その田端駅が一昨日の10月18日に田端八幡神社で田端駅全面改修工事に向けての安全祈願祭が行われ、いよいよ工事が始まりました。
改修内容については、建通新聞東京 平成17年8月10日の記事から抜粋すると以下の通りです。(以下、要点を引用)
JR東日本旅客鉄道は田端駅で駅舎の建て替えを含んだ大規模改造を行うため、現在施工者を選定中。着工は9月を予定している。
新駅舎の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3900平方メートル。1階はコンコースを拡幅し、多機能トイレ(小坂注:イメージはこんな感じ。人工肛門の方も利用できる形になります=参考記事)を新設するとともに、ホーム階段下にあるトイレは取り壊す。上下線のホームには、エレベーター2基とエスカレーター4基を設置。また、北口駅前広場との段差を解消するなどバリアフリー化を進める。
2階、3階は店舗スペースを大きく取り、既存のキオスク、コンビニエンスストアなどに加えて、新規店舗を誘致する。完成は平成20年秋を予定している。総工費は30億円を見込む。
現駅舎は木造2階建て延べ750平方メートルで、昭和10年に完成。設計はJR東日本設計事務所が担当。(引用終了)
イラストは完成予想図です。こじんまりとした駅ビルとなります。交通新聞平成17年4月21日によると街のランドマ−クとなる新駅舎を目指しているそうで、JR東日本が進める21世紀の新しい駅づくり「ステーションルネッサンス」(小坂注:参考記事)の一環で、バリアフリー設備を完備するとともに、コンコースを拡幅し、駅構内と上層部には魅力ある店舗(生活サービス事業の店舗を想定)も展開する予定。地域にとって嬉しいニュースです。
★新しい田端駅が街の賑わいに寄与し、バリアフリーが徹底されることは大歓迎、と考える方はこちらを押して下さい。
新しい命を宿しておられるとのこと、お体、お大事になさって下さい。
しかし利用客は決して少なくなく乗り換えを含めるとラッシュ時はかなり混みます。
乗り換え客は数字に出ない客数でしょう。また駅から少し離れた地区ではバスを利用する客も多々あります。動坂や明治どうり近辺なんかそうでしょう。利便性で隣の駅や地下鉄を使う人も多くあります。
しかし、田端が電車の便だけでなく、駅として使いやすくなれば利用は格段に増えるでしょう。地域発展にも寄与すると思います。
田端に近いと自慢できる駅作りが出来れば良いなと思います。