2008年02月02日

「開け!街のシャッター」

 1月9日のブログ記事で皆様をお誘いした(財)東京市制調査会主催の勉強会「開け!街のシャッター」に参加すべく。自転車を漕ぎ約35分。内幸町のプレスセンタービルに到着。やっぱり、土日はスムーズに走れます。

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 基調講演をする増田寛也総務大臣。当日は以下の流れで3時間。約200名が参加。こうした講演は19回目だそうですが、近年、地方議員の参加も増えていると主催者の弁。

<基調講演>増田 寛也 氏(総務大臣)
★コンパクトな街造りの重要性を力説されていました。「そうした目標を明確に掲げている青森市では、中心市街地の空洞化と郊外への拡散の結果、様々な新たな社会資本整備やコストが昭和45年から平成12年までの30年間で350億円のコストが青森市においてもかかっている。このような費用は本来他に有効利用できたはず」との話が印象的でした。

 基調講演の中でも触れられた香川県高松市の丸亀町商店街は商店街全体を抜本的に「リニューアル」した例(詳しくはこちら)ですが、そうしたいくつかの事例(紹介しきれませんが)の現場も訪れて見たいと思っています。

<パネルディスカッション>

 ※それぞれの発言の中で、有益な問題提起をしてもらったと感じた言葉や事例を列挙します。パネリストやその所属する団体の活動は是非、リンク先をご覧下さい。

鈴木 輝隆(江戸川大学社会学部ライフデザイン学科教授)
★日本全体の問題ですが、
・「日本には868ヶ所の「道の駅」が存在すると欧米の街造りの専門家に話すと大変驚く。何故「道」でなく「街」で地域の産物を売ろうという発想が無いのか?と言われるが、その通りだ」
・「地域について「知っている」ことを「知らない」という視点から見つめなおすことが重要」
 
服部 年明(中小機構・まちづくりサポーター、
       (株)まちづくり長野・前タウンマネージャー)
・「商店街のそれぞれの店は、所有と使用(営業)の分離を有効に進めなければ未来は無い。街造りはとにかく民間に資金を出してもらうよう誘導することが重要。」「」
長野市のTOMATO食品館
ぱてぃお大門 蔵楽庭

牧野 百男(福井県鯖江市長)=リンクは市長自らのブログ!!
※名刺サイズの市の紹介も資料に入ってました。これ()です。荒川区でもこうしたコンパクトな地域紹介の資料、欲しいな・・・。

・「街造りの理念を共有する際に、商店街は半公共的存在であるとの観点から見るべき」
アートベンチ(花と音楽のベンチ) 県産材利用というのがさらに素晴らしいです!(関連?ブログ記事
学生連携活動拠点「らてんぽ」
本町通り(本町1・2丁目)の商店街の隔月駐車ゾーン

山口 乃子 氏Aizu Anessa Club代表)
・「商店街の各個店では「4つのどうぞ」のうち各自可能なサービスを店先に掲示して来訪者にもてなしの心で接している。「4つのどうぞ」とは「お茶をどうぞ」「椅子をどうぞ」「トイレをどうぞ」「お荷物をどうぞ」」
・アネッサクラブの活動についてはこちらが一目で理解できるページかと

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 Power Pointを使った資料は参考になるものが多く筆記したり写真を撮影したり。この内容も示唆に富むものです。

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 荒川区にとっても多くのヒントをいただいた講演でした。一路、荒川区へ向けペダルを漕ぎ、30分で帰還、夜には障害者団体の新年会、そして二次会で様々な現場の話を伺いました。


small_ribon.gif商店街振興に斬新かつ真心の感じられる手法を導入すべき、という方はこちらを押してください。
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2008年01月31日

