さて、表題は来年度予算案の中の新規事業のことで、新たに住宅・事業所に雨水貯水槽を設置する費用の一部を助成することが盛り込まれました!区施設や民間の雨水利用(意義はこちら)を推進するように求めていた小坂としては嬉しい限りです。
地球温暖化・ヒートアイランド対策推進事業(予算額790万8千円)の一環として、荒川区の既存のエコ助成制度(こちらを参照下さい)に加えられるメニューとなります。
平成19年11月8日に行政視察に訪れた松山市(助成概要=充実してます!)や荒川区のお隣の墨田区(助成概要)など全国各地(助成制度の全国地図)では既に、助成制度が有りましたが、待望の荒川区でも開始です!
日本は本当に貴重な水を浪費していると思います。トイレを流す水にさえ飲める水を使っているのですから・・・。せめて、植物への散水や洗車など飲料水でなくても不都合の無いところには雨水を溜めて活用して、下水道への負担を減らし、無駄に使われる飲料水を減らすことに都市住民として協力すべきと考えます。雨水利用は防火用水としての意義も有ります。
荒川区の区施設でもふれあい館(参考記事)などで雨水利用施設を設置しています。
実際にどのような商品があるのか?いくつかリンクを示しておきますので、ご覧になって下さい。素人でも取り付け可能なものから、業者が取り付けないと無理なものまでタイプも規模も様々。
・200リットルタイプ、一人で取付け可。水の溜まり具合も見られます。
・1500,850、500リットルの高性能大型タイプ。トイレにも設置可。
・とにかく小型で邪魔にならないタイプ。50〜100リットル。
参考に雨水利用のリンク集などどうぞ!
荒川区における助成制度の具体的なところはこれから決定します。制度の発表がされる時にはブログでまた、お知らせします。設置してみよう、と考えておられる方は、必ず、事前に役所か小坂までご一報下さい。一般的にこうした助成制度は事後に申請をしても助成金が下りない
制度になっていることが多いもので・・・。
小坂の家でも使いたい!でもマンションの共用部分の雨どいを勝手に切って設置する訳にはいかないので、残念・・・。そうだ、マンション全体の雨水を利用するシステムを管理組合の総会で提案するという手も有る!補助制度もできるので、これは是非、実現したい(賛同が得られれば)!皆様、この助成制度ができたら、是非ご活用下さい!!
雨水利用を促進すべき、という方はこちらを押してください。