しかし、近隣の諸国では偏向報道が当たり前の中にさらに「捏造報道」も多数存在する国があります。そうした国の報道に接する際には眉につばをつけて読む必要が有ります。
例えば昨日の人民日報に掲載された記事。内容は突込みどころ満載ですが、問題はそれだけでは有りません。人民日報と言えばこちらに書いてあるとおり「中華人民共和国人民の良識ある代表である党と国家機関の指導のもと、国内外のニュース及び党と国家機関の動向を的確に正しく伝えるということになっているが、中国共産党中央委員会の機関紙でもあるため記事内容の傾向は北京政府寄りである。」つまりは政府系報道機関です。その日本語版のホームページの記事を以下、リンク切れに備えて引用します。
(以下、引用)
「中国は寛大、日本は未熟」友好に奔走の日本人語る
アジア環境技術推進機構の事務局長の川上彰夫理事は、かつて建国まもない中華人民共和国に最初に接した日本の青年の一人で、現在までしばしば日中間を往復し友好交流事業に携わってきた。川上氏はこのほど、日本に駐在する「環球時報」契約記者のインタビューに応じて、次のように語った。
日中関係に関しては、歴史的に見れば、中国は経験豊富で寛大な大人であり、日本はまだ未熟な子どもだ。中国の数千年の歴史経験は中国だけでなく、全世界の大事な財産だ。日本は中国から学ぶべきであり、中国もその経験を日本に伝えることができる。
かつて中国は日本に対して戦争賠償請求を放棄し、日本の残留孤児を育ててくれた、これは、日本人にとって山のように大きな恩とも言うべきである。日本人も、これについて中国に非常に感激している。まさに中国に大きな度量と寛容さがあるからこそ、日本には多くの中国ファンがおり、30年余りにもわたる日中友好も続いてきたのだ。
現在、日中間にはかつての先人のような緊密な交流が不足しているようだが、多くの矛盾が生まれたのもこのためだろう。日中友好に携わる者として、非常に心が痛む。日中両国がかつてのように寛大な心で互いに接しあい、大国らしい姿勢で現在の両国間の対立を見つめれば、日中間の問題はきっと好ましい解決に至るだろう。
東中国海の石油問題に関しては、日中両国はこのような争いにこだわるべきではなく、総合的なエネルギー開発戦略という角度から問題を解決するべきだ。日本は、エネルギー節減、循環経済などの面で豊かな経験を蓄積し、多くの新技術も開発している。日本と中国は手を携え、環境保護と再生不可エネルギーの節減を両立できるマクロ計画を提案し、共同開発と新エネルギー普及を通して現在のエネルギー不足の問題を緩和しなければならない。これは、中国にとって必要なことであり、日本にとって当然すべきことである。(編集YS)
「人民網日本語版」2005年11月22日(以上、引用終り)
そして当の「アジア環境技術推進機構」のホームページのトップに下記の記事が掲載されています。
(以下、引用)
緊急のお知らせ
11月22日付 「人民網」 のHPに 「環境時報」 記者インタビュー記事として掲載された
「中国は寛大、日本は未熟」 友好に奔走する日本人の記事について、当機構事務局長は取材をを受けた事実はなく、皆様からご指摘をいただくまでこのような記事については知りませんでした。 全く事実無根の記事です。
どのような意図でこのようなことがなされたか分かりませんが大変迷惑しておりますし当機構の名誉のために断固たる処置をとるつもりです。、ここに誤解のないようにお知らせいたします。
(以上、引用終り)
つまり、記事は完全な捏造です。インタビューをしていないのにあたかもしたようにこうした記事を書くとは・・・。政府系報道機関ですらこの状態ですから、中国の他の報道機関については推して知るべしです。さすがに日本の報道機関ではここまで無茶苦茶な捏造は無いと思います。
こうした例は中国の報道機関だけでなく韓国の報道機関でも珍しく有りません。今年の4月頃、Jリーグに所属する在日朝鮮人が竹島問題についてインタビューで○○といった発言をした、と記事にした韓国メディアが有りましたが、そのような発言は全く存在していなかったことが関係者により明らかになったことなど、多くの例が有ります。
それぞれの国の立場や報道機関の置かれた環境の違いがあるとは言え、「何もないにも関わらず有るように書く」ような報道機関が多数存在する国、それが韓国、中国です(北朝鮮は言うまでも有りませんが・・・)。まあ、その三国はいずれも嘘で塗り固めた砂上の楼閣の上にできた政治体制なので有る意味必然かもしれません。今後、こうした国の報道に接する時にこうしたことを念頭に置いていただく必要が有ると思い記事を書きました。
捏造記事が普通に書かれている中国や韓国、北朝鮮などの特定アジアの報道には騙されないぞ、と考える方はこちらを押して下さい。
え、朝日は日本の新聞社じゃありませんでしたか。失礼いたしました。
「朝」鮮「日」報ですなwwww
>「何もないにも関わらず有るように書く」
>ような報道機関が多数存在する国、それが
>韓国、中国です
>(北朝鮮は言うまでも有りませんが・・・)。
とりあえず、一例が出てきましたが、百例が出てきたわけではないので、強く言い過ぎると良くないかもしれないと思いました。
しかしながら、中韓が捏造する気質があることはよく感じております。
(…ん?23日更新ということは、もしかして私の書き込みのほうがダブリ提供?)