特別委員会視察2日目=仙台市

 昨日の視察に続く2日目は、「自由視察」。「自由視察って何?」という方は、視察のあり方全般も含めてこちらのブログ記事をお読み下さい。

 ブログ本文で説明を全てしきれませんので、リンク先を参照しながらお読みいただけると幸いです。

 荒川区で西川区長が進めている産学連携のMACCプロジェクト、さらに進めていくように議会からも後押しをしていきたいと考えています。産業クラスターの構築は地域のモノづくり再生に大きな効果が有ると確信しています。その産学連携に大変参考になる、仙台市の「仙台フィンランド健康福祉センター」を有志の議員と共に視察してきました。
 このセンターのプロジェクトの目的等はこちら
 まずは、フィンランド型福祉を実践している、「特別養護老人ホーム せんだんの館」から視察。
 写真は1階食堂横のパワーリハビリを行う部屋。フィンランド製の福祉機器を設置しています。
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 特養ホームに日本で唯一設置されている流水プールを使った北欧型福祉である自立=残存機能維持を実践する施設。介護度が重度でも浮力の為、立つこともできたり、膝に負担をかけず水流(調整可)で負荷をかけて筋力を維持したり。水中ですが20年ぶりに立てたことが励みになり、機能が回復していく事例など、回復効果は高いようです。
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 1階のロビーに在住のセラピー犬のモモちゃん。テレビ出演もしたとか。館の職員の方といっしょだと全く吠えませんが、見知らぬ人が一人で来ると吠えるそうで、番犬の役目も。
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 庭には部外者も含む誰でも利用できるように設置した健康体操ができる器具が多数設置してあります。ラップセット社だとか・・・。
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 特別養護老人ホームの居室、ショートステイの居室を拝見。とても広めに部屋を確保してあり、共同ではなく電気コンロも各部屋に設置されており、遠方から来た家族も同じ部屋にいっしょに泊まることが多いそうです。居室が狭いとそうもいきません。施設について詳しくはこちらをどうそ
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 居室のトイレに設置してあるて手摺は高さや方向が自由に変えられる優れもの。ただ、1つ7万円もするそうですが・・・。施設の設計はフィンランドの企業がしたそうですが、日本の消防法との兼ね合いの苦労や運営の問題点など詳しく聞いてまいりました。荒川区においても、数年後には特別養護老人ホームを誘致する予定ですので、とても参考になりました。
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 次に「仙台フィンランド健康福祉センター」の研究開発棟の説明を受け、視察。施設の様子はこちらをどうぞ。玄関を入って直ぐ右手にあるのが,コ・デザインスペースです。施設のページから引用すると「ここは,ユーザーと企業・大学の研究者が共同でサービスや製品を開発するためのスペースです。また,企業の開発担当者の方に対して,高齢者の視覚や感覚を擬似体験による「気づき」研修などを行っています。
 この他,製品を展示するスペースがあり,展示品を随時募集しています。2005年4月〜7月には約2200人の方々視察に訪れ,パブリシティ効果は抜群です。」
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 骨に振動を直接伝えるため、聴力の悪い方にも有効なイヤホンなど、斬新な福祉機器や制度の展示が多数。詳しくはこちらのページの上部の記事をいくつかお読み下さい。
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 車椅子専用ドレス、車椅子専用外出着、介護用衣類など潟Rマツの製品は斬新かつ機能的です。
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 頻尿、尿失禁、夜尿症などに有効な仙骨表面治療的電気刺激器。
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 フィンランドは遠隔医療がとても発達した国ですが、この機器は真ん中のバーが圧力を受けると発信される信号をネット経由で世界中どこでも受けることにより、遠方で暮らす親の安否などを知ることができるものです。
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 特養ホームの居室のトイレにもあった、素人でも簡単に高さを変えられる流し台や特殊な手摺など「フィンランド仕様のセット」
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 別の企業の事例ですが、赤色の手摺は滑り止めとともに、弱視の方にも識別しやすい色である為。
 他にも「高齢者が自立して暮らせるようにするマンションリフォーム」(こちらの記事)など、多くの参考になる事例の紹介が。
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 約3時間の視察の後、近くに仙台文学館(館内は撮影禁止ですので、こちらをどうぞ)があることを知り、荒川区で今後建設予定の「吉村昭氏に因んだ文学館」の参考にと見学してから、荒川区へ戻って参りました。地域の昔話に注目したこちらの企画は素晴らしいものです。

 この2日間の視察で「なるほど!」と思った点は、細かいことも含めとても多く書ききれませんが、そうしたことを今後の議会での質疑に活かして参ります。

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2008年01月30日

特別委員会視察1日目=釜石市

 今朝は新幹線で一路、岩手県釜石市(HPは市職員の手作りだそうです)へ。所属する震災対策・危機管理調査特別委員会の視察です。釜石市と荒川区は姉妹友好都市関係を結んでいます。

 こんなエピソードも(防災無線で流れる「荒川そして未来へ」のメロディーが釜石市でも使われています。)
 関連記事

 さて、本題ですが、視察の内容は、以下の2点です。
災害時相互応援協定について
J-ALERTについて(参考記事

 釜石市役所に到着。床が木のとても味の有る庁舎。早速、市の担当部長から説明を受け、質疑応答・意見交換をしました。

 新日鉄製鉄所が存する釜石市には大型船舶が着岸できる港が有るため、「釜石市」と「愛知県東海市及びトヨフジ海運」で災害時応援協定を結んでいます。釜石市と東海海運、そして荒川区で三角形の関係で新たに応援協定を結べないか、という問題意識をその場で多くの議員が持ち、今後もその点について担当者同士で調整をしていくということになりました。荒川区には隅田川という水運に使える路が有り、防災港も整備を進めています。もっとも、小型船に積み替えなければ物資の輸送は不可能ですが。例えば、首都圏又は釜石市周辺で震災が発生した際に、トヨフジ海運の定期輸送船(名古屋、タワラ、東京、横浜、釜石に通常寄港。車を700台積める大きさ)に緊急支援物資(無傷の自治体から)をすぐに積んで運ぶ仕組みを予め構築できると素晴らしいと思います。

