その中で興味深かったのが、足立区関原一丁目の密集事業(リンク先の説明を是非お読み下さい)です。木造住宅が密集する関原1丁目において昭和62年から事業を開始し、以下の抜粋記事の通り、20数年をかけて災害に強い町にしてきたのです。
(以下、抜粋)
関原一丁目地区は、昭和61年度より住環境整備モデル事業(現密集事業)の大臣承認を得てコミュニティ住宅を建設し道路拡幅や公園整備に取り組んでいる。
事業計画としては、比較的狭い地区ながらも、道路整備12本、公園整備4,615・、老朽住宅除却208戸、賃貸コミュニティ住宅を152戸と共同作業所10室を計画して地区の住環境の改善と防災性の向上を図っている。
その成果として、事業協力者の入居施設であるコミュニティ住宅が7棟68戸と、平成6年度にオープンした地区内の事業協力事業者のための作業場である「まちづくり工房館」、そして、地区のまちづくりの拠点でありシンボルとしての「愛恵まちづくり記念館」が建設され、これらの施設を活用し狭小敷地権利者の生活再建等を図り、道路の拡幅整備や防災上の工夫などがあるプチテラスの整備が進められ、地域住民と協働で災害に強いまちづくりを推進している。
(以上、抜粋)
今日は臨時議会が開かれるのですが、是非、現場を見てみたいと思い、朝一番に関原一丁目へ向けてペダルを漕ぎました。
約10分で現地へ到着。該当地域を歩き回りました。木造住宅を立ち退き事業に協力した方(従前居住者)が住む区営の「コミュニティー住宅」。現在7棟整備が終わっています。

コミュニティー住宅には入居者(高齢者が多い)が孤立しないようにオープンスペースで交流する場を設けています。

住宅に合築する形で集会室を儲け、その横には防災機能を備えた公園を設置しています。大震災発災時には集会室と防災公園でリンクして利用できるように設計されています。

この「てのひら児童遊園」と名づけられた防災公園には100tの防火貯水槽、かまどベンチ、ソーラー照明、霧を噴射するミストポール等が設置されています。


こちらもコミュニティー住宅。

現在も事業は続いており、土地の買い上げ中。

足立区ではまちの緑化や景観を創出するための事業として、プチテラスの設置を進めています。道路やバス停、寺社などに接する遊休地を区が無償でお借りし、足立区の外郭団体の公社がプチテラスをつくり、道行く人たちにやすらぎの場を提供しています。管理は地域住民の方にお願いしています。このプチテラスも災害時に配慮した造りで・・・

上記写真の4本のポールのうち1本の拡大。ポールに引っ掛けがついており、それぞれのポールのひっかけにビニールシートを結びつけることで、臨時のシェルター(避難所)となります。ブルーシートと紐があれば簡単にシェルター、このアイデア、良いですね!

事業とは無関係ですが、昭和のにおいを感じる三輪車が荷物の置き台に。

防災の観点から公園・緑地の整備を進めており、愛恵学園の跡地を「関原の森」として整備。昭和5年建築の古い幼稚園舎を保存・活用したコミュニティー施設が。

関原の森内の防災時に使うと思われるもの。かまど?トイレ?


NPO法人「足立まちづくりコモンズ」が指定管理者となり昨年4月から管理・運営している「まちづくり工房館」

ゲートシャワーです。震災時に服などに火が付いた時など、霧状の水を噴霧して消火したり火傷を癒すもの。他に防火貯水槽60t、かまどベンチなども設置。

本木関原住区センターも敷地内に。老人館と児童館の合築施設で、館内には高齢者団体の趣味の作品が展示されてました。こうした施設を事業地区内に整備することで、高齢者が孤立せず気軽に交流できるようにしているようです。


都市計画道路の事業用地の買収も進んでいるようです。大変な努力の末と推察します・・・。


こちらもコミュニティー住宅。関原1丁目の事業地区の現状はこちらのページで課題が掲載されていますが、荒川区の参考にしたいと思います。

急いで荒川区役所に向かい、全員協議会と本会議に出席。臨時議会です。議長、副議長、各委員会の委員長や副委員長を決めるのが主な内容で、極めて形式的なのが臨時議会。荒川区議会のページに当日の録画や役職リストなどが掲載されますので、ご興味の有る方はどうぞ。
荒川区では密集事業をこちら記載の地区で行っています。さらに尾久地域も事業開始を予定しており、その際に今日の現地訪問を参考にして意見を述べたいと考えております。ここ数日、長い記事が多いですが、最後もまで読んで下さりありがとうございます。




足立区の消防署のドキュメンタリーです。
最新の防災装備など必見です。
遅まきながら御当選オメデトウ御座います!
先月東京観光に行ってまいりました。
京浜東北線から見えた荒川区は僅かでしたが、下町風情の残る良い町のようですね。
日暮里&西日暮里は荒川区ですよね。
尾久駅は北区になりますか?
鉄道マニアとしては抑えておきたい尾久駅。
今度じっくり見たいです(色んな車両を)。
私は浜松町のホテルに泊まりましたが、東京湾沿いは急激に再開発が進んでいるように思えました。
汐留のビル群、かつてここに鉄道駅他あったとは思えない変わり様にビックリしたと同時に寂しくなりました。
私の祖父がSLの機関士でよく汐留の話を聞かせてくれたからです。
開発も良いですが、昔の思い出の残る場所も残していって欲しいです。
来年から都民になります(学生専用マンションに住む予定)。
小さい時からの憧れであった東京生活、良いスタートが切れるように明日から頑張ります!
興味深い番組ですね。情報、ありがとうございます。
>>憲史朗 様
ありがとうございます!都民に来年なられるとのこと、楽しみですね。ご指摘の通り、地域の歴史や思い出を残す配慮は決してわすれてはならないと思います。
尾久駅の車両基地公開は毎年11月に有ります。今年は娘を連れて行こうと考えています。敷地は北区ですが、我が家からは自転車ですぐの距離です。