※詳しくは参考記事も参照しながらお読み下さい。
テロを想定した実働訓練実施を!※参考ブログ記事=平成20年2月24日
小坂: 「荒川区国民保護計画作成」について、現状と計画作成に続いて実際の訓練を行う予定は?
川口市では平成18年、20年とテロが発生した際の実働訓練を自衛隊、消防、警察等と連携して行ったそうだが、区でも実施すべきではないか?何時頃を目途に実施するつもりか?有事はいつ来るか分らず、早期の実施を重ねて求めたい。
全国的にもまだこうした訓練は少数だと聞いているが、区民の安全を守るための取り組みを広げていくべきではないか。
生活安全課長:区では昨年3月に計画を作成した。都で今年度のマニュアル策定が予定されていたが、遅れている。都の避難行動マニュアルの策定を受けて、近隣自治体や都とも連携しながら実働訓練も実施していく必要が有る。時期は現状でははっきりと申し上げられない。実働訓練については川口市は消防を持っているという違いはある。
★悪質な税滞納への適切な徴収と、ネットオークションの導入を!
※参考ブログ記事=平成19年6月12日
小坂:税の滞納への対応について、悪質な事例への回収強化をすべきと考えるが、新たな対策は?
税の滞納に対して、動産の差し押さえをしているのか?タイやロック以外にはこれまで動産の差し押さえはしてこなかったのか?
しない理由は?
23区においてそれぞれ動産の差し押さえをしているかどうかや具体的内容のデータは有るか?
23区の中でも目黒区、世田谷区、杉並区など何箇所かで実施しており、全国的にも多くの自治体で動産を差し押さえ、ネットオークションに出品して「インターネット公売」を行っているが、現状をどのように認識しているか?
税務課長:現在、公平に税を負担していただく為に、差し押さえなど的確に行っていくことを打ち出している。長く放置された滞納の解消は難しい。強制手段の前に納税相談を繰り返し、粘り強く適切に対応しながら、やむを得ない事例については厳しく対応する。今年の1月31日にもタイヤロックを導入し滞納者の営業車をロックすることで納税を促している。実際にはそれでも回収できなければ公売になるが、動産については公売をしたことはまだ実際に無い。23区においてはインターネット公売を活用した差し押さえをしている事例が少しずつ行っていると聞いている。ネット公売について検討は引き続き行っているが、動産の差し押さえには任意でなく捜索が必要となる。今年度4件程度捜索をしたが、現金が有れば差し押さえをするものの、動産の差し押さえには実績が無い。
小坂:実際に導入した西東京市の担当者の話では、「インターネット公売のメリットは、入札の対象が全国だということ。従来の公売では、一定の場所で10人程度しか対象にできなかった。それがインターネットを利用すると全国規模で告知できる。器が大きい為、高価格で換価できて結果的に税収も上がる。」とのこと。ネット公売は初期費用もさほどかからない上に、「インターネット公売に出品し落札されれば、滞納税金に充当でき、万一、落札されなかった場合には、事前の説明に沿って、滞納者に出品物を返却すればいい」ということから役所側のリスクも極めて低い。何より、国税より都税さらに区税の方が、「払わなくても取り立ては甘い」と舐められている現状に対して、ネット公売の実施を広くポスターやネット、区報などで広報することにより区として「動産も差し押さえて、滞納には厳しく対応していく」という姿勢を示せると考えるが認識は?
こうしたインターネット公売大手の「Yahoo!オークション公売」など既存の出来上がっている仕組みを使えば手間も費用も最小限で済むと考えられ、こうした組織では実際の運営のセミナーなども実施しており、まず、情報収集を徹底して行い、効果的な導入に向けて努力をしていくべきと考えるが、現状と認識は?
税務課長:他区の現状もしっかり把握しながら、強制的な対応をするだけでなく相談を受けて分割納税をお願いするなど取り組んできたが、ここ3年程度は差し押さえも進めており、区民にも指摘のようなことを知って頂く為にも、実施できないか検討したい。
★荒川区独自の形のナンバープレートの導入を!