 二点目のJ-ALERTについてはリンク先と映像での説明ページもよろしければどうぞ。

 詳細は省きますが、釜石市では、
平成17,18年度に国のモデル事業に参加し、実証実験を実施。
平成19年2月からは震度速報、津波予警報、
     6月からは緊急地震速報のモデル実験に参加、津波避難訓練や防災訓練で訓練放送を行い、住民へ周知を図った。
     10月から緊急地震速報の実用運用開始
平成20年1月21日 有事情報の運用開始
 といった流れで、導入を進めています。システムの費用は1000万円余。

 小坂からは、以下のような質問をしました。
・昨年6月の実証実験でどのような課題が新たに出てきたか?
釜石市の答「警報には防災無線を使うが、場所によって聞こえたりそうでなかったりする場があるため、警報伝達手段を複数にする必要性を感じた。「警報音が緊急性を感じない」との市民からの指摘もあった」

・J-ALERTを導入している自治体はどの程度あり、情報交換をする機会は有るのか?
釜石市の答「全国で4つの自治体が現在導入しているが、電話で連絡をとること位で、有効な横の連携というところまでいっていない」

・「ミサイルが飛んできた」という前提で警報が出た際、市民にはどのような動きをすべき、と啓発しているのか?
釜石市の答「残念ながら、その点は具体的になっていない。国の指針では「丈夫な建物の中に避難して下さい」とあるが、現実的ではない・・・。役所内で図上訓練は行うが、今後具体的な対策を検討していきたい。」

 活発な意見交換の後、釜石市の郷土の歴史そのものである製鉄の歴史を展示している「釜石市立鉄の歴史館」を案内していただきました。

 その後、夕食前に市内を個人的に、見て周りました。津波への備えに力を入れている釜石市の現状を、水害被害への対策が急務の荒川区の参考になればと思って・・・。こちらのブログでの参考記事の後、水害ハザードマップを区は作成しましたが、避難経路や避難の場所はまだ未設定ですので、引き続きそうした点の明確化を求めていこうと考えています。

 釜石市は明治29年の津波で約3700名の命と財産が奪われた歴史(参考記事)もあり、津波対策にはとても力を入れています。世界で一番深いところから防波堤を設置している、「釜石港湾口防波堤」は、防災担当者が世界中から視察に訪れる場所です。街中においても、津波避難所の看板があちこちに設置してあります。
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 青葉通り緑地。もとは石応禅寺の参道として「寺道」と呼ばれていました。大東亜戦争中に、釜石は二度に渡る艦砲射撃を受けて、市街地が壊滅的な被害を被ったことから、火災に対する防災面を考慮して、30mの幅員を持つ街路として整備されました。昭和55年には、街路の中心部分を「青葉通り緑地」として整備し、市民の憩いの場、ふれあいの場として親しまれています(写真が多数掲載されているページ)。
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 車からもはっきり見える場所に津波の避難所の場所と距離を示す看板。津波警報が出るか否かに限らず、震度4以上の地震の際は、迷わず津波避難所へ避難するように日頃から訓練をしているそうです。
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 避難道路も設定されています。津波についての情報はこちら
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 津波避難所を大きな文字で示す看板の裏側には、場所を明示する地図が。
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 避難道路は海に迫る丘の中腹に沿って整備されています。登り道がきつく、災害弱者の避難について地域でどのような態勢を作るかが、課題だと感じました。
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 丘の中腹の避難所に到着。釜石市では「釜石市動く津波ハザードマップ」も公開しています(こちらのページ、是非ご覧下さい!)。明治29年の三陸地震津波の再現も。
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 はるか向こうの丘の中腹にも避難所が。
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small_ribon.gif防災対策の一層の充実を求める、という方はこちらを押してください。
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2008年01月27日

あかんもんは、あかん!京都市に30歳、期待の星!

