その後、本題、豊島区役所庁舎の屋上緑化の現状を調査。4階から階段を登るところに、屋上庭園設置の際の流れや全体の概要が展示してあります。平成15年開園。文京区や墨田区の屋上も緑化されています。屋上緑化の効果等についてはこちらをどうぞ。
豊島区が独自に編集した屋上緑化や園芸に関する冊子やサンプルを提供している企業(例えばここ)のパンフ、カタログなど。豊島区では平成13年度から屋上緑化に対して助成金を支給しています(実績)。参考までに他の自治体の助成金の概要はこちら、荒川区も行っている屋上緑化等の概要はこちら。
軽量素材を用いた芝による緑化。
公募ボランティアが植物の世話をされています。こちらのブログにその様子がよく伝わる写真が掲載されてますが、とても手入れが行き届いています。机やベンチも設置してあり、昼休みに弁当持参で来る方もいるようです。
こちらは園芸ゾーン。土も資材(発泡スチロールを活用)も軽量化したもの。1000株が植えられており、基本的な植栽計画は区民が考えたそうです。自動潅水システムも完備。ビオトープも有ります。
こちらは薄層ゾーン。
上を見ると野鳥対策に線が張り巡らしてあります。こうでもしないと蒔いた種を食べられてしまうのでしょう。
区民のワークショップによって設置されたのが、ここの特徴。区民、企業、区の三者がアイデアや資材を持ち寄り協働作業で進めたものです。
今朝、荒川区役所の屋上の現状(下記写真=豊島区と対照的ですね・・・)をお聞きしました。20年程前から閉鎖して使っていません。それ以前は昼休みに自由に使え、キャッチボールなどしていた時期もあったのですが・・・。管理上の難しさも・・・。現在屋上のウレタン防水などもかなり老朽化していますので、今後予定している庁舎全体の耐震補強工事と同時に屋上も緑化することを区として打ち出すように今後求めて行きたいと考えています。
なお、壁面については平成20年度予算案で「本庁舎みどりのカーテン整備事業」(320万7千円)として温暖化防止の為に区役所の本庁舎に「緑のカーテン」(アサガオやヒルガオ等のつる植物で壁面緑化)を設置して室内温度の上昇を緩和し、涼しさを作り出すとともに美観を向上させるということです。
小坂からも平成15年の本会議質問で実現を求めた壁面・屋上緑化の推進がこうして進められていくこととても嬉しく思っております。
屋上緑化を推進すべき、という方はこちらを押してください。
している学者が出ておりました。
二酸化炭素の吸収力も優れており、油の溶媒は循環させて使えるそうで、ゼロエミッションサイクル構築可能なようです。
まだラボでの実験段階ですが、近々に休耕田や屋上などで実験するそうです。
もし可能なら、荒川区でも真っ先に実験に参加されたら面白いんじゃないでしょうか?
区役所が率先してやり、メリットを示していくことは大切ですね☆
ありがとうございます。密集地の荒川区では、空いた土地が本当に少ないのですが、屋上にはまだまだ余地がありますので、有効利用をするよう区でお手伝いすべきですね!
>>杉並 様
http://www.nikkei.co.jp/topic3/sansan/eimi058616.html
こちらの記事のような事例ですね。とても興味深いもので、もっと調べてみたいと思います。
>>大石 様
ご指摘の通り、区で率先していくことは必要ですね。区のいくつかの施設で実施していますが、今後も増やしていくえるよう取り組んで参ります。