そのさつき会館(こんないわれのある施設=不法占拠はさすがに排除済ですが・・・)、ある方から「区内の特定の地域の住民だけに葬儀場としての貸し出しを行っている」という情報を先日いただき、とても驚きました。まず、区の施設にひろば館やふれあい館が有りますが、そうした施設を葬儀に使うことなど不可能です。同じような貸し館事業を行っているさつき会館だけで葬儀ができることになっているのも驚きですし、何より、「区内の特定の地域(荒川8丁目を中心とした地域)の住民だけに葬儀場としての利用を許している」といった運営。他の区の施設では考えられません。区立施設であるにも関わらず区内のこの地区の住民には貸しませんなどといった運営など聞いたこともありませんし、有り得ないことです。「さつき会館のHP」を見ても、どこにも葬儀OK!などと書いていません。
事実の確認と抗議、様々な質問を担当課長にしました。その返答の概要は下記のような内容です。
「さつき会館で特定の地域の住民にのみ葬儀を認めてきたのは事実。他の区施設でそうした使い方をしているところは聞いていない。地域に町会会館(葬儀にも使える)が無いため地域の要望を取り入れてそうした。葬儀の際に特定の地域の住民にのみ貸し出しをすることについて条例や要綱で根拠になるものは無いが、以前の課長の名前で運営方針を示した書類が見つかった。葬儀での利用は昨年1件、その前は数年前と少ない。利用料は900円。詳細はさらに調べてみる・・・。」
とのこと・・・。
結論から言えば、これは同和対策事業(こちらを参照下さい)の残骸です。リンク先にある「斎場設置」に類する形で区の施設に特定の地域のみに便宜を図っていたのです。
区内には町会事務所の無い地域など他にも有ります。しかし、区の何かの施設をその地域対象に葬儀の為に貸し出すようなこと有りません。そもそも、町会事務所の有無は区の責任ではなく、その地域の町会がどのように地域で活動するかの結果であり、「町会事務所が無いから葬儀に貸す」などといった根拠は無茶苦茶です。
区民の知らないところで、このような不公正な制度が存続していたことに強く抗議するとともに、見直しを求めました。近隣の町屋斎場はいつも混んでいますので、「区で地域住民の葬儀の円滑化・負担の軽減を図る意思をもって貸す」という意味でさつき会館を葬儀で使い続けるなら、それは区民全体が使えるように周知をし、HPにも当然掲載して機会均等で行うべきです。そうでないなら、「特定の住民」だけに区施設を葬儀の為に貸し出すようなことは廃止すべきです。このまま「特権」を温存することは決して許しません!!
今後もこの問題は詳細を明らかにし、「総括」することを求めつつ、いわゆる「差別利権=弱者のふりをして利権を得る」には厳しい姿勢で臨んで参ります。
同和利権は全て廃止すべき、という方はこちらを押してください。
私は小坂議員のこういう真直ぐなところを支持しています。
励まし、とても嬉しく拝見しました。これからも筋を通した活動を続けて参ります!
インターネットはこんな時に威力を感じます。小坂先生 頑張ってください!
激励、ありがとうございます。本当に私も驚きました。多くの方に事実を知っていただくと同時に、今後もこのような不合理な制度が存続しないように働きかけを強めていきたいと思います。