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 橋本徹大阪府知事が誕生しました。同世代の知事のこれからの活躍に大いに期待し心からエールを送りたいと思います。同和利権の巣窟である大阪府に間違っても熊谷候補のような部落解放同盟の手先(参考記事)が当選せずに良かった・・・。

 さて、大阪同様、同和利権の強い京都市。小坂が6歳から16歳まで住んだ思い出深い土地です。その京都市で保守系無所属市会議員として孤軍奮闘している村山祥栄市会議員。初当選したのは平成15年で現在二期目で小坂と同期ですが、25歳!昨年4月の2期目の選挙では2位に倍近い差をつけてトップ当選!タイトルの30歳は市長選挙当日の年齢です(^^)

 小坂が新進党本部職員をしていた際に、新進党学生部で活発に活動していた村山氏とは学生部担当職員としてよく話をしたものです。「実直で筋を通す」学生でした。

 その村山市議は同和利権とも徹底的に戦っていて、タブーも恐れず議会での論戦を行い、昨年12月には「京都 同和「裏」行政」という著書も出版しています。部落利権が絡む清掃事務所に「議員の調査権だ!」と乗り込んで「ひと悶着」したり・・・。そんな体当たりの姿勢で議員活動を続けている村山議員に、今度京都を訪れた際は是非、会おう!と言っていたのですが、未だ実現できず・・・。

 そして、今年2月に京都市長選挙が行われますが、その京都市長選挙に立候補することに(決意表明)!驚くとともに嬉しく思います(報道記事)。

 自民・公明・民主が何故か相乗りする候補と、共産党推薦の候補に加えて3名目の有力候補です。組織の壁は高いかとは思いますが、多くの有志の力を得て勝ち上がり、「美しい京都市政」を実現されることでしょう!前回の市長選挙の選挙結果を見ると、共産党が大変強く、保守票の分散で漁夫の利を得させることがないことを願います。今まで選挙に行っていない人をどれだけ開拓できるかが、鍵ですね。
 このような有志の応援サイトも

 インタビュー記事

 皆様のお知り合いで京都市に御住まいの方がいらしたら、是非「タブーを恐れず孤軍奮闘している村山祥栄市会議員に注目して!」と声をかけていただけないでしょうか?私もどのように応援ができるか考えているところですが、まず、皆様にご協力をお願いすることから始めたいと思います。

small_ribon.gif村山祥栄市会議員の活躍を期待する、という方はこちらを押してください。
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2006年12月14日

台東区のリサイクルルーム

12月11日の記事に書いた「めぐみ」を見た帰り道に台東区のリサイクルルーム(詳細はこちら)を見学してきました。荒川区ではエコセンターとリサイクルセンターについてこちらの記事の(2−2)の通り、議論が行われていますので、何か参考になるかと思って足を運んだわけです。

 昭和通り沿いにある台東区立のリサイクルルームは今年、蔵前から移転してきたそうです。粗大ゴミの中でまだまだ利用できそうなものを展示し、台東区在住・在勤・在学の方なら誰でも希望票を出しておけば、月に1度の抽選に自動的に参加できます。当選すれば、展示品を引き取りに来ることになります。
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こちらのリサイクルルームに展示してあるのは計20点。本当に粗大ゴミとは思えないようなものばかりです。食器棚。
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電話台や
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購入すれば数万円するであろうベビーカーも
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 荒川区でも粗大ゴミの中からリサイクル可能なものを区民がもらえる抽選会(参考記事)を行っていますが、違う点はネット上でこのように展示されている品の写真を見ることができる点です。大変親切だと思います。先日、12月7日の委員会でもこうした趣旨を指摘していますが、今後、リサイクルのネット情報の充実されるように求めています。

small_ribon.gifリサイクル情報をネット上でも充実すべき、という方はこちらを押してください。
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2006年08月20日

ひどい電話応対

 数日前、神奈川県に住んでいる人から受けた消費者相談が有り、その問題についての過去の相談事例などを聞きたくて、「かながわ中央消費生活センター」に電話しました。

電話を受けた方「はい、神奈川県民センターです」
小坂「とある企業の高額商品の被害事例などについての消費者相談をしたいのですが・・・」
電話を受けた方「消費生活センターへの相談で宜しいですか!!(なぜかぶっきらぼうな声)」
小坂「そうです。」
電話を受けた方「受け付けは9時30分からです。それからかけ直して下さい!」
ガチャン!
小坂「・・・」
(以上、終わり)

 携帯電話の時刻表示を見ると9時33分。でも、この表示は時報よりも4分程度進んでいるので(直してないだけです)正確な時刻は9時29分。「はあー?!!。この電話交換手、何様のつもりだ!」とその瞬間怒りが沸いてきました。受けつけ時間から1分前だと電話を取りつがずにかけ直せと。民間企業では考えられないことです。消費者相談に電話をする方は、切羽詰って不安な気持ちで電話する方が多いと思いますが、相談のために電話をしてきた人にこの態度。最悪、取り次がないなら電話に出ないか、留守電にでもしておけば良いのに。ましてや1分前なら担当者は席についているでしょうから交換台から電話をまわせば良いのに・・・。

