2008年05月15日

総合震災訓練の充実を

 都電沿線のバラが満開です!荒川区のこちらのページで花の見どころを紹介しています(更新が・・・)ので、参考にしていただき、今週末あたりお散歩など如何でしょうか?

 さて、今朝も「消防団国際会議」昨日のブログ記事参照)が開催されましたが、区議会の震災対策危機管理調査特別委員会が開催されたため、出られず・・・。その委員会での議題の一つ、荒川区総合震災訓練について、小坂の質問を交えてご報告します。もう一つの議題については、明日、書きます。


★平成20年度 荒川区総合震災訓練

日時:
平成20年9月7日(日)午前8:30〜12:30

1.訓練の前提条件=首都直下型地震(M7.3)により大きな被害が発生したと仮定する。発災直後から、一定時間が経過した状況の中で必要とされる訓練内容を各地区ごとに設定する。

2.訓練の内容
防災区民組の訓練、区職員の参集訓練、区内外の防災関係機関による災害時の対応能力訓練等を合同で実施する。
(1)想定される会場と訓練
訓練内容により広域避難場所、避難所、防災ひろばなどが想定されるが、今後、防災区民組織と調整していく
  (汐入公園等の6ケ所程度)。

(訓練内容)区民各自の対応訓練、防災区民組織の本部設置訓練
      情報伝達訓練、要援護者への対応、安否確認
      区民レスキュー隊訓練、救護所設置、ボランティア参加
      避難者の受け入れ訓練、トリアージ、ヘリ等の活用

(2)今回の訓練の特色
@防災区民組織の自主性を踏まえ、訓練内容を調整
A可搬型ポンプ(C級、D級)等を活用した消火訓練
Bヘリ等を活用した訓練
C防災関係の普及啓発(家具類の転倒防止等)

3.今後の予定
 5〜7月 町会連合会説明、関係機関及び実施場所等の調整
 8〜9月 区報掲載、関係機関への事前(最終)確認、実施

(小坂からの質疑・答弁)
小坂:訓練の実施場所に田端・尾久操車場を含む予定か?西尾久全域の広域避難場所が今年4月から新たに田端・尾久操車場に変更になったこともあり(参考記事)実際の避難時のイメージを持ってもらえるような取り組みが不可欠であり、周知の意味も含め具体的な取り組みをこの時にすべき。電車の出入りがあるという困難性もあるが、差し支えの無い範囲で検討をお願いしたい。広域避難場所の変更について今までの周知はどのようなことをしたのか?
防災課長:広域避難場所が変更された該当地域(西尾久)に各戸ビラを投函したり、区で周知した。鍵の管理など相談をする予定にしていたが、今後地域とも指摘の点について具体的に話をしていきたい。

小坂:小中学生が参加する場は有るのか。町会からの参加や区報での呼びかけだけでなく、学校から「地震がいつ来るか分からないから、こうした訓練に参加しましょう!」と児童・生徒に呼びかけていくべきと考える。また、中学生は学校で赤十字の救急講習を受けている生徒もおり、こうした訓練の成果を多くの方の前で披露すれば、地域の方も安心するし、参加する生徒の励みにもなると思う。そうした観点の取り組みをお願いしたい。

防災課長:小中学生の参加については、町会を通じての参加が見込まれる位で特段、想定はしていない。小中学生は今後の防災活動の核になる方だと思うので、指摘を踏まえ検討を行い、取り入れられるものは取り入れていきたい。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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