今日は表題に書いた内容の勉強会に参加してきました。講師等はこちらに記載の通りで、東京財団が主催して行う勉強会で、事前にメールで申し込んでおいたものです。
向かって右から
森 亮二氏(東京財団研究員、前流山市議会議員)
石田芳弘氏(東京財団上席研究員、前犬山市長)
福嶋浩彦氏(東京財団上席研究員、前我孫子市長)
伊藤 伸氏(構想日本政策スタッフ)
今年2月にスウェーデンの自治体を調査してきたそうで、日本とは異なる地方議会の現状について、各講師から話をお聞きしました。
スウェーデンの地方議会は日本でいうと、国会と内閣の関係のような仕組みを取り入れています。例えば、ストックホルム市では市議会議員の中から役所の部長を選任し、行政のそれぞれの分野の責任者を務めています。丁度、日本で国会議員が各省庁の大臣を務めるように。
スウェーデンの地方自治の詳しい話はこちらのページの中の記事からも読むことができますので、ご興味のある方はどうぞ!
石田氏からは「地方議会が力をつけるには、議会事務局の職員を独自に採用すべき。現状では役所の中の人事異動で来るだけで、首長の方を向いた仕事やしゃんしゃんで会議を終わらせる為に尽力する傾向を持ってしまう。1つの自治体だけでは異動ができなくなるので、広域採用し、各地方議会の間で異動するような仕組みを作るべき。」
「教育委員会や選挙管理委員会などの行政委員会を議会はもっとチェックすべき。」との指摘があり、正にその通りと思います。
同じ建物の中に障害者就労のお手本とも言われている「スワンカフェ&ベーカリー」を見学してきました。このベーカリー設立の経緯等はこちらをおお読みいただければと思いますが、障害者が誇りをもって働けるだけの賃金を支払えるように、ということで初めたこのパン屋さんも23店舗にまで広がっています。
沢山、パンを買いこんできましたが、美味しかった!
海外の地方議会の在り方も参考にしながら、日本に合った形で地方議会は改革を進めるべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。