それにしても、本当に酷い話です。
靖国批判をする前に、自国の捏造報道をなんとかしろと言いたいですね。
日本のマスコミの信用度も、中国並みに地に落ちていますけども…アサヒ新聞マイニチ新聞テレビ朝日TBSNHK…
捏造という言葉は便利な言葉です。
ですが便利すぎて本質が見えなくなる事もあるやもしれません。
お使いになる場合は注意されたほうがよろしいかと思います。
さて本題ですが、
「アジア環境技術推進機構」のホームページのトップに『皆様からご指摘をいただくまでこのような記事については知りませんでした。 全く事実無根の記事です』と否定しております。
この言葉、本当でしょうか?
実は某掲示板で、川上彰夫氏がテレビで人民日報と同じ発言をしていたのを【見た。】という方が出てきております。
それも1年以上前の事であり、当時この発言を聞いて驚いた記憶があったとの報告です。
真偽のほどは定かではありません。
しかし、虚実ないまぜのネット世界での言葉をそのまま鵜呑みにして先生ほどの立場の方が発表なされるのは、あまりにも軽率だと思うのです。
少なくとも情報自体に責任を負うマスゴミと違い、嘘、改ざんしても確認しようのないネット上での発言には注意すべきです。
最後に乱文失礼いたしました。
>「アジア環境技術推進機構」のホームページ・・・全く事実無根の記事です』
が 真偽不明 なネット上での発言なら
>某掲示板で、川上彰夫氏がテレビで人民日報と同じ発言をしていたのを【見た。】という方が出てきております。
も 真偽不明 でしょーよ!
どちらが「自分にとって都合の良い」情報なのかを選択し、
片方を「捏造」と断定してみせるのも言論統制の一種である!!!
公平に見るなら、さしずめ、川上氏は以前のテレビ番組での
発言を今になって利用されたってとこでは?
tbsの暴走が凄すぎです。
玄米茶さんの仰る通りどちらも真偽不明なんですよ。
で、言いたいのは
その辺の個人が書く分には問題ないというか問題にされないと思うのです。
でも、ここは個人とはいえ議員でしょ。
何が関わるのか分からないですし。
ま老婆心からなんですがね。
るーさんが、某掲示板の発言を引き合いに出されたので
“ネット上での”云々ということでどちらも真偽不明という
言い方をしましたが、少々、誤解されたようです。
そもそも、某掲示板の何でもあり匿名投稿とアジア・・・
機構の公式HP上での意見表明では全く違う!ことが理解
されてないようですね。少なくとも公式HPでの意見表明は
その内容に本人がきっちりと責任を負うことを認識してのこと。
匿名投稿と同等では決してありませんよ!
従って、「取材を受けていない」ことは少なくともホントだと
信じるに足りる情報だし、取材がなされていないなら
あの記事も、川上氏の過去の発言を利用した捏造記事
であることは間違いないでしょう。取材はされていないんですから!
記事が捏造だと言われて不服なら、当の新聞社自身が
取材の有無を立証するはずでしょうけど、
書きっ放しで終わりみたいですね。
私は、2ちゃんねるに入り浸っているせいか、
「信用」できないんですよ。
なぜか、私の中では情報媒体の信用度は、
1 本(単行本等)
2 新聞
3 雑誌
4 テレビ、ラジオ
5 ネット
となっています。(対人情報は省きます)
つまり簡単に中身を変えることができる。
これにつきます。
過去に新聞社HPの記事でさえ、途中で変えているのを目撃していますからね。
2ちゃん内で話題にならなければ知ることさえ出来なかったかもしれない新聞社の記事改変。
それに引き替え、注目度の低い公式HP上の言い訳記事。
しばらくすれば中身が変わっても誰も気がつかない事でしょう。
ま信用しろと言われても無理と言うものです。
某掲示板とは2ちゃんねるの事ではありません。
個人運営の掲示板での話です。
また、「取材」の受けた受けないの話は個人の主観で変わると思いますよ。
昔、取材を受けた。(今回の記事用の取材は受けていない。)
記者と雑談をした。(取材とは思っていない。)
酒の席での話題。
いくらでもこじつけれますから。
だから、こういうことはその人のこれからの行動で判断すべきであり、区議員の立場の人がうかつに書くことは、将来的に第2の西村議員になりかねないと危惧しているのです。
現在、当推進機構のホームページに新たに「雑談が、取材になる」としてコメントを掲載しております。
ご覧いただければ幸いです。
アジア環境技術推進機構 事務局長 川上彰夫
コメントありがとうございます。新しい2つの当該関連記事、拝読致しました。同感のところが多かったです(特に聖徳太子の気概について触れられている部分)。
1月29日のブログ記事で紹介させていただきました。今後とも宜しくお願い致します。
先生のご紹介記事の中で、「川上彰夫がテレビで・・・・云々」とありますが、私は、今までに一度もテレビに出たことはございません。
念のために申し添えておきます。
アジア環境技術推進機構 川上彰夫