 すぐに「かながわ県民センター」の責任者へ電話をして、抗議と今後の改善を求めました。一般的に行政の対応は昔に比べれば格段に良くなってきていますが、未だにこのようなひどい対応をしているところがあるとは・・・。

 因みに荒川区の代表電話にかかってきた電話の対応は以下の通りです。


8:30〜17:30 電話交換台から取り次ぎます。

 上記以外の時間:警備室につながり、そこから担当部署に電話を廻します。時間外だからといって取り次がないことはありません。ただ時間が余りに早かったり遅かったりすると担当者は席にいないかもしれませんが・・・。
 また、電話交換の職員が席についている間は、上記時間以外でも電話の取次ぎを行なっています。

 電話の話とは違いますが、区役所の総合受付の窓口もテキパキと気持ち良く来庁者の案内を行なっています。その仕事ぶりを民間の銀行も研修で見学に来るほどで区民の方の評価も高いです。全ての職員がそうした姿勢で応対していけるように、区の様々な窓口での応対を気をつけて見ていき、気付いたことがあればその場で指摘をしていきたいと思っています。

small_ribon.gif役所の応対をきちんと誠意を持って行なうことはとても重要と考える方はこちらを押してください。
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2006年04月15日

河畔を賑わいの場に

 秋葉原で101回目の献血。その道すがら自治体の施設が有れば寄って見るようにしてるのですが、不忍通り沿いを通った時に、文京区の「不忍通りふれあい館」で伝統工芸展が開かれていたため、足早に見学。
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 荒川区では、大規模に伝統産業展を毎年開催しています。その他にも、荒川区マイスターや伝統工芸者の方の製品を展示即売できる店を商店街の空き店舗などに設置する事業も平成18年度予算に組まれています。
 こちらでは様々な伝統工芸品が販売されていました。
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 こうした区の施設を見学する際に、様々な公的なパンフレットが置かれていることが多いのですが、そうしたパンフレットも必ず見て、参考になるものを探します。そこ(文京区の施設)で見つけた案内に掲載されていたのが、「幼児用 ヘルメット・キャンペーン」として「区内在住または区内の幼稚園・保育園に在籍する満6歳未満の幼児の保護者が区内の自転車屋さん(裏面リストに有る25の店)でパンフレット付属の割引券に必要事項を書いて幼児用ヘルメットを購入すると2000円割り引く」というものです。

 自転車の転倒事故の幼児への危険性はこちらのページに書かれている通りで、都の取組みもあって最近、子供用ヘルメットが着用されている状況を良く見るようにはなりましたが、さらに普及するようにこうした積極的な取組みも有効だと思います。

献血の帰り道、隅田川を渡り、
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墨田区役所へ到着。
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区役所前(隅田川河畔)で水辺の「オープンカフェ」が期間限定で開かれていますので、その状況を見ておこうと思い寄りました。荒川区においては汐入地区の隅田川河畔の整備が進み(参考記事)、今後どのように活性化していくか、賑わいの場として墨田区のこうした例も参考になります。区議会において3月の予算特別委員会で小坂から「公園をもっとにぎわいの場にするために、ワゴン車での出店などを認めるべき」といった質問をしました(こちらの記事)。
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 カフェの拠点はコンテナ。墨田区文化観光協会が音頭をとり墨田区内の2つの事業者が出店したそうです。 
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 都は「東京都水辺空間の魅力向上に関する全体構想」をまとめています。荒川区の隅田川河畔をくつろぎと賑わいの場にしていきたいものです。こちらは墨田区役所前の勝海舟像。
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 明日は早慶レガッタを行うそうで、その見学会場の準備が進んでいました。
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small_ribon.gif水辺空間の整備を望む、という方はこちらを押してください。
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2006年04月13日

あだち産業芸術プラザ、誕生!

 「新たな産業振興の拠点となる産業振興施設の整備に向けて、基礎調査を行う」ことが、荒川区の平成18年度予算に盛り込まれています。そんな中、東京新聞4月9日の報道で「足立区であだち産業芸術プラザが12日に誕生する」旨を知り、今朝、現地へ自転車を飛ばして早速見学して参りました。

