写真は昨年9月28日に日暮里駅前の再開発ビル前のトイレ(新設)に入るとあまりにひどい状態なので、撮影、10月5日の決算特別委員会(こちらのブログ記事)でこの点に関連して質問しました。以下、当時の記事からの抜粋です。
(以下、こちらのブログ記事より抜粋=5つ目の議題)
小坂:公衆トイレの清掃について、どれ位の頻度で清掃しているのか。日暮里駅前再開発地区に新たに設置された立派な公衆トイレ。1ヶ月と数日前の夕方に見たが個室のゴミがひどい。これから日舎ライナー、新京成が開通するなど区の玄関口でそうした状態は地域の恥であり、見た方には民度が低いというイメージを持たれかねない。先ほど2回との話があったが、区の玄関・窓口と言えるようなこうした場所では夕方や夜間にも清掃を行うなどさらに増やすべきではないか?他のエリアよりももっと清掃回数を増やすなど重点的に行うべきではないか?
公園緑地課長:基本的には毎日行っている。使用頻度が高い駅前などの公衆トイレ6ヶ所は毎日2回清掃している。指摘された再開発で開設された日暮里駅前の公衆トイレは、指摘も受けて適切な対応をしていきたい。
(以上、抜粋終わり)
こうした要望・議論を受けて、平成20年度予算案に1億3,124万円をかけて街のトイレを快適に使えるようにする「街なかぴかぴかトイレ」事業が盛り込まれました!その内容は以下の通りです。
○従来の公衆、公園トイレの汚い、臭いなどのイメージを一新し、街の品格を高めます。
○清掃回数を1日2回実施のトイレは4回、1日1回実施のトイレは2回に増やし、清潔感のあるトイレにします。
○トイレットペーパー、清掃用具等を配備します。トイレットペーパーを設置するとポケットティッシュなどのごみや排水管の詰まりを防げます。清掃用具を各個室に置き、利用者のマナー向上を図ります。
○荒川公園、荒川遊園(C地区=電停の近く)のトイレをリニューアルし、誰もが快適に利用できるようにします。
このような内容で、自治体としてはかなり踏み込んだものです。トイレに今までペーパーを置かなかったのは、置いても持ち去られたり、いたずらされた過去があるからですが、今回、街のマナーアップを呼びかけながら敢えて置く決断をされた行政の勇気を評価したいと思います。
有名な「割れ窓理論」とも重なるところが有りますが、こうしたところから街の品格、ひいては犯罪の起き易さが決まる面も有ると思います。昨年の質疑を受けてこうした事業を始めることになりとても嬉しく思っております。今後とも現場を訪れながら、問題提起をしていこうと考えています。
トイレの状態は街の品格を表す、という方はこちらを押してください。
交通違反の講習とか軽犯罪法違反の人とか、強制的に掃除させるのも手かなと思ったこともありましたが、「トイレをきれいに!」っていうのは罰ではなくて使う人の義務(常識)であるべきなんだと思い至ってからは具体的な策が思い浮かびません。「公共」とか「奉仕」とかそういうキーワードはなんとなく思い浮かぶのですが。。。
昔、上野の駅周りが汚くてものすごく評価が悪かったですが、ここ数年キレイなので「上野いいよね」という声が増えてきたそうです。
荒川区も負けないように頑張って欲しいし、自分でも目についたゴミは捨てるなどの地道な活動をしたいです。
とりあえず、駅まわり(日暮里、西日暮里、町屋あたり)は特にキレイにして欲しいです。
南千住はずいぶんキレイになりましたよね!
難しい問題ですね。本来はこんなに頻繁に掃除しなくても良いはずはのですが、マナーの悪さ故、増やさざるを得ない・・・。子供達に一度街のトイレを掃除させるのも良いと思います。汚すのは簡単でも、綺麗にするのがどれだけ大変かを知る為に有効かと。
>>次のコメント下さった方へ
そうですね。地道な活動、ありがたいことです!街の品格を落とさないようなトイレになるように、私も気付いたらゴミを拾っていくなど引き続き心がけていきます。