
東京都の展示ブース。都の防災・防犯対策についてはこちらをご覧下さい。

警視庁の救助隊等の制服。

各企業の展示からいくつか。こちらは避難誘導掲示板等が夜間に蓄光素材が光り、目立つというもの。消防庁の車に貼るマグネット等、様々なところで使われています。(当該企業のページ)

トヨタ自動車鰍フ高規格救急車の内部。高規格救急車とは救急救命士が乗務し特定行為が出来る救急車のことで普及が進められています。


ネットランチャー。不審者に向けて発射すると網が出てきます。さすまたなどと併用すると効果的だそうです。当該企業のページ。


金融機関に必ず置いてあるのがカラーボール。野球ボールのような中に強力なインクが入っており、逃走する銀行強盗犯人などに命中すると朱色などの目立つ色が衣服につき検挙をしやすくするというもの。こちらのブースはそのカラーボールの欠点(命中させるのが難しいなど)をカバーした「発射式カラーボール」。当該企業のページ。

震災時には自動車よりも自転車が足として頼りになります。しかし自転車の弱点はパンク。震災時に予想される劣悪な道路状況でのパンクが起きない自転車、ノーパンクタイヤの自転車です。タイヤの断面を撮影。

ノーパンクタイヤの自転車(二輪と三輪の両方有り)。電動アシストも付いていますが、震災後の電力供給が充分でなければ、電池切れとなり、ペダルをこぐのがつらいかも・・・。

国際緊急援助隊などで使用されている空気式テント。

ケーブルテレビ等を通じて災害情報を迅速に伝達するシステム。

アスベスト対策用品。

トランク1つ分の大きさで飲料水を1日1000リットル生み出す機械。他にも中規模、大規模なものと様々な企業が出展していました。

災害時の重要な情報源の一つがラジオ。そのラジオ(3バンド)と携帯電話が一体化した「ラジデン」。世界初だそうです。製品紹介ページ。

一般的な防災用品を展示しているブースも多数。こちらの東京都葛飾福祉工場は10月9日の荒川区の総合震災訓練にもブースを出していただきました。

無人で災害現場などを調べるヘリ、ボート、車。



土嚢のタイプは最近多様化していますが、基本的なものは袋に砂を詰めたもの。こちらの器具を使うと土嚢に砂を詰める作業を迅速に行うことができます。小坂は消防団員として訓練で土嚢を造り並べたりもしていますが、こうした器具があれば、相当迅速化できると思います。
荒川区では9月4日の集中豪雨で257軒が床下浸水の被害に遭っていますので、注目しました。

収納場所に困らないコーン。折りたたむと平面になり、頂点のランプも取り外して裏面に収納できるとか。


区政とは少し離れますが、防弾車の展示も。車の窓ガラス部分は4枚の特殊なガラスが重ねられており、銃で撃たれてもヒビが入るだけで貫通しません。

車体部分の金属。銃で撃っても塗料がはがれて凹むだけです。

窓ガラス部分の断面。厚さが3センチは有ります。

切りがないのでこの辺にします・・・。もっと知りたい方は、危機管理産業展のページをご覧下さい。他にも災害時の情報流通システムや建物の地震対策(耐震、制震、免震など)の実例の詳細、阪神大震災の経験から減災に取組む実例など、非常に興味深い展示を見、話を聞き、多様な資料を得ることが出来ました。16時の閉展時間にちょうど全ての展示をじっくりというわけにはいきませんが見終わりました。ここで得たことを今後の議会での発言に活かしていきたいと考えています。
★新しい製品・技術に注目しながら、防犯・防災対策に取組むべき、と考える方はこちらを押して下さい。