 9:00 現地に到着。「あだち産業芸術プラザ」とは場所の名前で「あだち産業センター」と「東京芸術センター」で構成されます。施設概要等はリンク先をどうぞ。オープニングイベントも多彩。
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 「東京芸術センター」(詳細)1階ホールではイベントも今後開催されるそうです。こちらは区の所有地に50年間の定期借地権を設定して民間企業(総合商事梶jに貸し付けてそこがビルを建設したものです。その中に入っている足立ハローワークなどの公共施設は総合商事鰍ノテナント料を払って入居しています。「公民パートナーシップ」という触れ込みで建設されました。
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 11階から19階はSOHO(small office home office)、つまり住宅兼事務所に使用できる賃貸部屋で47u、64u、81uの3タイプを基本に、計96室あります。その入り口。また、11階北半分は千住一丁目創業支援館で足立区が貸与する創業者のためのオフィスが10室あります。
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 液晶ビジョンで紹介されていた、SOHOのイラスト。
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 10:00から「東京芸術センター」の天空劇場の見学会が行われるのですが、それまでの時間を利用して隣の「あだち産業センター」を見学して参りました。
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 足立区の姉妹・友好都市のポスター。
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あだち産業芸術プラザ」の敷地は旧足立区役所跡地でその前は足立町役場が建っていた土地です。
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あだち産業センター」の1階に入ると足立区の地場産業製品をはじめ伝統工芸品、友好都市物産などが展示されています。
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 それぞれのブースに足立区の区内企業が製品を展示しており、この場で買うこともできます。
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 出店企業のリスト
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 話を聞いてみると、展示ブースの一角を企業が借りるのは無料!3ヶ月に1回、全てクリアして、出店希望のあった企業に新たに展示場所を貸す形になっているそうです。
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 実に様々な出店企業が。こちらはデザイナー大渕澄夫氏の「建物をイラストとして描いて残す」というもの。
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こちらは「轄。野製作所」さんの車椅子に着ければ動力で楽に動ける補助機械の展示。
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 友好都市の物産の展示販売も行っています。
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 展示されていたのは新潟県魚沼市、長野県山ノ内町栃木県鹿沼市の物産。
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 創業・起業の為の書籍の閲覧・貸し出しも行っています。一般的な「会社の作り方」から「流行るスパゲティー店を作る方法」など個別具体的な起業方法を書いた書籍などがあり、起業を目的とされる方には多いに参考になる空間です。インターネットコーナーも有り。参考までに荒川区では区立南千住図書館の一角に同様のコーナーが有ります。
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 「あだち産業センター」の5階建ての建物は区の土地に区が建てたもので純粋な区の施設です。
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 10時からの天空劇場の見学会(イベントがあるわけではなく施設を見せてくれるだけですが・・・)に参加すべく、再び「東京芸術センター」へ。
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 まず、1階ロビーで施設の概要説明。多くの方が来場されてます。
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 21階へ上がると劇場ロビー。劇場は区の施設では無く民間の施設。ただし、区の主催する催しは優先して使える契約だそうです。ホール等については足立区民の利用料金は安く、区外利用者はその数倍だとか。
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 遠くまで見晴らせます。
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 劇場はシンプルな造り。今日の午後3時からオープニングコンサートが行われるため、その準備が既になされていました。
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 霞んでいますが、高層ビルは汐入地区のマンション街。
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 10階のイービジネスセンターも見学。概要はリンク先をどうぞ。
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 7〜9階の足立ハローワークも足早に勝手に見学。多くの来訪者が。荒川区もその管轄範囲で、その分所としてJOBコーナー町屋が有ります。このポスターの面接会は「庁舎移転オープン記念イベント」だそうです。
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 「あだち産業芸術プラザ」の土地は役場が有った時代より前には、宿場町「足立宿」が有ったということで、その遺構の説明。
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 千住大橋経由で荒川区役所に向かうべく、ペダルを漕ぐと途中に蔵(千住地域に多い)を利用したコミュニティ施設が。様々なイベントを行っている旨、張り紙で告知されていました。
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 松尾芭蕉の句碑。千住大橋を挟んで荒川区と足立区それぞれが、「奥の細道の旅立ちの起点となったのはこちら」と主張して、PRを行っています。
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 千住市場前(足立区側)のスペースにこのような「千住宿 奥の細道」コーナーが。こちらは、足立区のコミュニティーバス「はるかぜ」のバス停ともなっています。かなりの乗客が乗っていました。
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足立市場。今度改めて訪れてみたいと思います。
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 千住大橋の掛かる隅田川の堤防のコンクリート壁(足立区側)にも新たなPRが・・・。
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 こちらは荒川区の天王様(スサノオ神社)。様々な種類の花が満開です。
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 多くの雛人形が飾られてました。
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 スサノオ神社境内に松尾芭蕉の「奥の細道」の説明が。3月26日には「奥の細道 矢立初めの俳句大会」が行われました。
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 境内に有る芭蕉の句碑。
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 10:50 荒川区役所に到着。荒川区では商店街の空き店舗に区内製品の展示販売場を設置する案も出されており、そうした取り組みに対しても今日見聞きしたことを活かして行けるよう取り組んでまいります。やたらと長い記事になってしまい失礼しました。

small_ribon.gif荒川区の産業振興策に期待する、という方はこちらを押してください。
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2005年11月09日

