけば是非、ご参加いただけると嬉しく思います。講演は無料ですし、ネットから申し込みできます。小坂も早速参加申し込みをしました!
(以下、こちらより抜粋)
(財)東京市政調査会 第19回『都市問題』公開講座
開け! 街のシャッター
2008年2月2日(土)13:30〜16:30
日本プレスセンター 10階ホール
(〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-1)
日本の各地における中央商店街の衰退が顕著になり始めて久しい。大規模店舗の進出とともに、多くの中小零細の商店や工場が経営難に陥り、格差拡大の一因ともなった。この間、政府はまちづくり3法の制定・改正、都市再生事業、地域再生事業等の様々な対策を講じてきた。一方では、地域における独創的な活動により、一定の成果を収めるケースも見られるようになった。シャッターの降りた街を復興させるため、政府や自治体、住民の役割は何か、地域の可能性をどのようにして見出し活用すべきか。
<基調講演>
増田 寛也 氏(総務大臣)
<パネルディスカッション>
鈴木 輝隆 氏(江戸川大学社会学部ライフデザイン学科教授)
服部 年明 氏(中小機構・まちづくりサポーター、(株)まちづくり長野・前タウンマネージャー)
牧野 百男 氏(福井県鯖江市長)
山口 乃子 氏(Aizu Anessa Club代表)
高井 正(東京市政調査会主任研究員)<司会>
・ 参 加 費:無料
・ 参加申込み:こちら
・ 申込み期限:2008年1月25日(金)
※満席となりしだい受付を終了しますので、お早めにお申込み下さい。
・ お問合せ:東京市政調査会 研究室 TEL:03-3591-1261
(以上、抜粋終わり)
シャッター商店街への支援策を!、という方はこちらを押してください。
商店街は大型店よりも便利、もしくは不便さ超えた魅力がなければ生き残れません。
私の案が便利かどうかは別にして。
ご指摘のように、利便性の向上や品揃えの研究などが足りないということは様々な場で感じます。アッと驚くような仕組みを作ることも必要かもしれません。
後は、商店街らしい暖かさをもっと前面に出して客を掴むことも必要かと。
ご指摘、全く同感です。そうした店舗はやはり生き残りなど不可能なのは言うまでも有りません。各個店の意欲を掻き立てる施策と共に、熱意を持って経営している個店を個別に積極的な支援をすることに一番の役割が区には有ると思います。
とりあえずは、やる気のある商店主が集まって行動を起こすしかありません。熱意のある商店主には協力者が現れるはずです。まずは、小さなことでも大型店が出来ないことを見つけてそれをやってみることでしょう。
大型店は若い人たちや車を持っている家族には便利だと思います。しかし、重いものを持てない、遠出が出来ないお年寄りには便利かどうか?これからはお年寄りが増えることは確実ですから、地元のお年寄りたちにどんなサービスが出来るのか?ということを考えるのも個人商店には大切かも?
ご指摘の通りだと思います。かつて委員会で高齢者や乳幼児のいる世帯に対する、「個別宅配事業」を商店街で実施するように区からもはたらきかけるべきという提案もしてきたのですが、実現には至っておりません。これからも現状をふまえながら、提言をしていきたいと考えています。