※参考ブログ記事=平成19年6月22日
小坂:同じく徴税費について。独自の形をした原付バイクのナンバープレート導入について。坂の上の雲を街づくりのテーマにしている松山市では原付バイクのナンバープレートを雲の形のものを独自に制定し、市民の好評を得ると同時に松山市のテーマを広く県内のみならず全国にすらPRすることに成功しています。松山市では既存の形と雲形が選択できるのですが、更新の際には約7割が雲形を選んでいるそうで、人気の程が伺えますが、ご存知ですか?
かかった経費は約280万円で市長は「システム変更に数億円掛かるご当地ナンバー導入に比べると、大変安上がりだ。特色ある形で話題性もある。観光や地域振興に役立ってほしい」とPRしているそうです。こうした事例が全国で注目され導入を検討している自治体が増える中、荒川区においても、区のPRとなるようなナンバープレートの形状を公募し、芸術大学の学生さんにも協力をしてもらうなどシンボルマーク制定の際と同様に人気投票などを行い、新たな形のナンバープレートを作成してはどうか?
例えば、都電型のナンバープレートなどを導入すれば、区のPRに有効と考えており、是非、実現をお願いしたい。
税務課長:税務課でも独自のナンバープレートを考えた。区のシンボルマークをナンバープレートに入れられないか検討したが、扱う色が3色であることから、条件に合わず断念した。指摘を受け、関係部署と調整しながら検討を進めていきたい。
★新住民への町会加入促進資料の充実を!
小坂:荒川区に転入してくる方に対して、町会を紹介するパンフレットを作ると聞いたがその内容について。町会加入促進の為に力を入れていくべきと考えますが、町会の方が新住民を訪問して加入を呼びかけても、「別に入る必要性を感じない」などと門前払いされることもあるそうです。新住民は様々な物事を冷静な目で見る傾向が有るものですから、先ほども議論が有りましたが、内容をもっと具体的にして、例えば町会が集団回収をしてくれるおかげで区の費用負担金額がこれだけ減ったというデータを示しながら、町会の公的側面を強調した資料にして協力を呼びかける資料にすべきと考えますが、如何でしょうか?
区民課長:区が新規転入住民に対して配布予定の「荒川区ライフを楽しむために」と町会活動の紹介も兼ねた冊子を製作中だが、指摘された町会の勧誘などに使える形にしたい。指摘のような具体的な内容を記載するという点は大事だと考えているが、今回の冊子に盛り込めるかどうかも含めて取り入れて行きたい。先日開催された町会とマンション居住者の懇談会でも同様の観点も示されたが、この視点はきちんと検討
★PFIを活用した負担の少ない掲示板設置を!
※参考ブログ記事=平成18年11月2日
小坂:住居表示、区営掲示板のメンテナンスの現状や今後の在り方は?
その両者において区営掲示板に民間の商業広告を入れ、費用の9割低減を実現した千代田区や豊島区の取組みについて聞いているか?
NPO団体が仲介する形で広まっている、その手法を取り入れるべきではないか。併せて、来年度実施予定の町会掲示板の新設への補助についても、同様のシステムを使った掲示板を斡旋することで町会の負担をさらに減らすことができると考えるが、そうした検討もすべきではないか?
区民課長:区営掲示板などのメンテナンスについては、毎月、ポスターの掲示をシルバー人材センター委託しているが、破損していれば連絡をもらったり、町会の方からの連絡をいただいたり個別に対応している。千代田区の総合防災案内板については聞いている。これまで、こうした分野についてPFIの手法を取り入れた杉並区等に調査に行って状況を集めたが、まだ、区として取り入れられるのかどうかの具体的な検討はしていないのが現状。今回の小坂委員からの提案を受けて、荒川区として取り入れられるかどうか具体的に検討したい。また、町会の設置する掲示板についても、こうした手法を活用できないか併せて調査をしていく。町会の掲示板への民間資金の活用は地元の信金などから提案があったが、条件が折り合わず成り立たなかったが、新たな手法も検討していくべきと考える。
小坂:最後に以上、5点の質問について区長の所見を伺いたい。
区長:多くの問題について、若い世代の代表として質疑提案を頂いたことに感謝する。先ほどの担当課長からの答弁もあったが、大いに検討し導入できるものは導入したい。PFIの手法は重要であり、取り入れていくべきと考える。
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