取り入れて欲しい便利な機能

 荒川区のホームページの掲載内容について、気付いたことは細かいことも含めて指摘をしょっちゅう担当部署にしていますが、今度、ホームページのリニューアルをする際に、「情報を詳細にすること」に加えて是非取り入れてほしい仕組みを、他の自治体のページを参考にしながら示しておきます。

 まず、荒川区のホームページの右上から入れる「施設予約システム」について。事前に利用団体登録をしておけば、ネット上で区の施設予約できるこのシステムはとても便利ですし評価していますが、数多い施設の中で「詩吟の練習ができる部屋を予約したい」とか「ダンスの練習ができる部屋は?」といった疑問にすぐ答えられるページが無く、1つ1つの施設の部屋の概要を読みながら使えるかどうか推測、さらに確実にするには電話での確認が必要でした。こうした作業を区の施設全体で行うのは大変な手間です。
 こうして手を煩わせることなく、「何のために部屋を使うのか」を入力すればその目的に合致した施設を示してくれるのが、台東区ホームページ公共施設施設予約システムです。「施設の予約(目的から)」を選択すると、利用目的選択が様々な項目の中からできます。自分の使いたい目的をクリックするとその目的に合致した施設が表示されそのリンク先から予約が可能となります。便利だと思いませんか?

 2つめは、最近ポータルサイトなどでよく有りますが、ホームページに自分の知りたい分野の情報が掲載されるように設定することができる「カスタマイズ機能」です。これも台東区ホームページに備わっている機能(「マイ台東区機能」と呼ぶそうです・・・。)なのですが、マイ台東区のアカウントを取得して、よく見る情報や気になる情報を登録すると毎日膨大な情報から必要な情報を探す手間が省けます。時間がない忙しい時でも素早く情報を得る事ができます。この機能もとても便利です。

 細かい点を挙げれば他にも有るのですが、この2点は利用者本位の機能であり、荒川区でもすぐにシステム変更は難しいでしょうから、次のホームページ改定の際には取り入れていただけるように、責任者とも話をしておこうと考えています。ホームページに掲載される情報が増えれば増えるほど、情報を簡単に集められるように工夫をする必要が有ります。他の自治体の良いところをどんどん真似して利便性の高いホームページになるよう、働きかけていきます。

★区のホームページに詳細な情報を掲載することと並んで必要な情報を簡単に取り出せるようにする工夫もすべきとお考えの方はこちらを押して下さい。

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2005年09月01日

墨田区の屋上緑化推進

 昨日の墨田区役所訪問報告の続編です。屋上緑化に非常に積極的な墨田区。屋上緑化の見本コーナーを見学すべく、総合受付に場所を聞くと、担当部署の職員が案内して下さるということでした。てっきり自由に見学できるものと思って気軽に聞いたのですが、本来は事前に予約して見学するそうです。

 担当部署の前では屋上緑化の支援策や事業者の資料を得ることができます。
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 墨田区では、屋上緑化助成制度のページに有るように区内の民間建築物で、新たに屋上を緑化した建築物の所有者の方に、1平方メートルあたり1万円か工事費の半額の少ない額(最高40万円まで)を補助します。また、屋上緑化を予定している区内建築物に載せられる重量や防水層の状態を無料で調査してくれます。
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 こちらのページのリンク先には見本として展示してある緑化の、1平方メートル単位の費用や重量、保水の仕組み等、細かいデータも得られます。見学の際にも資料としていただきました。実に様々な方式が有りますが、選定のポイント等について区の職員も親身になって相談に応じてくれるようです。
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 案内して下さった職員の話では屋上緑化の助成制度利用は年間十数件だそうです。見本コーナーの見学は区民のみならず、行政関係者や小中学生(自由研究の調査)等幅広いものの、他の自治体でもこうした見本コーナーの設置が広まっていることもあり、見学者は減ってきているとのことでした。そう言えば以前、文京区役所の近くを通った際に、文京区役所の屋上緑化見本コーナーを見学しましたが、そこは自由見学スペースとなっていました。
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墨田区の緑」のページを見ると区の緑化にかける意気込みが伝わって来ます。小坂も屋上緑化への助成等、平成15年の当選以来、本会議質問等で様々な面の提案をしてきました。屋上緑化への費用助成は23区中過半数の自治体で実施中であり、荒川区でも導入すべきと考えています。結果を出せるように引き続き尽力して参ります。
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屋上緑化で夏の日差しも緩和。各見本にはデジタル温度計が設置してあり、地表温度と地中温度で約3度程度(15時頃)の差が有りました。昨日はさほど暑い日ではありませんでしたが、真夏日にはもっと差が出て5度程度違うそうです。
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緑化見本コーナーを見学後、荒川区に自転車で戻る際に、隅田川沿いで見かけた「震災時に水道が流れなくなっても使える震災対応型公衆トイレ」。
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役所内に置いてあったパンフで良いと思った制度が、緑の里親制度。荒川区では同趣旨の制度が行政が全面に出る形で存在していたのですが、場所の確保とコスト削減の為に制度が廃止されています。廃止された制度は「区が木を預かり、引き取り手が見つかるまで保管する」ものでした。以前、知人から「建築工事に伴い、木を除けなければならないが、区が仲立ちで誰か引きとってもらえないか」という相談を受けた際に区の担当者から制度の廃止を聞いたのですが、墨田区の緑の里親制度のような情報提供のみでも行うべきだと考えています。

