6月10日は「路面電車の日」です。「6=ろ」「10=テン(電)」?かなりこじつけですが・・・。平成7年に広島市で開かれた第2回路面電車サミットにおいて制定された記念日で、日本各地で路面電車の利用促進のためのキャンペーンやイベントが行われるそうです。西尾久にある
都電荒川線の荒川車庫でも記念のイベントが行われました。荒川区も街の魅力向上に都電を活用しようという意気込みを区長が多いに示され、議会でも同じ方向で議論が行われています(
参考記事)。
そのイベントの様子(概要は
都ホームページでの告知記事をどうぞ)を写真で。
鉄道模型運転会。希望する子供たちが運転してました。様々な出店や太鼓演奏なども。予定されていた「都電との綱引き」は事情により中止だとか。
レトロな車両も展示。左側の車両は平成13年12月まで学園号として運行していた都電7504形(懐かしの旧塗装色)です。
都電車庫の奥も見せてくれました。都電車両が横に動かされる水平移動エレベーターや写真のような溝(この溝には照明がつけられており、都電車両を真上を通過させ、下に人が入って点検作業をしていました。また、車両の上部分は写真に写っている階段を登って行けば点検できるようになっています)
車庫の一番奥に、非常に古い都電車両が展示、というより放置されて錆び錆びで置いてありました。昭和29年から42年まで現役だったそうです。詳しくは下記は張り紙に書いて有る通りなのですが、貴重なものだと思いますのでもう少し、広く親しんでもらえる活用方法は無いものか・・・。もちろん、お金を余りかけずにできる範囲でという前提ですが。
この歴史的な車両の中には資材(悪く言えばガラクタ)が詰めこんでありました・・・。
車庫には様々なタイプの車両が停車しています。非常に多くの見学客で賑わっていました。電車の好きな方々と共に子供連れの姿が目立ちました。
その中の一つの車両では都電を題材にされた作品を多く残された切絵作家 故 稲葉祐吉 氏の作品が展示してありました。
荒川2丁目付近
宮の前電停付近の尾久消防署。
尾久消防署のホームページの表紙にも使われています。余談ですが、今夜、消防団の一員として三角巾を使用した包帯法の訓練に参加してきましたが、その際にも、「消防団員募集の声を広くかけてほしい」とのことでしたので、改めて
こちらの「消防団募集」ページをリンクしておきます。会社員でも自営業でも主婦の方でも、どのような立場の方でもOKです。詳しくは小坂までメール下さい!
クイズ電車「森のリトル・ギャング号」から多くの子供達が降りてきました。大好評だったようです。
都電車両の洗車をするエリア。デッキブラシやスプレーガン付き水道ホースなどが並んでいました。
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