★荒川区においても屋上緑化への助成制度創設や情報提供充実をすべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
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2005年08月31日

墨田区役所から学べる点

 93回目の献血をした後に、墨田区役所近くで地方政治についての意見交換をある方とした後、墨田区役所内を見てまわりました。荒川区外の自治体に出かけた時には、役所の近くを通るような場合はできるだけ入って歩いてみるように心がけています。荒川区政に活かせる点はないか?という点を念頭において。

 写真は庁舎内展示の区役所庁舎模型(一番右のビル)。隅田川沿いの再開発地区の一角に立つ新しい庁舎。
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 1階の入り口付近のアトリウム空間では、防災パネル・資機材の展示、家具転倒防止コーナーが。
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 様々な団体や企業の防災対策がわかりやすく展示。墨田区独自の「ウォーターパック」の説明と展示は興味深いものでした。
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 震災時に備えての水の備蓄は都水道局の責任で行います。こちらのページに記載されているように、墨田区では3ケ所で都が備蓄していますが、それを被災者に配布するのは墨田区の役割です。その時に水をタンクに蓄えた給水車で被災地に届けられれば一番良いのですが、給水車の台数と区の広さを考えると全地域に給水車をすぐに向けることは難しいもの。そこで、荷物のように水を運べる「ウォーターパック」が活躍です。これは貯水池の水(平常時からここを通って家庭に給水されており、常に新鮮な水)を震災時に機械(発電機で動く)動力でビニール袋に500mlずつ密封パックするもので、給水車や水を入れるバケツ等が無くても誰でも水を簡単に持ち運ぶことができるものです。

 墨田区は屋上緑化に非常に積極的な自治体。38の事業者の屋上緑化の実物見本を展示している屋上の上からの写真や説明。屋上緑化の展示見本を後で見学させていただきました。
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 防災に関する資料も配布用に多種多様なものが置かれており、「生活空間チェックシート(震災対策に家庭で必要な備えについてチェックでき、十分な情報量かつ分かり易く書いてある資料)」「防災用品斡旋のパンフレット」等、参考になる資料をいただいてきました。

 アトリウムとは別に展示室(すみだリバーサイドホール・ギャラリー)も有り、そこでは防災絵画展、安田学園高校、区立墨田中学校、区立鐘淵中学校の防災に関する取組みの紹介がされていました。
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 鐘淵中学校には少年少女消火隊が有り、日頃から訓練をして災害時には地域の役に立ちたいという中学生の活動報告が。石原都知事からも直々に激励を受けているそうです。
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 墨田中学校では7,8名程度の班に分かれて、自分達の住む地域を細かく調査、地震に弱そうな所、火事に弱そうな所、犯罪が起きそうなところを見付け、地図に落として分析。正にこうした防災教育の充実を6月8日の小坂の本会議質問(こちらの6月8日の記事参照)でも強く求めており、意を強くしました。

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 墨田区のホームページで「区の防災対策」「家庭・地域の防災対策」の情報や8月21号の区報の防災ページ(高齢者や障害者宅への家具転倒防止器具の出張設置を10月から受付を開始する情報や防災フェアでの多彩な催しが掲載されてます)を見ると、様々な点で荒川区のよりかなり充実していることを強く感じました。荒川区の防災施策充実を引き続き訴えていきます。

庁舎の1階には墨田区ゆかりの葛飾北斎の展示、その奥には墨田区文化観光協会(このページ、音が出ます)の事務所があり配布用の観光資料を参考にいただいてきました。荒川区も日暮里や南千住の神社仏閣や地域の伝統を繋いでモデル散策コースをPRしていく方向です。
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 墨田区の産品も展示。
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 この後、屋上緑化の実物展示を区の担当職員の方に説明していただきながら見学しましたが、長くなるので、そのご報告は明日、掲載させていただきます。 
 
★他の自治体で見習うべきことをどんどん荒川区も取り入れていくべき、とお考えの方はこちらを押して下さい。
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posted by 小坂英二 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 他自治体に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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